どこからも支援が届かない場所に
教育を届ける
国際機関や他の国際NGOからの支援が届かない地域に住
む、シリアの子ども達に教育を届けます。
現地パートナーと協力し、シリアの未来を担う子ども達をみ
なさんと一緒に育てていきます。
小学校の就学率は99%、大学まで授業料無料と、シリアは高い教育水準を誇る国でした。
しかし2011年に始まった戦争により、教育を受けるという「当たり前」だったことが「贅沢品」となっています。一時期、一部の地域では就学率が6%まで低下しました。今もなお子どもたちの3人に1人は学校に行くことができていません。政治的な複雑さから、国際機関や各国政府からの支援が届かない場所があります。
シリアの人たちに「最も必要な支援は何か?」と尋ねると、「教育」と答える人が少なくありません。子どもたちの教育環境がなくなるのは「私たちが飢えるよりも辛い」と無給で働く先生たちにお給料を届けることから私たちの活動は始まりました。
子ども達が基礎教育を受け、自らの力で国を復興し、平和を創る人材になるために、私たちは教育を、そして希望を届け続けます。
シリア国内の幼稚園・小学校支援
2016年、トルコ南部に本部を置くNGO「A Little Help is Enough」とパートナー契約を交わし、シリア北部アレッポ郊外の幼稚園・小学校への継続的な支援を開始。
無給で働いていた先生達への給料の支給や、氷点下にもなるシリアの冬に対応するための越冬支援などを行う。また、国内避難民が集まる地域で、子どもの増加に対応するため、教室を増設するなど、臨機応変に活動を続けている。
トルコに住むシリア難民向けの補習校支援
2011年に始まった戦争により、360万人のシリア人が隣国トルコでの生活を強いられてる。シリア国境近くのトルコ南部で活動する現地NGO「Education Without Border」は、トルコの自治体と協力し、シリア難民向けの補習校を開設。母国語のアラビア語と異なる、トルコ語による学校の授業についていけない子どもたちを支援している。
今までは机や椅子を送るなど部分的な支援を行っていたが、2020年度より継続的な運営に必要な、家賃・先生の給与・筆記用具の支援を実施している。
戦争の前と後を伝え、
平和のための人材を育成する
戦前のシリアは、日本より豊かな平和な国でした。
ニュースでは届かないシリアの昔と今を伝えることで、
平和について考える機会を届けます。
講演活動
学校や企業、国際交流のイベントなどでシリアの歴史と現状や、シリアの人々から学んだことなどを伝えています。戦争の矛盾や平和の大切さに気付いていただく機会になればと考えています。
1時間3万円、2時間5万円(交通費・宿泊費などの経費は別)
いただいた講演費用は、シリアで教育支援を行うPiece of Syriaの活動に大切に使わせていただきます。
※学校、学生団体やNGOの方は別料金となります。問い合わせの際にその旨をお伝えください。
まさしく「等身大」の目線での中野さんのお話は、温かみにあふれ、シリアの状況をニュースではない、身近な友人の話として想像することができました
シリアは本当にあたたかい人々の国でした。
そんな人々が死と隣り合わせの生活を強いられ、家族とごはんを食べると言う当たり前に思えることが叶わない。本当にやるせない気持ちになりました。こんなに素敵な国でも戦争になりえたこと、戦争が身近な物に感じた瞬間でした。
上記のような講演を、オンラインを含め、全国各地で行っております。
詳しくは以下のお問い合わせからご連絡ください。
イベント
「課題ではなく、魅力を伝える」をテーマに、メディアでは伝えられることが少ない、シリアのリアルをお届けします。「かわいそうだからではなく、大好きだから応援したい」と思っていただけるよう、シリアの文化や生活、人についても発信しています。不定期で写真展も開催しています。
毎週木曜日には、シリアや中東の文化、旅、生活について週替わりのゲストを交えてトーク&交流会を行う「木曜サマル」を開催中!
詳しくは、以下のイベント情報一覧をご覧ください。