■Piece of Syriaニュースレターにぜひご登録を!
Piece of Syriaでは、活動報告や、教育に関するコラム、イベント情報などを月2回メールでお届けするニュースレターを配信しています!
「国際協力について知りたい」「シリアのことを勉強したい」「支援する前に団体のこと教えてほしい」など、こんな想いを持たれている方はぜひこのニュースレターをお受け取りください!
NPO法人Piece of Syriaは、「シリアをまた行きたい国にする」というビジョンを掲げる国際協力団体です。
このビジョン達成のため、これから様々な挑戦をしていく予定です。この時代、「平和」というのが、遠く感じられます。そんな時代だからこそ、あきらめず、希望をつかむ活動を続けてまいります。
ぜひ多くの方にこの挑戦を知っていただきたいです!この機会に、まずはニュースレターから活動を知ることをスタートしてください!
■ニュースレターの一部をご紹介!
ニュースレターでは、現役小学校教員による教育に関するコラムを掲載しています!ここでは、その一部を紹介します!
いきなりですが、みなさんはイス取りゲームでどんな子どもが育つと思いますか?小さい頃に、一度は誰もがやったことのあるゲームではないでしょうか。
みんなで椅子を囲んで、音楽が止まったら相手に取られないように椅子に座る。最後まで椅子に座れた人は勝ち!そんなスリル満点で楽しいゲームですよね。
僕も子どもの頃にレク大会でよくはしゃいで楽しんでいた、大好きなゲームです。ただ、イス取りゲームにはあるシステムが隠されています。
それは、「数少ない富を勝ち取るために、相手を排除する」という構造です。人と人が関わる集団遊びには、共有された文化的な価値観が色濃く反映されます。
そして、特に幼い子ども達は「遊び」から多くのことを感じ取り、学びます。
今日お話しするのは「イス取りゲーム反対!」ではありません。集団遊びは「どのように他者と関わっていくのか」を学ぶ大切な機会だ、ということです。
SAKURA幼稚園の心理社会的ケア(PSS)では、よく「遊び」を通して友達とコミュニケーションする機会があります。
この写真をご覧ください。先日SAKURA幼稚園で行われたPSSの1つです。 自分のカゴのボールをバスケットで相手に届け、何秒で全てのボールを渡しきれるか、というゲームです。
お互いにボールを早く移動させなくてはいけませんが、スムーズにやるには相手がとりやすいようなパスをしなくてはいけません。 このゲームに隠された裏のメッセージは「友達との協力」です。
戦争の状況下で一度塞ぎ込んでしまった子も、友達と関わることで次第に自分を表現できるようになります。ただし重要なのは、「どのように友達と関わるのか」ということです。
こんなふうに「なんかみんなで協力して遊べたなぁ」という思い出は、大人になった時にその時の記憶は忘れてしまっても、大切にする価値観としてしっかりと残るでしょう。
今日はそんな、小さくても大きな「遊び」の力をお伝えしました。SAKURA幼稚園では、他にもいろんなアイデアの詰まった遊びが作られています。
先生達は、アイデア名人ですね! |
こんなコラムも、ニュースレターをご登録いただければ、ご覧いただけます!ぜひこの機会に、Piece of Syriaの活動に触れてください!