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Piece of Syria(ピースオブシリア) | 菜月
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菜月

こんにちは! Piece of Syriaにて学生ボランティアに参加させていただいている仲原菜月です。 2020年5月23日にオンラインで開催されたイベント 「中東トークリレー ニュースが伝えない愛と魅惑の国々」 における、第3回目に林芽衣さんをお招きしてのトークセッション 「砂漠に恋して!NY・ミラノから中東に渡ったデザイナーの波乱万丈人生」 のレポートを書かせていただきます! https://twitter.com/piece_of_syria/status/1263076955089276932 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ① イタリアからヨルダン南部の村へ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 異なる世界に対して好奇心を持っていたという芽衣さん。 中学・高校時代をスイスで過ごした後、 ニューヨークのファッション大学に入学され、 卒業後はデザイナーとして働いていらっしゃいました。 そんな大都会での生活の中でも、 芽衣さんは動物に関わるボランティアや アフリカでのボランティアに参加されるなど、 様々な挑戦をしていたそうです。 しかし、9.11を境にアメリカ社会の空気の変化を感じた芽衣さんは、 これを機にヨーロッパへ渡ることを決意。 転勤先となったミラノの大都会で働いた後、 イタリア中部の田舎で働きながら、バイクを乗りこなし、 自然に囲まれた生活も楽しんでいらっしゃいました。 ところがある日、ビザ申請でトラブルが発生し、 手続きが大幅に遅れる事態となってしまいます。 芽衣さんはこれを前向きに捉え、申請を待つ間に旅行に行こうと考えます。 旅行を続けるうちに何度もヨルダンを通過し、いつの間にか現地の友人もできていました。 「複数の言語が話せるなら、観光の仕事ができると思うよ!」 と言われた芽衣さんは、自然に囲まれて暮らす環境に惹かれて、 ペトラ遺跡に近いベドウィン村で働くことを決めました…! https://twitter.com/piece_of_syria/status/1264141123590582272 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ② ベドウィンとの生活 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ベドウィン村に住むベドウィン民族はテントで生活していて、 移動手段はなんと、ロバ! ベドウィンの人々は伝統的な音楽を楽しみ、 ラクダやヤギといった多くの動物たちと共に暮らしています。 芽衣さんは、自然との距離がとても近い場所だと感じられたそうです。 見渡す限り一面に広がる砂漠。 どこまでも続いていきそうな、たった一本の道。 広大な自然に囲まれて自分の悩み事が小さく見えた、 と芽衣さんはおっしゃいます。 そんな土地で観光ガイドを務め、4.5年が過ぎた頃。 芽衣さんは「そろそろベドウィンを卒業する時ではないか」と感じ、 しばらく首都アンマンでの生活を経験してから帰国しようと考えました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ③ ヨルダンの首都で、難民との出会い ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ヨルダンの首都アンマンは、 歴史ある建物とモダンな建物が混在する賑やかな場所。 https://twitter.com/piece_of_syria/status/1264145774809505792 観光のお仕事をずっと続けていくものではないと考えていた芽衣さんは、 アンマンにてボランティア活動を始めます。 その活動を通して、難民の方々と出会ったのでした。 様々なNGOと共に活動しながら、「自分にできることをもっと取り組みたい」 と思っていたそうです。 https://twitter.com/piece_of_syria/status/1264147621716746245 その難民の方々の一部が暮らしているのは、ザータリ難民キャンプ。 最低限のサポートは得られるものの、数年前まではテントで暮らし、 他人と共有するものが多いなど、不便な生活を強いられていました。 現在は鍵付きのプレハブで暮らしていますが、十分でないのが現実です。 https://twitter.com/piece_of_syria/status/1264150277638127617 一方、多くの難民の方は、町中で暮らしています。 キャンプ内ではないため支援が得られず、 すべて自分たちの力で行わなければならない苦労があります。 それでも人々は、自分達の力で懸命に生きていこうとしています。 芽衣さんがキャンプ内の家庭を訪問した際、 仕事として訪問しているにも関わらず、 温かく、おもてなしをしてくださったそうです。 『何も持っていない人ほど、一番寛大な心を持っている』 芽衣さんのその言葉に、 自分は出会った人々にどのように関わっているだろうかと考えさせられました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ④ 難民女性支援プロジェクト、トライバロジー ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ そんな彼らのために何か取り組みたいと芽衣さんが考えていた頃、 ある団体の難民女性をサポートするための心理社会的ワークショップでボランティア活動していました。 さらにその後、「支援を通して得られた技術を、生活の助けとなるよう役立てたい」という声があがるようになり、貧困層の女性をサポートするためのブランド、Tribalogy(トライバロジー)が生まれました。 そしてデザインの技術を持ち合わせていた芽衣さんが、 実際に販売まで繋げてブランドを引っ張っていく役割となり、 新たなチャレンジが始まりました。 芽衣さんのデザインの技術と、難民女性の刺繍や裁縫の技術が組み合わさり、 モダンさと伝統が共存する素敵な作品が生まれています。 人道支援から始まったこのプロジェクトは、 最初は人々の寄付金でチャリティーとして支援されていました。 しかしこれでは、未来長く続かないので、 寄付を受けずに運営するソーシャルビジネスにできる様に工夫しました。 商品として販売するには、1mmだって妥協できません。 その厳しさも抱えながら、芽衣さんは難民の方々と共に活動されています。 https://twitter.com/piece_of_syria/status/1264150919286943745 そんな中で出会ったオラさんという女性のお話を、芽衣さんは教えてくださいました。 オラさんは、戦争によって背中を撃たれ、下半身麻痺の状態となってしまいました。 しかし、国を出て支援機関によるワークショップに参加するうちに、 アート活動に関心を抱き、絵を描き始めました。 芽衣さんは、難民アーティストによる展覧会でオラさんの絵に惹かれたそうです。 実際に会ってみると、オラさんの明るく前向きに生きる姿がありました。 今、オラさんはトライバロジーの一員として活動しており、 芽衣さんと同じようにデザイナーになるという夢があるそうです。 芽衣さんは、オラさんのような女性が夢を持ち続けられるように、 これからも活動を続けていきたい、と笑顔で話していらっしゃいました。 https://twitter.com/piece_of_syria/status/1264153997557952514 本イベントでは、中東トークリレー過去最多の125名の方にご参加いただきました。 心より感謝申し上げます。 トークセッションが終了した途端に、追いつけないほどの質問が寄せられ、 皆さんがどれほど関心を寄せていらっしゃるかを実感しておりました。 また、トライバロジーの商品を購入したい!との声も多く聞かれ、 新たなファンが増えていくのが楽しみになりました! https://twitter.com/piece_of_syria/status/1264155823367786496 https://twitter.com/piece_of_syria/status/1266297844018720772 次回の中東トークリレーは、ついに最終回! 5月30日(土)の19:00からは、 「戦争と平和。海外就職と子育て。中東のリアルから学ぶ、私達に出来る事」 というテーマで、サダーカ代表の田村雅文さんをゲストにお迎えいたします! 次で最後となる中東トークリレー、どうぞ最後までよろしくお願いいたします! Piece of Syria学生ボランティア 仲原菜月 【#中東トークリレーとは?】 「#人生を変える中東〜ニュースが伝えない愛と魅惑の国々〜」をテーマに 5月毎週土曜日に中東と深く関わっているゲストとオンラインで繋ぎ、 1時間半のあいだ、代表へむりとゲストでそれぞれのテーマを熱く語り合うオンラインイベントです。 オンラインで空間を飛び越えて、中東で活躍する日本人たちから、 【笑えるエピソード】や【感動ストーリー】を皆さんにお届けいたします。 申し込みは下記から!ぜひ!お気軽にご参加くださいませ! 【講師プロフィール】http://all-about-africa.com/talk-relay-chuto/ 【お申し込み】https://talk-relay-chuto.peatix.com/ [instagram-feed] https://piece-of-syria.org/archives/19031 https://piece-of-syria.org/archives/16530...