
こんにちは。Piece of Syriaスタッフの莉奈です。
「シリア」と聞くと、戦争をイメージする方もいるかもしれません。
でも、シリアにも、私たちと同じように、おいしいものを食べたり、友人と語り合ったり、日々の暮らしを楽しんだりしている人たちがいます。
では、シリアの人たちは、どんな毎日を送っているのでしょうか?
今回は、世界縁日で来場者の皆さんから寄せられた質問に、日本で暮らすシリア出身の方が答えてくれました。(世界縁日のレポートはこちら)
故郷の味から、日本での暮らし、そしてシリアへの思いまで。それでは早速、シリアの人々の日常を少しのぞいてみましょう~!

※写真はシャワルマ
もちろん、地域によって食文化はさまざまですが、朝食にはシリアのどの地域でも親しまれている料理があります。
フムス(ひよこ豆のペースト)、フール(そら豆の煮込み)、ラブネ(水切りヨーグルト)、オリーブ、ザアタル(ハーブミックス)などです。
昼食も地域によってさまざまですが、キッベ(肉とブルグルを使った料理)は、各地で親しまれている料理の一つです。
ほかにも、ヨーグルトソースで煮込んだ餃子のようなシシュバラクや、野菜に具材を詰めたマハシなどがありますが、地域によって作り方が違ったりします。
そして夕食には、シャワルマやファラフェルも人気ですよ!

※写真はマハシ
日本の食文化に触れてきた私個人の経験からすると、ファラフェル、フムス、シャワルマなどは、日本人にも親しんでもらいやすい料理だと思います。
そのほか、マクルーベ(炊き込みご飯)や、野菜に具材を詰めたマハシもおすすめですよ!

日常生活では、多くのシリア人がささやかなことを楽しんでいます。
朝の一杯のコーヒー、友人との語らい、そして人とのつながりを感じさせてくれる温かな人間関係……そんな時間が、日々の暮らしを彩っています。

現在の日本での生活は、忍耐と希望の狭間にあるように感じます。
多くの困難はあるものの、それでも人生を愛し、より良い未来を夢見ています。そして、日々の暮らしや、周囲の親切な人々に感謝しています。
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戦争によって、日常生活の細かな部分は大きく変わってしまったかもしれません。
それでも、シリア人という存在の根源や本質までは変わっていないと確信しています。
すべてのシリア人の心の中には、今もなお、人との温かいつながりや優しさが息づいていると信じているのです。
私たちには、おもてなしの心が血に刻まれています。
たとえ困難な状況にあっても、教育を大切にする心、自立しようとする姿勢、そして誰かに何かを与えたいという願いは、多くの人にとって変わらぬ指針であり続けています。
もちろん、これは私なりの答えです。
友人たちもそれぞれ、心の中に付け加えたい思いを抱いているか、あるいは、自身の美しい思い出の箱に大切にしまっておきたい何かを持っているのではないかと思います。
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今回のお話から見えてきたのは、ニュースで目にするイメージだけでは捉えきれない、シリアの人々の日常でした。
もちろん、戦争が人々の暮らしに与えた影響は小さくありません。今もさまざまな困難を抱えている人たちがいます。
だからこそ、困難だけに目を向けるのではなく、そこに暮らす人々の文化や思い、子どもたちの未来への願いにも目を向けていきたいと思います。
Piece of Syriaは、シリアの子どもたちが安心して学び、未来を描ける環境づくりを目指して活動しています。
これからも、シリアの人々の声や日々の暮らしを通して、シリアのさまざまな姿をお届けしていきます。
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