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【本音トーク!~Piece of Syriaを支えるスタッフたちに迫る~】第1弾・前編

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皆さんこんにちは!Piece of Syriaインターンの岡田です。

 

今回から、新企画『本音トーク!~Piece of Syriaを支えるスタッフたちに迫る~』を始動します!本企画は、インターン生がPiece of Syriaの活動に日々携わっているスタッフたちをインタビューし、活動に懸ける思いや裏話、活動を通して得た学びなどにスポットライトを当てていきます。

 

早速の第1弾は、Piece of Syria副代表・金澤鮎香(あゆか)さんです!

あゆかさんは、2018年にトルコを旅する中で代表中野に出会って以来、Piece of Syriaの活動に関わっています。

 

今回のインタビューはインスタライブを通して実施されました。ご視聴くださった皆様、ありがとうございます!

 

本日はインタビューの前編をお届けします。

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(岡田)

まず、簡単に自己紹介をお願いしても良いですか?

 

(金澤)

はい!副代表理事という立場でPiece of Syriaに関わっています、金澤鮎香といいます。

 

Piece of Syriaには主に2つのエリアで関わっています。1つは広報・ファンドレイジングというようなPiece of Syriaの活動をより多くの人に知ってもらえるような活動や、クラウドファンディングなどを通して活動資金を集める活動に携わっています。

 

もう1つは副代表理事という立場で、これからPiece of Syriaをどう大きくしていくか、どうシリアの子どもたちに教育を届けていくか、という点に経営面から関わっています。

 

(岡田)

ありがとうございます!では、その2パターンの関わり方の中で、気を付けていることや学んだことなどはありますか?

 

(金澤)

そうですね、うちの団体の特徴だと思うんですが、ポジティブな国際協力の形やメッセージをできる限り発信するように気を付けています!

 

どうしても、課題があってそれを解決したい、という思いからネガティブなメッセージを発信せざるを得ない時もありますし、大変な状況を目の当たりにすることで生まれる共感もあると思います。

 

それでもシリアをまた行きたい国にする、というビジョンを掲げているので、シリアに対して明るいイメージを持ってもらう、シリアのポジティブな部分に共感してもらうためにポジティブな発信方法を取るように心がけていますし、今も試行錯誤しているところです。

 

(岡田)

ありがとうございます。私はPiece of Syriaで活動し始めてちょうど1か月半くらいになるのですが…。

 

(金澤)

ほんと?もっと前からいたように感じる(笑)

 

(岡田)

ありがとうございます(笑)

 

まだ短い期間ですが、私もあゆかさんがおっしゃっていたことにすごく共感しています。例えば「シリアのピース」というシリーズ記事をアップしているのですが、シリアの文化・地理・歴史など、純粋にシリアに対する興味を引き出してくれるような発信の仕方をしているので、私も引き続きそういった発信ができるように頑張ります!

 

さて、では早速次の質問に移らせて頂きます。

 

あゆかさんは文字通り「世界中!」旅をされてきたと思いますが、私が勝手に個人的に思っていることとして(笑)あゆかさんはトルコととても強いつながりをお持ちだな、と感じています。以前、あゆかさんが最初にトルコに興味をもったキッカケが世界史の資料集だった、というお話をされていましたが、このエピソードについてもっと詳しく伺っても良いでしょうか?

 

(金澤)

最初はとてもミーハーな理由というか(笑)世界史の資料集を見るのが好きで、ある時オスマン帝国という、ビザンツ帝国を滅ぼして成立した国の、メフメト2世という皇帝の肖像画がパッと目に入ってきたんです。

 

その絵を見たときに、わあ、イケメン!というか、なぜだか気にいってしまって(笑)この肖像画を生で見たい!という思いが芽生えたのが高校生の時でした。大学でも史学科で歴史を専攻したことでその思いに勢いがついたという感じですね。

 

(岡田)

すごいですね!私も世界史が好きで、メフメト2世とか懐かしいなと思いながら聞いていました。でもその歴史好きな気持ちが分かるからこそ、その気持ちが実際に行くという行動に直結するのがすごいと思います。

日本からトルコは直行で行けるんでしたっけ…?

 

(金澤)

はい、行けますよ!コロナ渦で一時期関西からは無くなっていましたが、復活したはず!

 

(岡田)

そうなんですね!その行きやすさもあって、行こうという気持ちに繋がった感じですか?

 

(金澤)

そうですね、私の祖父がJICAのシニア専門家派遣でスリランカやインドネシアに行っており、自分も幼いころからそれについていったりしていたので、その経験や海外への興味が大学に入ってからも海外・トルコに旅をする熱意の根幹にあったんだと思います。

 

でも実際トルコに行ったときは2011年3月で、ちょうど日本で東日本大震災があった時だったんです。私が飛行機で飛んでいるときにその地震が起きて、当時は海外でのネットローミングやSIMカードなども今ほど整備されていたわけでは無かったので、情報が入ってこなかったんです。

 

トルコの空港に着いたタイミングで現地のトルコ人の方たちに「お前の国大変なことになってるぞ!」と教えてもらったんですよね。この経験は強烈でした。なんでこのタイミングで私トルコにいるんだろう…みたいな。

 

(岡田)

トルコで震災のことを知るって、なかなか無い体験ですね…。

 

(金澤)

そうなんです。一緒にいた友人と心配して日本に電話したら関西は身の危険は無い、ということを聞いて安心していました。なので、トルコにいた当時は地震のリアルな影響を肌で感じられるほど情報がなかったんですよね。帰国してから、現実とのギャップに驚きました。

 

そんな経験もあったので、トルコとは特別な繋がりを感じています。

 

(岡田)

そのショックって大きいですよね。そういう時こそトルコの人たちの温かさ、大変な時に気にかけてくれる優しさを身に染みて感じられるのかな、と聞いていて思いました。ありがとうございます。

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2018年、代表中野と共にトルコの事業地 (シリア難民のための補習校) を訪れた時の様子

いかがでしたか?インタビュー前編では、あゆかさんのトルコへの興味の始まりや、日本の外に足を伸ばすことへの思い、トルコで震災を知った経験など、ユニークなお話を伺えました。

後編もぜひお楽しみに!

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あゆかさんが世界2周の体験と、Piece of Syriaで活動し続ける理由について語るアットホームなイベントが大阪で開催されます!

 

【日時】6月16日(日)14:30〜17:00 + 交流会(30分)
【参加費】無料  ※シリアの紅茶とトルコのお茶菓子付き (※ご寄付はこちらから)
【定員】20名
【場所】対面@BentenLAND(大阪弁天町)
【住所】大阪府大阪市港区弁天4-5-21
【交通アクセス】JR環状線「弁天町駅」より徒歩約5分
地下鉄中央線「弁天町駅」より徒歩約7分
【地図】https://maps.app.goo.gl/XbRmTDget7SaV7mb8

  

お申し込みはこちらから

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