スタッフブログ

【スタッフ紹介】鈴木けいじゅ(理事&学生チーム運営)

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いつも暖かくPiece of Syriaを応援していただき本当にありがとうございます!

 

スタッフ紹介一人目は私!理事&学生チーム運営係の鈴木慶樹(すずき けいじゅ)です。

 

私は、普段は愛知県の小学校にて勤務し、体育や図工などの教科を子供達に教えている関東出身の24歳です。クリスマスにはサンタになったりもします。

 

そしてPiece of Syriaでは、理事としてTwitterやFacebookにてSNSでの情報発信をしながら、高校生や大学生などの若く可能性に溢れた素敵な学生チームの運営を行なっています。

 

今日は、私のことについて少しだけ、紹介したいと思います。

 

いつもご支援をしてくださるみなさま、そして新しく関心を持ってくれたあなたへ、少しでもPiece of Syriaに関わるスタッフのことを知っていただけたらと思います!

私の趣味や関心ごとはこれです!

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(フィリピンの児童養護施設で住み込みボランティアをしたい際に、テニスワークショップをしました。一番左の黒いシャツが私です。)

まずは趣味や関心から!

 

小さい頃からテニスをしていて、今もたまに週末テニスで体を動かしています。また、5日間無人島へサバイバルキャンプなんかもしたことがあり、まあまあなアウトドア派です。

 

そして、これは普段のお仕事やPiece of Syriaにも活動にも関わってくるのですが、教育にとても関心があります。

 

もともと子どもが大好きだったので、小さい頃から何か子どもに関わる仕事をしたいと思っていました。なので、今とても自分は幸せ者だなと感じています。

 

今こうして教育の現場で関わって得る専門的な知見やスキルを使い、いつか世界中の子どもたちが才能を生き生きと発揮できる舞台づくりをすることが私の夢であり目標です。

Piece of Syriaに関わり始めたきっかけ話

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(2019年、トルコでボランティア活動をしていた頃の写真)

 

私がPiece of Syriaを最初に知ったきっかけは、代表へむりさんが大学で講演をしてくださった時でした。

 

もともと教育だけではなく、国際協力に関心がつよく、「かわいそうな人々を助けてあげたい」という思いを持ち、学生として勉強をしていました。

 

日本のニュースでもかなり取り上げられた欧州難民危機、そしてISIS(イスラーム国)の非人道的な行動。これらを見て、何か「かわいそうな難民」のために救いの手を差し伸べることができないかと思っていたのです。

  

そんな中、「かわいそうだからじゃなくて、好きな国だから今を応援したい。」というへむりさんの純粋な言葉に、私はシリアの人々に知らずのうちに偏見を持って接していて、「支援をする、国際協力をする」ことを偉そうに勘違いしていたことに気がつきました。

 

2年後、私はどうしても自分の目でシリアの人々の今を見つめたいと思い、大学を休学してトルコに住むシリアの子どもたちや友人に会いに行くことを決めます。

 

トルコでボランティアをしている時に感じたことは、「子どもたちめちゃくちゃ元気で超可愛いーーー!!」ということです。もうメロメロです。

 

子ども達は、外国から来た私に興味を持ってくれて、いろんな遊びに誘ってくれました。アラビア語と日本語で言葉を書きあったり、スーパーマンになって戦いごっこをしたりしました。

  

そしてそれは、子どもたちだけではなく、大人の方々もそうでした。異文化に慣れず孤独な私を家に招き入れてくれて、美味しいご飯を何回も食べさせてくださいました。

  

日本に帰る時には、持ちきれないほどのおみやげを持たせてくれましたが、私にとっての一番のおみやげはそうしたシリアの人々と過ごした素晴らしい記憶でした。

  

Piece of Syriaは「課題ではなく魅力を伝える」と発信の軸に活動をしている団体です。私もその理念に共感をし、帰国をした2019年からメンバーとして活動をつづけています。

  

少しでも、トルコで過ごした素晴らしい記憶を、シリアの方々への恩返しとしてみなさまにお届けできたらいいなと思っています。

Piece of Syriaで「今」思うこと

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(トルコを離れる時に、子どもたちが一生懸命書いてくれた手紙)

  

皆さんは今、シリアの子どもたちと聞いて、何を思い浮かべますか?

  

私の思い浮かべるシリアの子どもたちは、もう「かわいそう」で「弱い」姿ではありません。

  

代わりに「スーパーマンごっこをしていたのに急に忍者になったあの子」や「別れ際に、恥ずかしそうに近づいて、手紙を渡してくれたあの子」を思い浮かべます。

  

現地では、今も良い状況とは言えない中で毎日を過ごしている子どもたちがいます。しかし私は、その子どもたちの「かわいそう」ではなく、「かわいい」をとにかく伝えていきたいのです。

  

このことは、厳しい生活を強いられている子どもたちに失礼だとお考えになる方もいらっしゃるかもしれません。しかし私は、「普通の」子どもたちと同じように関わり、応援することが大事だと思います。

  

そんな一心で、社会を変えると志を持った以上、やりぬく気持ちみたいなものを持ちながら、忙しくも充実した日々を過ごしています。今の私が平和の1ピースになることができていたら、とても嬉しいです。

  

Piece of Syriaの活動では、他の子どもと変わらない、遊ぶことが好きで、美味しいものを食べると笑顔になって、純粋に今を楽しみたいと願うシリアの子どもたちが、教育を受けられる環境を待っています。

  

子どもたちが当たり前のように教育を受け、当たり前のように成長し、私たちがいつかシリアを訪れた時に、「おお!あんなにちっちゃくて可愛かったのに、こんなに大きくなったんか!」と言える未来を、願っています。

 

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#シリアの未来 を考える。新たに100名のシリアの子どもたちが教育を受けられるために。

Piece of Syriaは現在パートナー会員様(月額支援)を募集するキャンペーンを行なっています。

【期間】3月22日(火)〜5月5日(木)こどもの日

【目標】200名

【詳細】https://piece-of-syria.org/news/event/mirai2022.html

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