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Piece of Syria(ピースオブシリア) | 教育
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教育 Tag

【シリアの幼稚園・小学校に通う400人に教育を届けます!】 アッサラームアライクム!Piece of Syriaの中野貴行です。 いつも皆さんのご支援の感謝しております! 皆様のおかげで、シリアの子ども達が引き続き勉強を継続することができ、 現地から卒園式の写真が送られてきたり、 先生からは「状況はとても厳しいですが、子ども達は描いた夢に向けてまっすぐに頑張ることができています」 子どもからは「学校に行くことができて毎日が幸せです」と、 感謝の声が届いています! https://youtu.be/laf-EXDjiO0 一方で、2020年の春、幼稚園の近くの小学校が空爆を受け、小学校が閉鎖されてしまいました。 今までの幼稚園に加えて、学び舎を失った小学校の生徒も受け入れ、今までの幼稚園と合わせて400人の子ども達を支えるべく、クラウドファンディングを実施することを決めました。 世界を巻き込む新型コロナ感染拡大の中で、日本に住む私たちにとっても、大変な状況の中ではございますが、是非、お力添えをいただければ幸いです。 #ピースオブシリア #教育は希望 [instagram-feed] ...

アッサラームアライクム!Piece of Syriaの中野貴行です。 Twitterでこのような投稿を見ました。 【感染拡大受け、都立学校、GW明けまで休校延長へ】という投稿に、「日本の休校って休んでるだけ?」とNYの方が疑問を呈します。 https://twitter.com/inspiring_dots/status/1245184223318867972   シリア人が多く住むトルコではどうなってるのか気になったので、トルコに住むシリア人の友人に尋ねました。すると、     その点は心配いらないよ。 トルコ政府が、新しいTVチャンネルを作って、公式のカリキュラムを提供してる。小・中学生にはテレビで、高校と大学はオンラインで講義が受けられるんだ。担任の先生達が、生徒達とSNSグループを作って、リモートでの特別授業もあるよ。 教育プログラムを利用する、トルコ人やシリア人の生徒・先生達が使える無料のインターネットパッケージを、トルコ政府が配布してる。   とのことでした。       トルコで行われている予備校の授業。オンラインでシリア国内とも結べないか?と模索するシリア人の友人も       トルコでも、一万人を超える新型コロナの感染者が出ています。 もちろん、トルコの人たちのとっても経済的な影響は大きいですが、シリアの人たちにとっては、レストランや建築現場の日雇いで働いていることが多く家賃や光熱費さえ払えなくなるかもしれないような、危機的な状況だそうです。         【新型コロナ】トルコのシリアの人たちの声   僕たちが教育を届ける理由                   [instagram-feed]       ...

アッサラームアライクム。Piece of Syriaの中野貴行です。トルコに住むシリアの人たちは約360万人ほどいます。(UNHCR:https://data2.unhcr.org/en/situations/syria/location/113)今の新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、どのような状況なのか、シリア人の友人に聞いてみました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ トルコに住む、シリアの人たちとコロナウイルス ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ トルコでは県を越えた移動やレストランでの外食などが制限されている、とのことです。学校も休校中です。 トルコ、65歳以上の外出禁止=新型コロナへの対応強化 【イスタンブール時事】トルコ政府は21日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、重症化のリスクが高い65歳以上や持病のある人の外出を禁止すると発表した。既に学校を閉鎖し、国民に対して外出自粛を呼び掛けていたが、対応を強化。レストランも店内での飲食は禁止される。 ...

    アッサラームアライクム!Piece of Syriaの中野貴行です。   今日は2009年3月に、僕が書いた文章をお届けします。 戦争前のシリアの教育事情や先生達の心情を知っていただけるかと思います。     ━━━━━━━━━━━━━━ 村の学校のシステム ━━━━━━━━━━━━━━   思い出話、というのは美化されるものなのかもしれない。 「あの頃はよかった」「俺の若い頃は」と。 しかし、男は巻きタバコの煙を燻らせながら、目じりに皺を寄せて言う。   「昔は子どもがたくさん死んでいた。学校に行けなかった。 だが、 今は違う。子どもは滅多に死ななくなったし、 ほとんどの子どもが読み書きを出来るんだ」   彼の名前はハルフ。A村の学校で教鞭をとる50歳だ。         A村は人口3千人程度の小さな村だが、周辺の村々から子ども達が集まる場所でもある。 それは、予防接種を受けるための保健センターがあることに加え、中学・高校があるからだ。   小さな村でも小学校があるのが今のシリアでよく見られることだが、中学・高校はやや大きな村に限られる。 そのため、A村には周辺の村々から子ども達が集まる。       とはいっても、小中高の学校の建物が分かれているわけではなく、 午前中に小学校の授業、午後に中高の授業がある、といった二部制である (ただし、週交代で午前と午後は入れ替わる。つまり、午前に授業があった翌週は午後に授業があるのだ)。   朝は 7時半から始まり、午前の部も午後の部も 6 コマだ。 夏の間は 45 分授業で、 冬は 40 分授業に短縮される。   お昼ご飯に給食が出ることはなく、それぞれ家に帰るのだが、 学校の近くに雑貨屋さんがあり、そこでチップスやビスケット、ビズル(ヒマワリやかぼちゃの種)などの お菓子を買って小腹を満たす子ども達も多い。   15 分の休憩時間になると、親から貰った 5SP(約 10 円)を持って雑貨屋になだれ込む。   学校の正面にある文房具屋さん。スナック菓子をフェンス越しに売るときも。       ━━━━━━━━━━━━━━ 兵士から先生へ ━━━━━━━━━━━━━━   ハルフ先生は、小学校で教えている。 しかし、15 歳の時の彼は高校に進まなかった。 貧しさのあまり働くしかなかったからだ。   隣国レバノンの首都ベイルートに行き、肉体労働をした。 その頃に結婚。そして 1971 年、最初の兵役へ(シリアでは徴兵制があり、2009年当時は1年9ヶ月間だった)。   彼は今まで4回の兵役、計5年間を兵士として過ごしており、 その間にイスラエルの飛行機を大砲で撃ち落としたこともある、と誇らしげに語る。     兵士時代の写真を見せてもらった     教師の資格を取ったのは25歳だった。   どこかの学校に通うことなく、仕事のすき間時間を使って、3年間かけて高卒の資格を得た。   「村で初めての高卒資格だったんだぞ」と黒く焼けた男は微笑む。   シリアでは高卒資格があれば小学校で教壇に立つことができるようで、 彼も先生として、村の学校で働くようになった。     また、彼は女性の識字教室の講師として働いていたこともある。 女性に読み書きを教える夜間学校で、2年間通えば、小学校卒業の資格も得られる。   村人から選ばれる講師にはシリア政府から月1000SPの給料が渡される仕組みだ。   識字教室を開く条件は15人の女性の応募者が集まること。建物は村の学校の教室を使う。   シリアは1970年の独立以降、学校・道・電気・文化センターなど生活インフラを整えて生活を改善させてきたが、 そうした姿勢はこのようなシステムにも見られる。   識字教室の様子。積極的に学ぶ村の女性達     どうして先生になろうと思ったのか。   尋ねると、子どものころからの夢だったんだ、という答えが返ってきた。   「それに年下の従兄弟のアフマドが先生だしね。悔しいじゃないか」と。   薄い紙に煙草の葉を包み、丸めた紙を唾で湿らせて、巻きタバコを作る。 火をつけ、煙を吸い込む。少し、咳き込む。 僕を見て、つぶやく。   「先生になって良かったって思うのは、 子どもが読み書きできるようになっていく、 その成長を見るのが幸せだからだよ」   授業の無い日は、野菜を育て、ウサギや鳥を狩り、湖に行って魚を獲る。 趣味と実益を兼ねた充実の毎日。   そして、今日も、未来を創る子ども達を前に、学ぶ喜びを伝えるため、彼は教壇に立つ。     (2009年3月)     今も、彼のような熱意を持った先生達が、「子ども達が未来だから」と、 高騰する物価の中で、給料がないままに働いている地域があります。   子ども一人の教育支援が、一ヶ月1000円で可能です。 是非、ご検討いただければ幸いです。               [instagram-feed]    ...

  アッサラームアライクム!Piece of Syriaの中野 貴行です。 Piece of Syriaには、きっかけになったシリアの女の子がいます。     ━━━━━━━━━━━━━━ あなたが居たから夢が持てた ━━━━━━━━━━━━━━   青年海外協力隊として活動していたシリア北部。 活動先の、ある村に住んでいた当時12歳の少女は、いつも僕の活動を手伝ってくれていました。   彼女は僕に「子ども達の夢を叶える学校を作るのが私の夢なの。 だから、今、一生懸命勉強をして、お医者さんを目指しているの」と語ってくれました。     飛び級するほどに勉強をしていた彼女が語る夢に、素直に感動して、 「すごい!いい夢やね!キミならできるよ!」って伝えました。   ですが、その僕に「あなたがいたからよ」と彼女は言うのです。   「大人達は、そんなことできっこないって言う。夢なんて叶わない、って。 でも、あなたは、私ならできるよって言ってくれるでしょ? だから私は夢を持つことができたの」と言ってくれました。     僕は「夢を叶える大人でありたい。 夢を追いかけていいって、子ども達に伝える大人でありたい」と思いました。     一緒に健康に関するポスターを作りました       Piece of Syriaの活動は、子ども達の夢を叶える学校を作り、夢を応援することです。   その原点にあるのは、いつか大きくなった村の少女に再会し 「今、子ども達の夢を叶える学校を作ってるよ。あなたのおかげで、僕は夢が持てたんだ」と感謝を伝えたい!という想いです。   そして、ご寄付やボランティアで協力してくださっている皆さんと、 「あなたのおかげで夢が持てた」という「あなた」となる経験を共有したいと願い、活動しています。           ━━━━━━━━━━━ 言ってはいけない言葉 ━━━━━━━━━━━   その少女に、ある日、僕は怒られたことがあります。 「そんなこと、言っちゃダメ」と。   慣れないアラビア語の生活は大変で、 毎日のように、会話の中で新しい単語と出会います。 覚えた!と思っても、次の日には忘れたりします。   村に行くたびに、その子は僕に合わせたアラビア語の語彙を使ってくれて、 難しい単語を教えてくれたりしました。   日本語も積極的に覚えようとしてくれて、理由を尋ねると 「あなたがこの村に来た時に、リラックスできるようによ!」と めちゃくちゃ嬉しいことを言ってくれます。         その日々の中、自分の記憶力に嫌気がさして、 「頭が悪いからなぁ。僕は全然ダメだ」って呟いたんです。   するとその子はたしなめるように、僕にこう言いました。   「ダメだよ。そんなことを言っちゃ! 言葉には力があるの。あなたはとてもスゴイ人よ。 でも『ダメな人』なんて言ってたら、本当にダメな人になっちゃうわ。 自分を信じてあげて。そして、私はあなたがすごいって知ってるよ」     かわいそうだから、じゃなく シリアの人たちが素敵だから。     そんな想いを活動の軸にしているのは、 僕が出逢った、そうしたシリアの人たちがいるからです。     私たちについて 詳しくは投稿をご覧ください。             [instagram-feed]      ...

(今回の記事はクラウドファンディングのページから抜粋しました) 一般的なシリア国内の教育の状況について、 トルコからシリア国内向けに支援活動をしている、 シリア人の友人から教えてもらったことをお伝えします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「現在、700万人以上のシリアの子どもたちが戦争の影響を受けています(UNICEF報告書)。 そのうち260万人は、家に閉じこもっているか、海外で難民となっています(Save the Chilrdren報告書「The Cost of War」)。 もともと、シリアの就学率は、15-24歳の年齢で97%でした。 今日、8年間の戦争の結果、シリアは世界で最も低い就学率になった、と言われています。 [caption id="attachment_18082" align="alignnone" width="524"] 2010年、シリアにて。小さな村にも学校はあった[/caption] かつてのシリアでは「当たり前」だった教育。 しかし、紛争地に暮らす子ども達や難民となった子ども達にとっては「贅沢品」です。 子ども達が家族の生活のために、働くことを余儀なくされているからです。 教育への投資は、将来の投資です。 しかし、子ども達の教育の機会を失ったことによって、将来的にGDPの5.4%の損失が推定されています。 教育が大事なのは、子ども達だけでなく、シリアとその周辺の経済成長と安定性を変えることができるからです。 [caption id="attachment_18083" align="alignnone" width="524"] 皆さんと共にサポートしているシリアの幼稚園から最近送られてきた写真[/caption] 教育の重要性は、将来だけでなく、現時点でも同様です。 学校は、武装集団、早期結婚、児童労働に採用されるリスクを下げ、 子ども達にライフスキルと保護を提供するからです。 (ライフスキル=日常生活に生じるさまざまな問題や要求に対して、 より建設的かつ効果的に対処するために必要な能力(WHO)) すべての子どもは、あらゆる状況下で教育を受ける権利があります。 それは戦争下であっても優先事項です。 シリアの子ども達への支援と投資がなければ、豊かで平和な未来が失われてしまいます。 貧困状態から抜け出し、生活状況を改善し、社会を回復させるには、教育を受けた子ども達の成長が不可欠です。 厳しいシリアの現状の中であっても、やはり教育が最優先すべきことなのです」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [caption id="attachment_18084" align="alignnone" width="524"] レバノンの幼稚園。シリア人が多数を占めていた(2017年)[/caption] この友人とは、トルコで難民支援を行なう団体を通じて4年前から知り合いました。 人道支援のNGOのスタッフで、トルコの難民やシリア国内向けの支援も実施してます。 私がトルコ南部に訪れた際は、頻繁に会って、色々な意見を教えてもらい、 2019年からは共に活動をしています。その理由に、彼はこう言ってくれました。 「シリアの子ども達のためにあなたがやっていることは、 俺にとっても嬉しいことだし、手伝えることがあれば、なんでもするよ。 僕は準備ができている」 戦争というのは、僕1人では、微動だにしない「世界の問題」かもしれません。 ですが、力を合わせていくことで、世界は変えることができます。希望を創り出すことができます。 シェアしていただくこと、ご友人に、家族にプロジェクトについてお話しいただくこと、 そうした「ちょっとした何か」が、世界を変える大きな力につながっていきます! どうぞ宜しくお願い致します! <各地でイベントも実施します!> [caption id="attachment_18061" align="aligncenter" width="500"] 画像をクリックすれば、詳細ページへ[/caption] この投稿をInstagramで見る 【毎日シリア】世界遺産①アレッポ . 紀元前19世紀には都として栄えており、「人が住んでいる歴史的に最も古い都市」と言われています。 「アレッポ石鹸」が日本でも有名なので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。 . . 僕が住んでいたマンベジ市からセルビス(ワゴン車のバス)で1時間。 . ちょっとした都会の生活を味わいたい時に、カフェをしに行ったり、 豚肉が恋しくなってベーコンを買いに行ったりしていました。 . キリスト教徒のアルメニア人地区があり、そこでは豚肉やお酒が売っていたのです。 (酒屋は、イスラム教としか住んでいないマンベジにも2軒ありました) . . 首都ダマスカスに次ぐ大都会ですが、シリアの人の優しさは変わりません。 . 通りすがりに、文房具屋さんに声をかけられて、「お茶を飲んで行きなさい」と誘われたり、 道を聞いた人に、マスバハ(イスラム教徒が持っている数珠状の祈りの用具)をプレゼントされたり、 手を引っ張って、遠回りまでしてバス停まで案内してくれることもありました。 . 戦争で激戦区となりましたが、今は少しずつ復興の兆しがある、との話を聞いています。 . ....

  今回スタッフとして参加したSです。   Piece of Syria との出会いは、前回のへむりさん活動報告会です。 たまたまFacebookでイベントを知り、興味を持ったことが参加のきっかけでした。   前回の報告会では、へむりさんが実際に見た内戦前のシリアの様子を語ってくださり、 シリアに対するイメージが随分変わりました。   実は私はシリアの隣国トルコが好きで何度か訪れたこともあり、 自分は中東あるいはイスラム諸国に対するイメージを割と正しく持っているつもりでいたのですが、 その認識は間違っていたことに気づかされました。   <シリアの隣国トルコ(google map)>   具体的には、シリアにはキリスト教の教会やユダヤ教の寺院が当たり前のようにあること、 町のWi-Fi整備率は日本より遥かに高かったこと、非常に教育熱心な国であること、 犯罪遭遇率は日本よりかなり低かったこと、そして砂漠だけの国ではなく四季もあること、などなど。 今まで想像もしなかった事実に大変驚き、自分の無知と無関心を恥ずかしく思いました。     [caption id="attachment_17678" align="alignnone" width="524"] <シリアにある教会>[/caption]     その感想をアンケートに書き、またへむりさんにもお伝えしたところ、 今回のイベントにスタッフとして参加しないかとお声がけいただきました。   今回のイベントは、へむりさんの活動報告に加えて シリア人のハルドゥーンさんの講演会もあり、多くの方が聴きに来てくださいました。         ハルドゥーンさんの講演は、シリア内戦の背景についてでした。 何故内戦に至ってしまったのか、考えられる要因をいくつか挙げてくださいました。   石油のパイプラインを巡る各国の利害、イスラム至上主義の台頭、人口の急増、など。 ハルドゥーンさんは、内戦の直接原因には言及されませんでしたが、 内戦を克服し、平和なシリアにしていくためには教育が大切であると言われました。   つまり、子供に過激なイスラム思想を植えつけないこと、そしてシリア人の国民意識を育むこと。   内戦で疲弊しており、また多くの国民が難民として国外に出ている状況で、 どのように教育を充実させるのか、 難しい課題だと思いますが、少しずつでも良い方向に進んでいってほしいと願います。       [caption id="attachment_17677" align="alignnone" width="524"] <かつてシリアでは教育は無料、他国に留学したシリア人は優秀な成績を収めることで有名だった>[/caption]   今回はスタッフ参加だったので、話に100パーセント耳を傾けられませんでしたが、 へむりさんや他のスタッフの方とも密に交流でき、 前回以上に有意義な時間を持つことができました。 へむりさん、お声がけいただきありがとうございました!   最後に、このイベントの素晴らしいところは、 へむりさんの話が事実の報告に徹しているところです。   どこの国が悪いとか、誰に原因があるとか、そういった批判はありません。 事実を伝えて、その判断は聴き手に委ねる。 他人の批判ではなく、課題に対して自分達は何ができるのかを考える。   この姿勢が素晴らしいと思います。 このイベントが今後も継続して開催され、 1人でも多くの人がシリアについて知る機会となることを期待しています。   —————————————————————————   前回のイベント「戦争が起こる少し前」を手伝ってくださったSさんに感想を送って頂きました。 是非、前回のイベントレポートと合わせて読んで頂ければ幸いです。     http://piece-of-syria.org/2019/02/19/event-report-osaka/       【寄付先】 ・ネットでのご寄付   ・銀行口座でのお振込 ゆうちょ口座 ピースオブシリア        店名 408(ヨンゼロハチ)        普通 4328753   ※お手数ではございますが、報告書や報告会のご案内を送らせて頂きますので、 お振込みの場合は  ・メッセージ、DM  ・メール(piece.of.syria@gmail.com)  ・問い合わせ(http://piece-of-syria.org/contact/) まで、ご一報くださいませ。          ...

こんにちは!Piece of Syriaのへむりです。 あなたの90秒、子ども達の想いに触れていただけませんか?     【90秒で伝わる、私たちが支える未来】   アブドゥルジャバル・ハシームくん   Q. あなたの夢はなんですか? A. エンジニアです。壊れた家や国を立て直したいです。   Q. どうして勉強したいですか? A. 大きくなった時、自分の国を守るためです。   Q. 戦争が終わったら、何がしたいですか? A. すべての人々のためになることをしたいです。 シリアの子ども達を助け、学校を作ります。     ​ ハラ・ナイームちゃん   Q. あなたの夢はなんですか? A.校長先生です   Q. どうして勉強したいですか? A. 生徒を教え、面倒を見るためです。 私は英語と日本語を勉強するのが好きです。 大きくなったら、戦争ではなく、教育で世界と戦います。   Q. 戦争が終わったら、何がしたいですか? A. 家を失った人たち一人ひとりに家を作ってあげたいです。     ​ ムハンマド・ハシュームくん   Q. あなたの夢はなんですか? A.警察官です   Q. どうして勉強したいですか? A.大きくなった時に、強い人間になりたいからです。 警察官になって、悪い人たちを捕まえて、安全な社会を作ります。   Q. 戦争が終わったら、何がしたいですか? A. 家や学校、幼稚園を立て直して、家に帰って、パーティーをしたいです。   ​私たちが支援する幼稚園の子ども達     シリアは元々、教育レベルが高く、 ほぼ全ての子ども達が学校に行くことができました。   しかし、戦争によって、その状況は変わってしまいました。 私たちがサポートしているのは、大きな団体や組織からの支援がなく、 先生達が無償で子ども達を教えている幼稚園・学校です。     今回のクラウドファンディングによって、 100人の子ども達が1年間、学校に通えるようになります。   是非、その一人ひとりの子ども達の未来を、 一緒に支える仲間になってください!     世界は、未来は私たちが変えられる。1日14円で。 https://readyfor.jp/projects/piece-of-syria #ピースオブシリア #世界は変えられる #シリア  ...

      アッサラームアライクム! Piece of Syriaのへむりです。     今日は地元の中学校の登校日に行われた「平和学習」で、講師をさせて頂きました。 元エジプト協力隊の友人が、その学校で先生をしていたのがご縁。     「平和もそうだけど、それより生き方について、ガツンと伝えてほしい!」 という要望をいただき、       自分に自信が持てなくて悩んでいた過去の話から、           小学校の卒業文集に書いた「戦争のお金を平和のために使いたい」という夢、               サプライズで100人を集めた彼女の誕生日会(その後、結婚しました)まで、赤裸々にしっかりとお伝えして来ました。                         そして、昔のシリアがいかに美しかったのか、 いかに素敵な人たちにあふれていたのかというエピソードから、                         そんなシリアが今、巻き込まれてしまった戦争の背景や、 歴史的に戦争が起こって来た背景についても、触れさせていただきました。                       僕の話す前に、修学旅行で長崎に行った生徒さんたちの報告もあったのですが、 すごくしっかりとお話をされてて、驚きました。   語り部さんから話を聞き、原爆の後に残った溶けた瓶を目にし、 「肌で感じること」の大切さを実感しました、と1、2年生に伝えていました。       冷房は効いていましたが、1時間座りっぱなしで、しんどい中、 笑いながら、うなづきながら、いい顔で話を聞いてくれた 生徒の皆さん一人ひとりの未来に、何か良い形で残せてたら嬉しいなぁって思います。         また、地域や学校での講演依頼がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さいませ。 全国どこでも駆けつけさせていただきますので!                                       http://piece-of-syria.org/2018/08/06/lecture/   ...

    「僕には目標がある。聞いてくれるかい?」 シリアのマンベジの村に住む友人から、メッセージが届きました。     ● 僕が住んだ村 シリア北部、ニュースで時々名前が出てくる「منبج(マンベジ/マンビジ)」という町に、 僕は2008-10年に、青年海外協力隊として生活していました。   30万人ほどの大きさのその町は、シリア第二の街アレッポから1時間程度の距離。 様々な商店が立ち並ぶアーケードのついたスーク(商店街)に行くと、 近隣の村からの買い物客もたくさんいて、 そのすぐ近くの大きな広場には、 セルビスと呼ばれるワゴン車の路線バスが100台近く、満員になるまで客待ちをしていました。       そんなセルビスの一つに乗り込んで30分。 僕が通っていた、小さな村があります。人口わずか3000人。 医師・看護師が隔日でやってくる保健センター、 さらに小さな村からも生徒があつまる学校(小中高)、 日用品だけでなく野菜も売っている雑貨屋に、薬局、 生活する上では不便を感じない程度に、全てがある村でした。   アラビア語を話す外国人である僕は、ゲストをもてなすのが趣味のようなシリア人にとって、 「招きたくて仕方ない客人」でした。 村を歩いていると、声をかけられ、お茶をご馳走になり、ご飯をご馳走になり、 家に泊めようとしてくれ、結婚式に招待され・・・というシリアの文化の中で、 いつしか村人全員が、僕の名前を知っていました。 その村の少女が語ってくれた夢は、今、僕の夢に   ● 僕の住んだ町に、血が流れた 2011年に始まったシリア危機の混乱の中で、IS(ダーイッシュ)という組織が生まれ、 シリアの都市ラッカを「首都」と宣言しました。 マンベジは、ラッカとアレッポの中間地点にある町です。 電話で連絡することなく、村に訪れ、泊まっていくような生活を送っていた僕は、 日本以上に平和なシリアが、こんなことになることなんて予想できず、 彼らの電話番号をメモをしていませんでした。 また、当時は今のようなSNSは主流ではありません。 村の友人たちとの連絡手段がないまま、ニュースはシリアの悲劇を伝えます。 ある日、マンベジを検索してみると、血まみれの処刑場が・・・。 ISがマンベジを占拠しているのです。     無事でいてくれているのだろうか。 それを知る術がない中、何かのヒントを得られないかと、シリアの隣国トルコに向かいました。 マンベジはトルコ国境まで20kmほどです。 「ひょっとしたら、誰かに会えるかもしれない」 低い可能性ではありましたが、様々なNGOの方を通して、 シリア国境の近くのトルコの町で、マンベジ出身の人と会うことができました。 [caption id="attachment_16878" align="alignnone" width="400"] シリア国境の近くのトルコの町に「シリア人マーケット」ができていた[/caption]   ● 囚われた僕の住んだ町 「妻がまだ、マンベジにいるんだ。 ダーイッシュ(IS)は、人間の盾として彼らは民間人を外に出そうとしない。 身代金を求められて、数十万円を支払ったが、解放されていない」 マンベジ出身だという彼は、そんな状況について、僕に教えてくれました。 僕はかける言葉が一つも思いつきませんでした。 「きっと大丈夫。ハンムドリッラー」 言葉を失った僕を励ますように彼はそう言いながら、悲しみを心に残した笑顔を向けてくれました。 自分自身に言い聞かせていたのかもしれません。 そんな状況の中で、僕の友人たちは、どうなったのだろうか。 知る術を持たず、僕はただ、不安を募らせていました。     [caption id="attachment_16870" align="alignnone" width="400"] 村のある家にて。シリアの子ども達は勉強熱心。[/caption]   ● 未来を守るために僕たちができることを   「教育は、未来だ。子ども達は未来だ。 シリアの未来を閉ざすわけにはいかない」 そんな思いを持ったトルコで出逢ったあるシリア人の青年は、 他から支援が届かないシリア国内の学校を支援していました。 自身が「難民」で、生活することさえ大変な中で、 彼はシリア国内に残っている子ども達、数百人が学ぶ場を守っていました。 彼の活動をサポートするため、日本に帰国後、クラウドファンディングを行ない、 180人を超える人たちにサポートをしてもらい、目標額を達成し、現地に届けました。       ● 村からの便り そのクラウドファンディングの最中、Facebookを通じて、 僕に一通のメッセージが届きました。 「覚えているかい?マンベジの村で先生をやっていたアフマドだよ」 あの小さな村で、活動以外のプライベートでも仲良くしていた友人でした。 ”無事だったんだ” こみ上げる涙を抑えて、 「もちろん覚えているよ!どこにいるの?家族は?村のみんなは元気?」 と返しました。 「今、シリアでは仕事がないから、僕は先生をしていないんだ。 レバノンで建築の肉体労働をしているよ。 家族は村にいるけど、皆、元気にしているよ。 君が仲良くしていた、あの家族も皆、元気だ」 「そうなんだ!レバノンなら行けるから会いに行くよ!」   [caption id="attachment_16872" align="alignnone" width="400"] アフマド先生が村で開いていた個人塾。[/caption]       ● 心を込めた行動の先に、奇跡がやってくる 僕がクラウドファンディングをしていたから、 彼と繋がることができたんじゃないか。 シリアの人たちを訪ねて、トルコをはじめヨルダン、イラク、ギリシャなどを訪ねたから、彼が僕の連絡先を探せたんじゃないか。 僕の心が「やるべきだ」と思ったことに従った結果に、 この奇跡は起こったんじゃないかな、と僕は考えています。   しばらくして、マンベジを占拠していたISは、クルド人部隊によって撤退し、 マンベジに平和な日常が訪れました。 アフマド先生はシリアの村に戻り、先生の仕事に復帰しました。 レバノンには、彼の弟がいるとのことだったので、 (弟とも面識があったので)彼を訪れました。 村の人たち数人も、レバノンに「出稼ぎ」という形で在住しており、 僕がよく知っている家族とも再会できました。 そして、村に残る家族の結婚式の写真を見せてくれました。 僕が村で一番仲良くしていた女の子の美しい花嫁姿です。 この奇跡をもたらしてくれたのはきっと、 待っていたからではなく、行動していたからだって、そう信じています。   [caption id="attachment_16884" align="alignnone" width="400"] 村の少女の花嫁姿。結婚式を挙げられるほどに状況がよくなった[/caption]       ● 空爆の後に 2018年4月、シリアへの空爆が行なわれました。 シリアの人たちは大丈夫なのか、様々なシリアの人たちに安否を確認しました。 「僕も僕の家族も大丈夫だよ。 心配をしてくれてありがとう」 そんな返事が届く中、アフマド先生から、こんな返事が届きました。 「ありがとう。 僕たちも、家族も皆、元気だよ。 今、子ども達の教育のために動いているんだ。 僕には将来の目標があってね。 アラビア語、数学、外国語、理科といった教科を学べる施設を作りたいんだ」 マンベジは空爆のターゲットとなる場所からは遠く離れています。 とはいえ、シリアにはまだ、IS以外にも活動している武装組織やトルコ軍との紛争など、 様々な不安要素があり、予断はできません。 しかし、こうして、未来を描ける安定と余裕が生まれていることは、 一つの希望のように思います。 同時に、「そんな希望を無慈悲に踏みにじるような暴力があってはいけない」という思いを新たにしました。   [caption id="attachment_16881" align="alignnone" width="400"] レバノンにてシリアの家族達に再会。僕の撮った懐かしい写真を眺める[/caption]     ● 僕たちができることはなんだろう 日本以上に平和で豊かだったシリアでさえ、 「未曾有の人道危機」の渦中にあります。 文字通り、「何が起こるかわからない時代」です。 その中で僕たちができることはなんでしょうか。 思考停止にならないこと。 今を大事に生きること。 そして、大切な人を大切にすること。   もし、その中で僕たちの活動も一緒にしたい!と思ってくださったら、ご一報くださいませ。   ・シリアを伝える、学ぶ(講演・写真展・勉強会など) ・支援が届かない地域への教育支援(広報・ファンディング)   その中で、皆さん一人ひとりの個性や想いが発揮できることで、 一緒に力を合わせられたら、幸いです。     http://piece-of-syria.org/contact/     5月26(土)27日(日) 福岡にて報告会イベント予定 詳細は近日中にお伝え致します。         ...