スタッフブログ

【スタッフ紹介】 鈴木のどか

みなさま、こんにちは!

Piece of Syria理事・広報スタッフの鈴木のどかです。

 

私は、昨年5月からパレスチナ支援のNGO職員としてエルサレムに駐在していましたが、先日日本に帰国しました!今は、実家の浜松で家族と過ごせる幸せを、平和だなぁと噛みしめつつ、久しぶりの日本を満喫中です。お出汁を感じられるって素晴らしい!

 

本日は、スタッフ紹介2人目!ということで、前回の慶樹くんに引き続き、私の自己紹介をしていきたいと思います。

いつもご支援してくださっている方、そして新たに関心を持ってくださった方へ、少しでもPiece of Syriaのスタッフを身近に感じていただけたらと思います。

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▲暮らしていたエルサレムを一望できる、オリーブ山という場所から。イスラム教、キリスト教、ユダヤ教の聖地です。

〇私の好きなこと

好きなことは、食べること!そして旅すること!

 

食って、その土地の文化を色濃く映すものですよね。

旅行に行けばもっぱら食べ歩きをして未知なる食材に出会うことが楽しみです。

アラブ料理は特に大好き!

私はシリアに行ったことはないですが、シリア人の友人に作ってもらったことのあるシリア料理は本当に美味しくて、いつかシリアへ渡航する際への期待が膨らみます。

過去にPiece of Syriaのイベントで、アラブ料理教室のイベントを企画したこともありました。

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▲「全196ヵ国おうちで作れる世界のレシピ」の著者 本山直義さんをお招きしてのアラブ料理教室。楽しかった!

〇Piece of Syriaに関わった経緯

私がシリアの人と初めて出会ったのは、2017年のヨルダンでした。

 

大学卒業後、NGOのインターンシップを通して、隣国ヨルダンに逃れてきたシリア人の方々の心のケアをする事業に携わっていました。

それまで戦争のイメージが先行していた、私のシリアへの印象を覆してくれたのが、出会ったシリアの方々でした。

決してヨルダンでの生活が豊かではなくても、日本から来た私を精一杯もてなしてくれる、見返りを求めない寛容さ。

そして、彼らが故郷シリアを語るときの夢見るような表情が忘れられません。

どんなに戦況が厳しくなっても、多くの人が「やっぱりシリアに帰りたい」と口にしていました。

  

日本に帰国する前、同僚だったシリア人から熱く言われた言葉が胸に響きました。

「シリアといえば戦争のイメージが先行してしまうようになったのは、本当に悔しい。美しい文化や歴史に溢れた、本当のシリアを伝えてほしい」

  

私はシリアにまだ行ったことがありませんが、シリアの人たちがどれだけ故郷を愛しているかは、痛いほど伝わりました。そんなに素敵な国にいつか行ってみたいなという想いを抱き、帰国後は企業で働きながらシリアと繋がることを模索していました。

 

そのような中で、友人に誘われ大阪でのPiece of Syriaのトークイベントに参加し、代表のへむりさんこと中野と出会いました。

「課題ではなく、魅力を伝える」というPiece of Syriaのコンセプトに、「まさに!それ!」と大共感。イベント会場で居合わせた人たちとも意気投合し、Piece of Syriaから繋がったアラブ好きコミュニティーが出来てイベントを何度か開催しているうちに、気付けばスタッフとなっていました。

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▲ヨルダン北部の街にて、シリア人の方々が住むエリア。多くの方は、経済的に厳しい状況下にありました。

〇Piece of Syriaの活動を通して「今」思うこと

私がPiece of Syriaで活動していて一番「良かったな」と思うことは、たくさんの素敵な方々とのつながりを持てたことです。

 

これまで、イベントの運営やクラウドファンディングなどをお手伝いさせていただく中で出会う方々は、本当に温かい気持ちを持った方ばかりで、「この世界も捨てたもんじゃないな」と思えるような瞬間が多くありました。

 

シリアのために活動しているはずだったのですが、気付けば私もものすごく満たされてる。

Piece of Syriaは、「かわいそうだから」ではなく、シンプルに「シリアが好きだから」という想いで、スタッフ支援者さん一丸となり、楽しく笑いながら活動しています。

 

ネガティブなことの方が簡単に人には伝わりやすいけれど、結局世界を変えるのはポジティブエネルギーなんじゃないかなぁと思うのです。

 

戦争から11年が経ち、世界の関心も以前に比べて薄くなってしまったシリアですが、だからこそ今でもこんなふうにシリアに関心を向け続け、応援しているよ!というメッセージをシリアに届け続けることは意味があるのではないかと感じます。

 

いつか皆さんと一緒にシリアに行くことができる日を夢見て、これからも活動していきます!

今この記事を読んでくださっているあなたも、一緒にこの輪に入りませんか?というお誘いも兼ねて^^

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#シリアの未来 を考える。新たに100名のシリアの子どもたちが教育を受けられるために。

Piece of Syriaは現在パートナー会員様(月額支援)を募集するキャンペーンを行なっています。

【期間】3月22日(火)〜5月5日(木)こどもの日

【目標】200名(あと81名で達成!)

【詳細】https://piece-of-syria.org/news/event/mirai2022.html

 

 

〇イベント情報

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【日時】4月29日(金・祝)19:00-

【参加費】無料

【申込】https://syria-aoyama2022.peatix.com/

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