
14 3月 シリアのマテ茶の思い出
アッサラームアライクム!
Piece of Syriaの中野貴行です。
シリアでよく飲まれるのは「アラビックコーヒー」と「紅茶」ですが、
「ズフラート(ハーブティー)」と「マテ茶」もよく飲まれていました。
マテ茶は南米の飲み物ですが、
移民として南米に渡ったシリア人がシリアに持ち帰ったそうです。
金属製のストローの先端に穴が開いていて、茶葉が入らないようにしている
僕が初めてシリアを訪れたのは大学生の時。
「地球の歩き方」を片手に、トルコからヨルダンまで南下していました。
立ち寄った町で、次の目的に向かうバスを探して、バス停の中を歩いていると、
「ちょっとこっちにおいで」と、ごついおじさんに声をかけられました。
ちょっとビクッとしたのですが、
「次のバスまで時間があるだろう?お茶でも飲んでいきな」と
優しい笑顔で話しかけてくれました。
どうやらお茶やコーヒーを売っているお店みたいです。
談笑したのち、バスが来たのでお茶の料金を払おうとしたら、
驚いた顔で「君は俺たちのゲストだ!お金なんてもらえないよ!!」と言い、
「気をつけて!良い旅を!!」と笑顔で見送ってくれました。
実は、それがマテ茶だと知ったのは、
その後、協力隊としてシリアにまた戻った時でした。
(マテ茶がペットボトルになって売られるのは、更に最近の話です)
「なんていうお茶だろう?」と思いながら飲んでました(笑)
数年前、UAEで働いている時にシリアの人が経営するお店を発見しました。
そこにマテ茶も!!嬉しくなり、お土産にコップとストローも買って帰りました。
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