こんにちは!Piece of Syriaインターンのこころです。
今日は、5月24日に実施した、代表中野のシリア活動報告会についてお伝えします。
実際に現地で体験したことや目にした風景、感じたことを通して、"今"のシリアの様子を参加者の皆さまにお伝えすることができました。
Piece of Syriaが支援しているSAKURA幼稚園の子どもたちの様子や学校の雰囲気についても、説明に加えて動画や写真を交えて紹介し、より深く知っていただけたのではないかと思います。
ブレイクアウトルームを用いた対話の時間も作りました。参加者の皆さん同士で、意見交換や感想を共有することで、自身の思いを言葉にしたり、他の人の視点から活動を見直すきっかけを作ることができました!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
次回は 7月24日(木)20:00-21:30 に開催!
是非ぜひ、皆さんのご参加をお待ちしています。
【申込】https://syria202507.peatix.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
13年もの戦争によって、シリアは多くの破壊がありました。
アレッポやダマスカス近郊では、家の40%以上が破損または全壊している、と言われています(NRC、2025年5月15日)。
崩れた建物と、戦前のシリアを思い起こさせる風景のある悲しさや悔しさだけでなく、復興や日常を送るシリアの状況も伝えられました。
特に印象的だったのは、人々で賑わうスーク(市場)の様子です。
多くの人々が買い物や食事を楽しみ、明るい笑顔があふれる風景に、シリアの温かさと力強さを感じました。戦前に比べて人通りはまだ少ないかもしれませんが、家族や友人と笑いながら歩く姿には、変わらぬシリアの暮らしの魅力が表れているようでした。
(写真:スークの様子)
スクールバスで登園する子どもたちは、笑顔いっぱいで、幼稚園に行くことを楽しみにしている様子でした。
(写真:SAKURA幼稚園に通う生徒たちとバスに)
中野が学校に入ると、子どもたちが歌とダンスで出迎えてくれました。教室の壁にはカラフルで可愛らしい装飾が施され、全体的に温かく、安心感のある雰囲気が広がっていました。
これは、先生たちが「学校は楽しい場所である」と子どもたちに感じてもらえるよう、無機質な壁に掲示物を工夫して作成しているからだといいます。こうした取り組みが、子どもたちの「学校に行きたい」「学ぶことが楽しい」という気持ちにつながっているのだと感じました。
(写真:幼稚園の教室で学ぶシリアの子どもたち)
戦争によって心を閉ざしてしまう子どもたちも少なくない中で、幼稚園という場が、友達に会えたり、夢中になれることを見つけたり、学びの楽しさを味わえる場所なっていました。
私たちはこれからもこうした場所を守り、作っていきたい、と改めて強く思いました。
「貴重なシリアの最新映像が見られて、それだけでも参加の価値があったと思いました」
「中野さんの丁寧な説明、自由に話せたトークルーム、最後の交流も含めて、アットホーム感があり、グローバルな視点で参加できました」
「シリアについて、活動について大変分かりやすかった。またブレイクアウトルームで、志をもった参加者と話せたことも良かった」
「活動により、さくら幼稚園で子どもたちが素晴らしい経験をしていることが、よくわかった。世界の平和を願う行動をしている若い方たちを知ることができ、嬉しかった」
【7/24】Piece of Syria活動説明会|
教育で平和なシリアの未来を創る
〜最新のシリア訪問から見えた「これから」の私たち〜
【日時】7月24日(木)20:00-21:30
シリアの平和な未来のために、私たちと一緒に活動してくださる方を募集しています。SNS運用や広報、プロジェクトサポートなど、得意分野を活かせる形での参画が可能です。
高校生、大学生、大学院生、社会人、育休中の方から、現役NGOスタッフまでが参加してくださっています!全国だけでなく、世界中から活動中!
▼オンライン説明会もあります
7月2日(水)21:00-22:00
7月5日(土)14:00-15:00
【申込】https://forms.gle/gTwxZr9FinkXoxNZ7
▼上記日程に参加できない方も大丈夫です!詳しくはこちらから
https://piece-of-syria.org/news/info/intern2025.html