Posted at 17:28h
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イベント,
クラウドファンディング
by PiS
アッサラームアライクム!Piece of Syriaの中野貴行です。
45度ほどのトルコ南部から日本に帰ってきたのですが、
湿気のせいか、日本の夏の方が暑い気がしております・・・!
さて、本日は、Piece of Syriaを応援するイベントのご案内をさせていただきます!
滅多に聞けない、アラブ世界に3ヶ月以上暮らした人たちの体験談と、
ちょっと変わった旅話が好きな人たちが集まるアラビアンナイト(交流会)!
●都会のリッチなシリア人と結婚された方
●クウェートに留学し、アラビア語ペラペラになった方(大阪・京都でアラビア語教室も!)
●ヨルダンで難民支援のインターン後、国際協力業界に就職した方
●ヨルダンで難民支援のインターン後、アラブの食に関わる就職をした方
・・・・という、多種多様なゲストでお送りします!
特に、都会のリッチな生活については、
田舎ののどかな生活を送っていた僕ではお伝えできない内容です!
民族衣装で来てくだされば、割引もあり!
交流会の後の「秘密会議」では、ワクワクする会議も・・・!
是非、ご参加くださいませ!
イベントの売り上げは、Piece of Syriaへの応援となります!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
また、8月から<クラウドファンディング>を実施いたします。
是非、ご協力いただければ嬉しく思います。
詳細は8月26日頃に発表予定ですので、また連絡させていただきますね!
http://piece-of-syria.org/2019/07/09/summer/
それに伴い、各地でイベントを企画していきます。
福岡 9月27日(金)〜29日(日)
東京 10月5日(土)昼
札幌 10月12日頃
広島 10月19日頃
大阪 10月27日(日)昼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
自分の町でも勉強会を!と思われた方は、是非、こちらをご利用頂ければ幸いです!
【50円で、シリアの話を聞く勉強会ができる権(期間限定)】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
...
Posted at 12:58h
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へむり。,
イベント
by PiS
アッサラームアライクム!
Piece of Syriaのへむり(中野貴行)です。
先日、トルコ駐在から日本に帰ってまいりました。
● 生の声を聞きに来てください!(8/21(水)24(土)@大阪)
トルコで感じたこと、聞いたこと(シリア国内含む)の詳細は、
イベントでお話ししたいと思っています。
まずは地元の大阪でお話をさせて頂きます。
【8月21日(水)19:00〜 @弁天町 (参加費 1円〜)】
また、アラブ在住経験者さんとこんなイベントも実施します。
【8月24日(土)15:30〜@梅田 アラブの歩き方 〜知ってるようで知らないアラブ〜】
24日の方では、スピーカーとしては登場しませんが、
会場にいますし、交流会にもずっといますので、お気軽にお話しかけ下さいませ。
報告会は、東京・広島・福岡・札幌で実施が決まっていますので、詳細が決まり次第、お伝え致します。
(企画や当日ボランティアでご参加希望の方はお声がけ下さいませ)
http://piece-of-syria.org/2019/07/09/summer/
● イスタンブールのシリア人の今
「IDを持っていないで外に出て、警察に見つかれば、”不法移民”として即シリアに帰される」
「今月(2019年7月)から、シリア人を追い出すキャンペーンが始まった」
「差別があり、ヒジャーブをトルコ人の子どもに剥ぎ取られる事件があった」
私が駐在中に主に滞在していたのは、シリア国境の近くシャンルウルファです。
そのため、僕の知るイスタンブールの情報の、ごく一部でしかありませんが、そのような声を聞きました。
シリア人家庭の状況を調べるために、シリア人スタッフが家庭訪問をしていると、
「ここに住んでいるシリア人は、共益費(道路の掃除などを依頼するお金)を払おうとしないんだ!シリア人はこの国から出て行け!」
と言われたこともあるそうです。
(ただ、実際にその部屋を訪問すると、住んでいたのはシリア人ではありませんでした。
イスタンブールにはエジプト、アフガニスタン、ウズベキスタン、イランなどから来た外国人が住んでいます)
イスタンブールの市長選で野党が勝利し、対シリア難民の政策が高圧的になったと感じているそうです。
「トルコ シリア難民に退去命じる動き 住民とのあつれき表面化」(NHK 2019/7/23)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190723/k10012005141000.html
「『殺される』襲撃者の影に脅えるシリア人、トルコで反移民感情高まる」(REUTER 2019/7/10)
https://jp.reuters.com/article/turkey-syria-refugee-idJPKCN1U50SF
● イスタンブールの「不法移民」とは?
シリアから逃れてきたシリア人は、トルコで「一時的な身分証」の登録をします(Kimlik)。
Kimlikがあれば、公的な医療や学校を、無料で利用することができます。
申請から受理まで時間がかかることもありますが、病気や出産などがあれば、すぐに登録をしてくれるそうです。
Kimlikは、県ごとの登録となり、原則として、登録した県から出ることができません。
仕事が多いイスタンブールに行きたいと願うシリア人も多いですが、イスタンブールはKimlikの新規発行を停止しています。
そのため、違う県でKimlikの登録(シリアから来たばかりで登録することが多いので、よく分からないまま登録する、という話も聞きました)し、
仕事を求めて、イスタンブールにやってきて、身元確認が不十分でもできる仕事に就くケースがあります。
それが、ここで言う「不法移民」です。
こうした「不法移民」が「即シリアに帰らされる」と話すシリア人がいる一方で、
「ソイル大臣は、一時保護制度の対象となっているシリア国民が国外追放になることはないと強く述べた。
ソイル大臣は、一時保護制度の対象となっているシリア国民で移民登録がない人はキャンプに、
移民登録がある人は登録されている県に送られると説明した」とのことです。
「ソイル内相、移民政策について発言」(TRT 2019/7/24)
https://www.trt.net.tr/japanese/toruko/2019/07/24/20190724-002-1241849
● シリアが、シリア人がこれからどうなるのか?
この問いを、当のシリア人に尋ねても「分からない」という返事がかえってきます。
私たちができることは決して多くないかもしれませんし、大きいものではありませんが、
「まず知ることから始めたい」とお考えの方は、イベントに足を運んでいただければ嬉しく思います!
( ↓ 画像をクリックすればイベント申込ページに飛びます)
【トルコ便り】
①【シリアはどうなるのか?】● トルコに残る人たち ● シリアの今
②【トルコに住むシリア人の声】● 閉じ始めた難民キャンプ ● シリア人とトルコ人の中で起きた衝突
③【シリアからトルコへ。トルコからシリアへ】● 難民は負担なのか? ● トルコから去りたいシリアの人たち
④【移動ができない、という日常】● トルコのバス事情 ● シリアの中のトルコとクルド
⑤【シリア人のIDと医療と教育】● トルコに住むシリア人のID ● 医療と教育事情
⑥【シリア人のID ~教育と医療~】● 母国語で学べない● 病院に行きたい時は
⑦【シリア人のID ~市民権と欧州の難民~】● トルコの市民権を得る ● 中東の「難民」、欧州の「難民」
◉【トルコでの僕の仕事とクルド民族について】
http://piece-of-syria.org/2019/07/09/summer/
【ご寄付】
・ネットでのご寄付
・銀行口座でのお振込
ゆうちょ口座 ピースオブシリア
店名 408(ヨンゼロハチ)
普通 4328753
※お手数ではございますが、報告書や報告会のご案内を送らせて頂きますので、
お振込みの場合は
・メッセージ、DM
・メール(piece.of.syria@gmail.com)
・問い合わせ(http://piece-of-syria.org/contact/)
まで、ご一報くださいませ。
...
Posted at 11:26h
in
イベント
by PiS
ニュースで聞くけど実際どうなの、アラブ生活?!
滅多に聞けない、アラブ世界に3ヶ月以上暮らした人たちの体験談と、
ちょっと変わった旅話が好きな人たちが集まるアラビアンナイト(交流会)!
結婚、留学、国際協力。
旅では見えない「リアルな中東」とは?
アラブが5倍身近になる!?
あなたの次の旅先は、中東になるかも!?
《こんなあなたにオススメ!》
・旅の話が大好き!
・面白い人に会うのが好き
・中東やアラブについて気になる
・アラビア語が気になる
・国際協力に興味がある
・なんとなく楽しそうなイベントに行ってみたい
・中東とかアラブとか言われてもよくわからない
・「アラジン」の映画を観た
・ワクワクする企画に興味がある
・#8月が誕生日 のあなた!
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【日時】8月24日(土)15:30-17:30(開場 15:00)
アラビアンナイト(懇親会) 18:00-19:45(20:00〜 秘密会議)
【参加費】1500円(懇親会 +2000円。秘密会議は参加無料)
※民族衣装割 (民族衣装でご参加の方は500円引き)
【申込】Facebookの参加ボタンでは申込完了となりません。
こくちーずのサイトにて申し込みをお願い致します。
【定員】65名
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【場所】大阪会議室 梅田北新地店 第4会議室
大阪府大阪市北区曽根崎2-1-12
谷町線 東梅田駅 7番出口 徒歩約4分
御堂筋線 梅田駅 ホワイティうめだ(地下街)H-82番出口 徒歩約4分
JR北新地駅 F-85出口 徒歩約2分
阪神梅田駅 ホワイティうめだ(地下街)H-82番出口 徒歩約4分
JR大阪駅 中央口 徒歩約8分
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【アラブラブ・プレゼンター】
●中東の結婚と戦争前のシリアの日常@シリア
井関 裕さん
●アラビア語留学と現地の生活@クウェート
阿比留 高広さん
2017-2018クウェート政府奨学金でクウェートにてアラビア語留学。
現在はフリーランスとして翻訳や観光案内、ムスリムインバウンド等各種プロジェクトを行っている。
平和活動として原爆被爆者証言の翻訳事業にも携わる。群馬県出身。特にアラビア語に興味があり勉強中。
●20代から始める国際協力の現場@ヨルダン
佐々木 颯 さん
兵庫県出身。愛媛大学在学中にアフリカ・国際協力に興味関心を抱き、Oxfam JapanでChange Initiativeリーダーシップトレーニングを修了。
一度民間企業に就職したものの一年で会社を退社し、京都の国際協力NGOである日本国際民間協力会(NICCO)で1年半、国内外でインターンを経験。
海外インターンでシリア難民支援の現場を経験するためヨルダンへ派遣されから中東地域にも関心が湧く。現在は開発コンサルタントとして従事している。
●思わず伝えたくなるアラブの食文化@ヨルダン
鈴木 のどかさん
静岡県出身。小学生時代、谷川俊太郎さんの詩をきっかけに世界に興味を持つ。暇を見つけては旅に出かける大学時代を過ごす。
卒業後、NGOインターンとしてヨルダンでシリア難民の心のケアの活動に携わり、アラブの魅力にハマる。
帰国後は貿易会社の直営店にて、アラブ文化を格好良く表現することに奮闘中。旅の醍醐味は食べること。
& You!!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【タイムスケジュール】
15:00-15:30 開場・受付
15:30-15:40 主催者紹介
15:40-16:55 アラブラブ・プレゼン(休憩あり)
16:55-17:10 参加者の皆さんから3分アラブ旅トーク(希望者、要申込)
17:10-17:20 感想共有とプチ交流会
17:20-17:30 感想タイム
————
17:40-18:00 懇親会セッティング
18:00-19:45 懇親会(要申込、中東のお菓子付き)
19:45-20:00 後片付け
20:00-20:45 秘密会議(申込は不要、ご興味がある方のみどうぞ!)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【3分アラブ旅トーク申し込みの方】
申し込みページで、「特に伝えたいエピソードと国名」をお送りください。
応募者多数の場合は、先着4名の方にお願い致します。
是非、あなたの旅を180秒でお伝えください!
(写真データを前もって送っていただければと思います)
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【主催】アラ人(ジン)@大阪
「ワクワクしながら社会をよくする」会議で集まったメンバーを主体に、アラブの衣食住、音楽、文化、習慣などを体感できる「Arabic Party」を企画中。
10月にアラブフードのイベントを実施予定。はるか遠くに感じるアラブが身近になればいいなぁ、とやんわり活動中。仲間は随時募集中。
https://www.facebook.com/アラ人ジン大阪-101364634547857/
【後援】シリア支援団体 Piece of Syria
紛争により、パズルのPieceのようにバラバラになってしまったシリアを、再びPeaceにしていくため、シリア国内の教育支援と平和教育活動を行なう。シリアの子ども達への教育支援のためのクラウドファンディングを行ない、継続的に支援の届いていない地域にあるシリアの子ども達に教育を届けている。8月末より、シリア国内の幼稚園を支援するためのクラウドファンディングを実施(2019年10月末まで)。
http://piece-of-syria.org
https://www.facebook.com/piece.of.syria/
【8/21(水)にPiece of Syria報告会もあります】
中東ナイト!〜関西人が見たシリアとトルコの今と昔〜(Piece of Syria × 関西nice共催)
http://piece-of-syria.org/2019/07/29/nicenight/
...
Posted at 22:38h
in
イベント
by PiS
「シリアが昔、日本より平和で豊かだった?」
「ハマってリピートしたり住んじゃうことが多い地域が中東?」
ニュースだと「怖い」「危険」「よくわからない」・・・
そんな国々をよく知る2団体の、今回だけ?!の共同イベント、”中東ナイト”!
シリア国内の幼稚園をサポートする、シリア支援団体「Piece of Syria」
×
世界90ヶ国3000プログラムの国際ボランティアを主催、派遣している「関西NICE」
実際に住んだ人から話を聞くからこそ分かる、中東のリアルとは?
そして「どうやって行ったらいいの?」が分かるボランティア説明会!
「中東に行きたい!」と行ったら「大丈夫?」と心配されたあなた!
是非、その友達・ご家族を連れて、一緒に遊びに来てください!
笑って、学んで、つながって。
中東が一気に身近になるひとときを。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【こんな方にお勧めします】
・シリアやトルコ、中東について知ってみたい方
・Piece of Syriaの活動やNICEが行う国際ボランティアに関心がある方
・国際協力について関心がある方
・シリアやシリア難民について関心がある方
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【日時】8月21日(水)
報告会 18:50開場 19:00開演
交流会 21:00〜22:00
【料金】1円〜
(おひねり制。トークライブを聞いて感じた金額をお渡しする封筒に入れてお支払下さい。
全額をPiece of Syriaが支援するシリア国内の幼稚園の教育支援としてご寄付させていただきます。
3000円以上お入れいただくと、トルコからのお手紙を届けさせていただきます)
※交流会(軽食・ソフトドリンク)にご参加の方は、別途1000円をお願い致します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【申込】Facebookの参加ボタンでは申込完了となりません。
こくチーズにて申し込みをお願い致します。
https://www.kokuchpro.com/event/nicenight/
https://www.facebook.com/events/357590461602903/
【定員】30名(先着順)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【第1部】
- 全体案内・自己紹介
個人で参加される方が多いので、和やかな雰囲気で行います。
- NICEとは?国際ワークキャンプとは?中長期ボランティアとは?
起源は1920年・・・から、どんな国で、どのようなボランティア活動が行われているのか、また参加手続きや参加費用についても簡単にご説明いたします。
- 中東地域の国際ワークキャンプ紹介
今年はどのようなプログラムが開催予定か、ご紹介いたします。
- 中東プログラムの経験談
実際に中東地域で活動してきた経験者にお話を伺います。
【第2部】
- Piece of Syria報告会「シリアの昔と今、そして私たちができること」
「今日初めて知ったことばかりでした」
「こんなにシリアを知らなかったのか!と驚きました」
毎回、満員御礼、「他の人にも聞いてほしい」の声多数のPiece of Syria報告会。
トルコ駐在から帰国したばかりの代表が、報告会を実施します。
報告をさせていただく、Piece of Syria代表の中野は、
戦争前のシリアに青年海外協力隊として2年間、アレッポ県マンベジ市で活動。
シリアの戦争後に中東・欧州10カ国で100名を超えるシリア人と話した経験に加え、
シリア国境近くのトルコ南部の街に駐在して見聞きした最新情報や、
シリア国内の幼稚園をサポートするパートナーNGOの活動についてお届けします。
メディアでは聞くことができない話が満載!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【場所】NICE関西オフィス
大阪市港区弁天4-5-21 benten LAND
http://www.nice1.gr.jp/en/kansai-access/
JR環状線「弁天町駅」より徒歩約5分
地下鉄中央線「弁天町駅」より徒歩7分
<JR環状線「弁天町駅」からお越しの方>徒歩5分
①北改札口を出て、すぐ右手のスロープへ進み、10m先つきあたり右折
②スロープを下り、緑の歩道橋を登り道を渡る
③降りてきた方向に真っ直ぐ進み、タイムズ駐車場の手前を右折
④右手5軒目のガラス張りの建物が「benten LAND」です。
<地下鉄中央線「弁天町駅」からお越しの方>徒歩7分
①出口2-Aを出て、連絡橋を進み、OSAKA bey TOWERの方向へ直進
②そのままOSAKA bey TOWERを真っ直ぐつっきり
右手パン屋さんの隣のエスカレーターを降り、左方向へ
③東進予備校を越え交差点へ
④インド料理屋 アグリム側の道に渡り、左へ直進
⑤アグリムを越え、タイムズ駐車場の手前を右折
⑥右手5軒目のガラス張りの建物が「benten LAND」です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【報告者】
●中野 貴行 (シリア支援団体 Piece of Syria 代表)
1981年、大阪生まれ。あだ名は「へむり」。
大学生の時にフィリピンにスタディツアー、トルコ・シリア・レバノン・ヨルダン・エジプト・カタールをバックパッカー、社会人になってからも旅や海外駐在で、海外生活6年、合計37カ国を周る。学校での講演、メディア掲載多数。
2008〜10年、青年海外協力隊としてシリア北部の町マンベジにて、母子保健活動プロジェクトにコミュニティ開発として従事。
2015年より、中東・欧州10カ国を計半年かけて難民となったシリア人や支援団体100人以上から生の声を聞くために周る。
2016年Piece of Syriaを創設。「シリアを行きたい国にする」を目標に、復興の主体であるシリア人の土台作りのためのシリア国内向けの教育支援と、シリアの今と昔を伝える講演・写真展などの啓発活動を日本で行なう。
現在、専門家としてトルコ南部で、シリア難民支援の駐在を兼務。国際協力を志事にするアフリカ大好きな妻とは、ときどき遠距離夫婦生活中。
●金澤 鮎香(関西NICE運営委員、トルコ紹介屋さん)
高校の世界史の授業でオスマン帝国の皇帝メフメト2世に一目ぼれしたのをきっかけにトルコに興味を持ち、大学ではオスマン帝国史を専攻。
大学4年時に休学しぼらいやー(旅×ボランティア×1年間)に参加しボランティアをしながら世界一周。トルコでは国際ボランティア、中長期ボランティアに参加。
3年間企業で広報の仕事に携わった後、「トルコ・中東をもっと身近に感じてほしい」という想いでイベントを多数企画・主宰。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【主催団体】
シリア支援団体 Piece of Syria
「ひとかけらをひとつなぎに」をコンセプトに、シリアの平和を目指して、一人ひとりのチカラが発揮できる世界を目指して、2016年5月に設立。
紛争により、パズルのPieceのようにバラバラになってしまったシリアを、再びPeaceにしていくため、シリア国内の教育支援と平和教育活動を行なう。
シリアの子ども達への教育支援のためのクラウドファンディングを行ない、継続的に支援の届いていない地域にあるシリアの子ども達に教育を届けている。
http://piece-of-syria.org
https://www.facebook.com/piece.of.syria/
国際NGO NICE(日本国際ワークキャンプセンター )
Never-ending International workCamps Exchange
「カラフルでヘルシーな世の中に」 日本全国・世界各地の人々とともに、多様な生態系・文化・個性が生き生きと友好共存する地球社会を目指している。
海外90ヶ国165団体と提携、世界中にボランティアたちを送り出し、また国内にも海外から受け入れて活動している。 1990年、 開澤真一郎が「国際ワークキャンプをまたしたい」「日本で、国際ワークキャンプを始めようよ!」と 海外の国際ワークキャンプ参加者7名とともに結成。
国内・海外95か国でワークキャンプ等の各種事業を行い、日本で唯一(国際NGOの日本支部を除く)、国連・CCIVSに加盟し世界トップクラスのネットワークを持っている。
http://www.nice1.gr.jp/
...
Posted at 11:30h
in
イベント,
経験談
by PiS
私たち、Piece of Syriaがサポートしているシリア人補習校に友人が訪問してくれました。
訪問記を書いてもらったので、是非、読んでくださいませ!
http://piece-of-syria.org/2018/11/26/schoolinturkey/
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現在、トルコ語の勉強のためトルコの大学に留学しているHです。
私はもともと難民に関心があり、トルコで暮らしているシリア人難民がどのように暮らしているのか実際に見てみたいと思っていました。
そして今回、知人の紹介で以前お会いさせていただいた中野さんにお願いし、ガズィアンテップにある2つのシリア人学校を訪問しました。
新しくできたシリア人学校の後、最初に造られた学校を訪問しました。
● 1校目:H、初めて日本語を教える
3月半ば、雨の降る中、ウサマさんの事務所からタクシーで移動しました。
ついた場所は1つの古いアパートの前。
「学校」と聞いていたのでグラウンド付きの白い建物をイメージしていました。
アパートに入ると、アパート自体が学校として使われていることがわかり驚きました。
以前は他団体が使っていた建物を学校として活用しているそうで、まだ壁が崩れている箇所、修復が必要な部屋などもあり、まだ完成してはないのだと感じました。
さて、子どもたちはというと5つほどの部屋でそれぞれ分かれての授業でした。
どの部屋も子どもたちでいっぱい!
長机に2,3人の子どもたちが座り、それが何列もある、という感じです。
私の会った先生方はアラビア語話者で、アラビア語の授業やイスラーム教の聖典クルアーンを読む授業が開かれていました。
私たちが教室に入ると(「お客さんだー!」という歓声は上がらなかったものの)、興味津々な目で私たちを見てきました。
「トルコ語が分かる人―?」という質問に元気に手をあげる子どもたちもいて、私の“Merhaba(トルコ語でこんにちは)”に一斉に答えてくれました。
一部の子どもたちは上手なトルコ語で私に自己紹介をしてくれました。
また、見学したうちの1つの教室で日本語を教える体験をさせてもらいました。
今まで外国人に日本語を教えたことがなく何をどのように教えればよいのか不安でいっぱいでしたが、あいさつと自己紹介を教えることにしました。
私はホワイトボードに「こんにちは」と日本語とトルコ語の単語を書き、中野さんにアラビア語で翻訳と説明をしてもらいました。それに加え、以前日本語を習っていたウサマさんにも説明に加わってもらいました。
あいさつと自己紹介を教えた後に、2人ペアを作って全員の前で発表してもらいながら練習をしました。
発表を挙手制にしたのですが、驚いたことにみんな一斉に手をあげ元気いっぱい!!
「僕が発表するんだ!」「私をあてて!」という気持ちが伝わってきて、誰を当てようかこちらが困るくらいでした…(笑)
あっと今に30分ほどが経ち、みんなと集合写真をとってお別れしました。
体験前は日本語にどんな反応を示すのか心配でしたが、子どもたちの楽しそうな姿にそんな不安もすぐになくなりました。とても楽しい30分間でした。
●2校目:学習環境の良し悪し
2校目は1校目とは違う構造で、正直に言うと学習環境は良いとは言えない状況でした。
というのも、大きなスペースを仕切りで4つに分けており、教室間の音が漏れている状態だったためです。
先生の声、生徒の声…大声でないと近くにいる人の声も聞こえない状況でした。
ちなみに、最初の学校をつくり、この騒音問題が見つかったため、2校目では1つの部屋を1つの教室にしたとのことでした。
実際に作ることで予期していない問題が見つかり、次の改善点になるのだとわかりました。
また、ここではトルコ語の授業、クルアーンの授業、数学の授業が行われていました。
残念ながら他用があったため2校目の滞在時間は数十分だけで、長く見学できませんでした。
●私が思うこと…
今回見学した2つの学校はともに生徒数が満員にもかかわらず、まだこの学校で学びたい子供たちがいるとのことでした。
だから、私が望むのは新しい学校ができ、他の子どもたちにも学びの機会が与えられることです。
同時に、彼らが平日通うトルコの学校での環境が改善されてほしいとも思います。
1校目を訪問した際、中には障がいを持つ子もいました。その子は、障がいのせいでトルコの学校に受け入れてもらえなかったそうです。
また、子どもたちの中にはトルコ語がうまく話せず学習進度についていけない、友達にいじめられるなどの問題もあるそうです。
このような問題がすぐに、また、完全に解決されることは非常に難しいと思いますが、彼らが毎日楽しく過ごせる日が一日も早く来てほしいです。
そして、私の教えた、たった30分の日本語ですが、子どもの時の楽しい思い出の1つになり、それをきっかけに、日本に興味を持ち、いつか日本に来てくれたら何よりの喜びです…!
最後に、今回学校の見学という貴重な機会を与えてくださった中野さん、ウサマさん、ありがとうございました。
また、ガズィアンテップを訪問して、子どもたちと触れ合いたいと心から思います。
...
Posted at 23:16h
in
イベント
by PiS
「社会貢献」「国際協力」って、どんなイメージですか?
なんか「堅そう」じゃないですか?それ、変えたいなぁって思ってます。
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国際協力=誕生日プレゼント
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こんにちは。Piece of Syriaのへむりです。
僕自身、「国際協力」というカテゴリーを仕事にしていますが、「国際協力を仕事にしたい!!」と思っていたのは学生〜新社会人の頃まででした。
新卒で入った会社を辞めて、青年海外協力隊として中東シリアで活動をして感じたのは「もうすでに、素晴らしい社会がある」ということでした。むしろ、日本が学ぶべきことがたくさんありました。
そして、びっくりするくらいにお世話になっちゃいました。
僕らが今、やっていることは「困ってる人たちのために頑張る」ことではなく、「お世話になった恩人へのお返しを考えて、実行する」という感覚です。
以前、国際平和映像祭で賞をいただいたことがありますが、あれはただひたすら友達へのバースデー動画を作り続けた結果でした。
誤解を恐れずに言えば、Piece of Syriaの活動もその延長線上にあります。
大切な人へのプレゼントを考える時って、「どうやったら喜んでくれるだろう?」って、相手のことをめちゃくちゃ考えて、リサーチして、自分が持っているもの(知識や情報、技術、アイデア)で足りなかったら、他の人たちの力を借りたりしますよね。
そんな想いで活動をしています。
「こんなにかわいそうなんですよ」というボロボロの服を着た写真を使えば、もっと大きな支援が集まるかもしれません。ですが、自分の恩人が「かわいそうね」と思われるって、僕にとっては嫌なことです。
ではなくて、「めっちゃ素敵だね!応援したいね!」と思ってもらいたいです。
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関わるキッカケは楽しいものに
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とはいえ、ご支援してくださるほとんどの方にとって、シリアは「縁がない国」ですし、恩人でもありません。僕らの役割は、そのつなぎ役だと思っています。
先ほど言ったように、「めっちゃ素敵だね!応援したいね!」かもしれませんし、「かっこいいから」「オシャレだから」「おもろいから」「映えるから」という視点で、イベントを企画したり、応援してもらえる仕組みを作りたいなぁ、と日々頭をひねっています。
もちろん一番は、現地の活動がより良いものにすることですし、とても複雑なシリアの話も、わかりやすく解説することも、大切にしています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
アラブコーヒーと一緒に話そう
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そんなわけでして、フランクにお話をさせていただく場を準備させていただきました!
場所は「かわるフェス」@中之島公園
日時は5月11日(土)11:00〜16:00
僕らが出店してるエリアは無料です!
イメージはこんな感じです!
中之島でお待ちしております!!
同時期に、難波で写真展もやっています!
http://piece-of-syria.org/2019/04/11/photoosaka/...
Posted at 21:40h
in
イベント
by PiS
世界で6800万人を超え、かつてない規模へ拡大している難民問題。
持続可能な社会の実現を目指し、
「誰一人取り残さない」をスローガンとするSDGs達成へ向けて、
難民問題に向き合うことは必須の課題です。
かつて日本より平和だったシリアは今、
内戦によって一国では世界で最も多い600万を超える人々が、
世界各地へ避難を余儀なくされています。
また、アフリカ・南スーダンでは、
近年に生じた大規模な衝突によって、200万を超える人々が、
国内外へ避難を余儀なくされています。
そうした現実を自分事として捉え、
支援活動をされている実践者の方々から、
紛争と難民の現実を伺うことを通して、
持続可能な社会をつくるために、
私たちにできることを、ぜひ一緒に考えませんか?
●JICA関西HPでの詳細
https://www.jica.go.jp/kansai/event/2019/190401_01.html
●JICA関西Facebookでの詳細
https://www.facebook.com/JICAKansai/posts/2225166350882890
●チラシ
https://www.jica.go.jp/kansai/event/2019/ku57pq00000kqc6x-att/ku57pq00000kqc7w.pdf
【日時】
2019年6月8日(土)13:30~17:00(その後、交流会17:40まで)
【会場】KYOCA京果会館 3F HACOBA
〒600-8841
京都市下京区朱雀正会町1−1 / TEL: 0120-60-8448
JR嵯峨野山陰線「梅小路京都西駅」 徒歩1分(京都駅から一駅の新駅)
会場地図 : https://goo.gl/maps/Sn9LsqhGtw12
【入場料/定員】 無料 / 先着70名(要申込)
【主催】JICA関西
【協力】認定NPO法人 テラ・ルネッサンス、シリア支援団体Piece of Syria
【講師】
・中野 貴行さん (元青年海外協力隊(JICA) シリア / シリア支援団体Piece of Syria代表)
・栗田 佳典さん (認定NPO法人 テラ・ルネッサンス 京都本部事務局)
【プログラム(予定)】
●13:30 – 13:40 アイスブレイク
●13:40 – 14:50
第1部 「シリア内戦と難民の現実」
中野 貴行さん (元青年海外協力隊(JICA) シリア / シリア支援団体Piece of Syria代表)
●15:00 – 16:10
第2部 「南スーダン紛争と難民の現実」
栗田 佳典さん(認定NPO法人 テラ・ルネッサンス...
Posted at 22:20h
in
イベント
by PiS
「数年前まで、シリアは日本より平和で豊かだったんだ」
戦争や難民、テロで話題になってしまう中東、シリア。
ニュースには映らない、そこに住んでいる日常を生きる人たちがいます。
そんなシリアの人たちの声を届ける写真展。
シリア支援団体【Piece of Syria】の写真展は、毎年実施しており、
「今日、本当のことを知れて、私の人生少し深くなったかも」
「一気にシリアが身近になった。いつか行ってみたい」
「今ある景色があたりまえではないことを知りました。泣きそうです」
など、世界の見え方が変わった!とのご感想をいただいております。
展示している写真は、2008~10年、戦争が起こる前のシリアで青年海外協力隊として活動し、村での生活を送っていた、Piece of Syria代表の中野貴行によるもの。
シリアで戦争が始まった後、中東・欧州10カ国を計半年かけて、難民となったシリア人や支援団体100人以上から生の声を聞くために周った、シリアの今と昔を知る唯一の日本人でもあります。
現在、シリア難民支援団体のトルコ駐在員を兼務し、シリア人たちと仕事をしていますが
開場中、常には在廊しています。
今回の会場は、難波にあるハラールレストラン!
ご店主のご厚意で、ご来場者様にソフトドリンク・中東のお菓子を提供をさせて頂きます。
日曜と月曜日は、博多阪急百貨店など九州を中心に、中東文化を伝える、
アラビアンコーヒーマイスター、鬼丸氏が特別にアラビアンコーヒー付きのトークイベントも!
(要予約です!鬼丸氏の経歴は下記に。イベント詳細はコチラ)
今日の「知らなかった」が、
明日の「行ってみたい」に変わる
是非、足をお運びくださいませ。
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報道されない写真展ーシリアの声を聴くー
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【日時】5月9日(木)~16日(木)
平日 13:00-19:00 (12日の日曜のみ、朝10時OPEN)
土曜 "かわるフェス"出展のため、お休み(鬼丸氏と出展)
※ギャラリートーク中は展示を見れません
【入場料】無料 (ギャラリートークは予約をお願い致します)
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【こんな方にお勧めします】
・シリアやトルコ、中東について知ってみたい方
・Piece of Syriaの活動に関心がある方
・国際協力について関心がある方
・シリアやシリア難民について関心がある方
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【場所】 ハラール神戸ビーフNagomi
(なんば高島屋から徒歩10分、日本橋駅から徒歩6分)
【ご注意】
・ハラール認定されているレストランのため、飲食物のお持ち込みはご遠慮下さいませ。
(アルコール、豚肉など)
・もし、ご飲食される際は、レストランの建物の外でお願い致します。
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【ギャラリートーク】
11日(土)お休み →「かわるフェス」出展
12日(日)13:00-14:15 鬼丸・中野のクロストーク(アラブコーヒー付、有料、要予約)
13日(月)19:00-21:00 鬼丸・中野のクロストーク(アラブコーヒー付、有料、要予約)
14日(火)19:15-20:30 難民勉強会「難民となったシリア人」(予約された方優先)
15日(水)19:15-20:30 Piece of Syria活動報告~シリアの今と昔~(予約された方優先)
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【主催団体】Piece of Syria
「ひとかけらをひとつなぎに」をコンセプトに、
一人ひとりのチカラが発揮できる世界を目指して、2016年5月に設立。
紛争により、パズルのPieceのようにバラバラになってしまったシリアを、
再びPeaceにしていくため、シリア国内の教育支援と平和教育活動を行なう。
シリアの子ども達への教育支援のためのクラウドファンディングを行ない、
継続的に支援の届いていない地域にあるシリアの子ども達に教育を届けている。
2018年よりトルコに住むシリア難民向けの教育支援も開始。
http://piece-of-syria.org
https://www.facebook.com/piece.of.syria/
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【講演者プロフィール】
●中野 貴行(シリア支援団体 Piece of Syria 代表)
https://twitter.com/hemuri_
www.instagram.com/hemuri.syria.love/
●鬼丸 武士 氏(日本初アラビアンコーヒー専門店ターメルコーヒー代表/NPOグラリオ理事)
https://love-jordan.com
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●鬼丸氏とのイベントは下記よりお申し込み下さいませ。
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...
Posted at 00:00h
in
へむり。,
講演
by PiS
アッサラームアライクム!Piece of Syriaの中野貴行です。
現在、トルコ駐在と日本滞在を交互に繰り返しながら生活をしています。
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「話を聞いてみたい」と思ってもらうことが最初
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今年1月の日本滞在中、広島と兵庫の高校で講演を行ないました。
学校での講演は、普段の活動報告会でお伝えしているものと違う内容をお届けしています。
というのは、報告会は「シリアのことや支援活動について知りたい」という意思を持って、
大切な時間とお金を使って足を運んでくださっている皆さんにお話しするのですが、
学校の場合は「お前、誰やねん!!」という超絶アウェイからスタートします。
講師紹介で「国際協力」「世界中を飛び回り」「シリアで教育支援を」なんてフレーズが並ぼうものなら
「あ、僕とは無関係な、堅いマジメな話に違いない!」となる生徒さんが98%を超えます。
国際協力に関わる人なんて、日本でほとんどいません。
日本のパスポートは今、世界で一番ですが、その取得率は23%で、
そもそも海外に行くということが、「身近」ではありません。
なので、僕がお伝えする内容は、生徒さんにとって、
身近で、自分に関係のあると感じられるものにしたいと思っています。
<Henley Passport Index>
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日本の子ども達から届いた感想
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「自分の将来について考えさせられました」
「今まで何回も講演会を受けてきたが、こんなにも濃い50分初めてだった」
「進路に向けて、将来に向けて、自分の行き方を見直そうと思う」
「今、私たちが当たり前だと思っていること全て感謝したい」
「自分もやってみようと思うことをできるよう行動してみようと思いました」
「中野さんは笑顔いっぱいの人でパワーを感じました。私もそんな人になりたいです」
「終わった後は、いつも白紙のメモがぎっしり文字で埋まっていた」
「毎日勉強ができる環境がどれだけありがたいことか、完全に忘れてしまっていた。もっと頑張ろうと、前を向くことができた」
と、本当に、僕が驚くような感想がいっぱい届きました。
<講演感想の一部>
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できなかったことができるようになる人生を
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僕が講演のテーマにしているのは、
「当たり前ってなんだろう」「イメージと実際は違う」です。
最初に、僕の周りの人たちの変わった「仕事」を紹介して、
仕事や大人の「多様性」に気付いてもらって、
将来に対して、ワクワクする気持ちを届けるようにしています。
ペットボトルでイカダを作ったり、民族衣装でお花見をしたり、
アメリカをキャンピングカー、シルクロードを旅した話、
僕のサプライズバースデーの話やプロポーズ、結婚式やパーティーの話を伝えると、
「めっちゃいい!」と僕自身に興味を持ってくれます。
植松努さんがお伝えしてるように、
「夢とは、できなかったことをできるようにしていくこと」だと思っています。
ただ、できなかったことをできるようにすることは、簡単じゃないです。
例えば、バスケ部を3年間がんばって、将棋が上手くなる、とはならないはずです。
何を積み重ねたか。それが人生です。
英語の勉強をせずに、急に英語を話せる日は来ないわけで、
例えば、毎日2時間を積み重ねたりして、少し喋れるようになります。
(毎日2時間を積み重ねると、2/24=1/12、つまり1年で1ヶ月分になります)
五教科でダントツで英語ができなかった僕ですが、外国語大学に入り、
今では、年間の半分は海外で仕事をして、アラビア語も話せるようになって、
最近の仕事は就職活動せずに、スカウトのような形で仕事を依頼してもらっています。
「奇跡は準備した人にしか起きない」のです。
僕はシリアという国で「青年海外協力隊」として仕事をしていました。
シリアを画像検索すると、崩壊した建物や物騒な武器、押し寄せる難民などが出てきます。
「僕はその国に2年間住んでいました」というと、え?という顔になります。
そして、僕が住んでいた2008年から10年のシリアの話の平和でのどかで、
おせっかいなほど温かいエピソードを話すと、驚きと笑いを持って聞いてくれます。
「そんな国なら行ってみたい!」と思ってくれます。
ですが、2011年。シリアで起こった戦争で、その豊かな「当たり前」は一変しました。
一瞬、身近に感じたその国に起こった、あまりに急激な変化に驚きと戸惑い。
その中で、僕たちがやっている活動が届けられた希望の話をお伝えします。
ただ、そうした「誰かのために」という活動というのは、
自分自身に余裕がなければできないと思います。
(むしろ、その状態でしてしまうと、自身の心のスキマを埋めるために利用するものになると思っています)
一番大切なのは、あなた自身が、まず満たされること。
講演中にお伝えしたエピソードの中から、「当たり前」をキーワードに、
シリアの人たちや、身近な人たちから学んだ「幸せに生きるヒント」を3つお伝えするのが、
講演の軸になっています。(3つのヒントは講演のお楽しみに!)
30分ほどから2時間まで、求められる時間は違いますが、基本的にはこの流れです。
(具体的なエピソードが増えるので、長いほうが評判いいです)
日本と海外を行き来する生活はまだまだ続きそうで、
今後は海外の比重が増えていきそうな気がしますので、
こうした講演にご関心がありましたら、是非一度、ご連絡くださいませ!
http://piece-of-syria.org/2018/08/06/lecture/
...
Posted at 05:02h
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Blog,
イベント
by PiS
今回スタッフとして参加したSです。
Piece of Syria との出会いは、前回のへむりさん活動報告会です。
たまたまFacebookでイベントを知り、興味を持ったことが参加のきっかけでした。
前回の報告会では、へむりさんが実際に見た内戦前のシリアの様子を語ってくださり、
シリアに対するイメージが随分変わりました。
実は私はシリアの隣国トルコが好きで何度か訪れたこともあり、
自分は中東あるいはイスラム諸国に対するイメージを割と正しく持っているつもりでいたのですが、
その認識は間違っていたことに気づかされました。
<シリアの隣国トルコ(google map)>
具体的には、シリアにはキリスト教の教会やユダヤ教の寺院が当たり前のようにあること、
町のWi-Fi整備率は日本より遥かに高かったこと、非常に教育熱心な国であること、
犯罪遭遇率は日本よりかなり低かったこと、そして砂漠だけの国ではなく四季もあること、などなど。
今まで想像もしなかった事実に大変驚き、自分の無知と無関心を恥ずかしく思いました。
[caption id="attachment_17678" align="alignnone" width="524"] <シリアにある教会>[/caption]
その感想をアンケートに書き、またへむりさんにもお伝えしたところ、
今回のイベントにスタッフとして参加しないかとお声がけいただきました。
今回のイベントは、へむりさんの活動報告に加えて
シリア人のハルドゥーンさんの講演会もあり、多くの方が聴きに来てくださいました。
ハルドゥーンさんの講演は、シリア内戦の背景についてでした。
何故内戦に至ってしまったのか、考えられる要因をいくつか挙げてくださいました。
石油のパイプラインを巡る各国の利害、イスラム至上主義の台頭、人口の急増、など。
ハルドゥーンさんは、内戦の直接原因には言及されませんでしたが、
内戦を克服し、平和なシリアにしていくためには教育が大切であると言われました。
つまり、子供に過激なイスラム思想を植えつけないこと、そしてシリア人の国民意識を育むこと。
内戦で疲弊しており、また多くの国民が難民として国外に出ている状況で、
どのように教育を充実させるのか、
難しい課題だと思いますが、少しずつでも良い方向に進んでいってほしいと願います。
[caption id="attachment_17677" align="alignnone" width="524"] <かつてシリアでは教育は無料、他国に留学したシリア人は優秀な成績を収めることで有名だった>[/caption]
今回はスタッフ参加だったので、話に100パーセント耳を傾けられませんでしたが、
へむりさんや他のスタッフの方とも密に交流でき、
前回以上に有意義な時間を持つことができました。
へむりさん、お声がけいただきありがとうございました!
最後に、このイベントの素晴らしいところは、
へむりさんの話が事実の報告に徹しているところです。
どこの国が悪いとか、誰に原因があるとか、そういった批判はありません。
事実を伝えて、その判断は聴き手に委ねる。
他人の批判ではなく、課題に対して自分達は何ができるのかを考える。
この姿勢が素晴らしいと思います。
このイベントが今後も継続して開催され、
1人でも多くの人がシリアについて知る機会となることを期待しています。
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前回のイベント「戦争が起こる少し前」を手伝ってくださったSさんに感想を送って頂きました。
是非、前回のイベントレポートと合わせて読んで頂ければ幸いです。
http://piece-of-syria.org/2019/02/19/event-report-osaka/
【寄付先】
・ネットでのご寄付
・銀行口座でのお振込
ゆうちょ口座 ピースオブシリア
店名 408(ヨンゼロハチ)
普通 4328753
※お手数ではございますが、報告書や報告会のご案内を送らせて頂きますので、
お振込みの場合は
・メッセージ、DM
・メール(piece.of.syria@gmail.com)
・問い合わせ(http://piece-of-syria.org/contact/)
まで、ご一報くださいませ。
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