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紛争から13年、そして昨年2月に発生した地震の影響も重なり、シリア北西部の学齢期の子どもたち220万人の、45%が学校に通えていません。2024年2月現在、シリア北西部全体の約30%の学校が一部また全損し、校舎の修復が必要とされています。

シリアについて、あなたはどんな
イメージを持っていますか?
シリアは、メディアで
報道されているような、
危険で貧しい国という
側面だけではありません。

シリアはかつて
日本に劣らないほど
高い教育水準を持ち、
夜も一人で出歩けるほど、
とても治安の良い国でした。

しかし、2011年3月
東日本大震災と同じ頃、
シリアで戦争が始まりました。
戦争は、シリアの子どもたちから
安心して勉強するという
当たり前だった日常を
奪っていったのです。

Her situation

先生 ヌール・ワヒバさんが見た
シリアの変化

戦争が始まり、
教育を続けることは
難しくなっていった。

戦争前、私はアレッポの小学校でアラビア語を教えていました。当時のシリアは安全で安定した暮らしを送っており、爆撃や殺人はありませんでした。義務教育によって、誰でも無料で教育を受けることができ、わずかな費用で大学にも通うこともできました。

子ども達は、学校に通い、将来の夢を描き、目標を持って努力していました。そんな生徒たちのために働けて、私は幸せで希望に満ちた日々を送っていました。

しかし、2011年、シリアで戦争が始まり、私の日常生活は恐怖に包まれました。学校が爆撃され、安全な場所ではなくなりました。学校が避難所や軍の拘留施設にもなり、教育を続けることは難しくなっていきました。

さらに、戦争によって生活費が高騰していき、給与と見合っていないために、生きることが本当に辛くなるほどでした。私を含め、多くの教師が、教育の世界を離れることを決断しました。

2011年までのシリア

  • 初等教育における純就学率(2011年)

    99.6%

  • 成人(15歳以上)識字率(2010年)

    83.4%

戦争勃発後

  • 就学率

    65~%

  • 識字率(2021年)

    54.4%

戦争により教育を受けるという「当たり前」だったことが「贅沢品」となっています。
一時期、一部の地域では就学率が6%まで低下しました。

このような現状のシリアは政治的な
複雑さから、
国際機関や各国政府からの
支援が届きにくい場所があります。

だからこそ私たちは、
シリアのすべての子ども達に
教育を、
そして希望を
届けています。

  • シリア国内の幼稚園・小学校支援

    2500人以上に初等教育を提供

    持続可能な教育提供を実現するために無給で働いていた先生達への給料の支給や、氷点下にもなるシリアの冬に対応するための越冬支援などを行っています。また、国内避難民が集まる地域で、子どもの増加に対応するため、教室を増設するなど、臨機応変に活動を続けています。

  • トルコに住むシリア難民向けの補習校支援

    600人以上に補習授業を提供

    シリア難民を最も多く受け入れている隣国トルコで、シリア人向けの補習校を運営しています。長期化するシリアの戦争の中でトルコで生まれ、母国を知らない子ども達が増えました。支援開始時から求められる教育が変化し、理数科の補習に加えてアラビア語の授業やシリアの文化を学ぶ機会を作っています。

Her Now

先生 ヌール・ワヒバさんが見た
支援後のシリア

先ほど紹介した
ヌール・ワヒバさんも、
Piece of Syria の
教育支援に
よって
大きく変わりました。

今、私はSAKURA幼稚園で、継続的な給与を得て教員として働くことができています。私は先生という仕事に誇りを持っています。そう感じさせてくれたのは、私のある教え子でした。彼女は、両親を町の爆撃で失った孤児でした。いつも恐怖と何も達成できないことへの無力感を感じていました。

ですが、私は彼女に寄り添い、サポートし、愛情と励ましを与え続けました。その結果、彼女はなんと学校でトップの生徒の1人になることができたのです。
彼女は今、大学の医学部に入り、孤児の子ども達のケアを提供するためのボランティアに従事しています。

私はいつも、その話をすべての生徒に伝えています。彼女のように、たとえ困難な状況であっても、努力し続けるモチベーションを持ってもらいたいからです。

私は、戦争によって機会を失いかけた地域の子ども達が、愛され、安全を感じる美しい場所で教育を受けることで、夢を応援し、忌まわしい戦争の辛い状況からであっても、平和の思考を育てられる環境を届けていきたいと思っています。そして、彼らが将来、シリアを復興させ、平和を広める人財となるでしょう。

Voice of Thanks支援を受けた子どもたちの声

11歳・6年生

Mais(マイスちゃん)

私は、2020年から2022年の2年間、9歳から10歳にかけて補習校に通っていました。
近所にシリア人向けの無料の補習校があることをお母さんが噂で聞き、教えてくれたのが通い始めたきっかけです。

補習校に通う前は、トルコ語の読み書きができませんでした。しかし、補習校の授業を通してトルコ語が上達しました。今はトルコの公立校に通っていますが、トルコ語での授業の内容が分かるおかげで「もっと勉強したい」と思えるようになりました。
補習校でできた友達とは、今でも連絡を取り合っています。私の様子を見て、弟も今補習校に通っています。
これから下の世代の子たちのためにも、補習校はずっと続いて欲しいと思っています。

得意な科目は算数で、将来は算数の先生になりたいです。自分だけではなくて、同級生たちにも夢を叶えてほしいと思っています。
いつかシリアに帰れるようになったら、日本の皆さんをお迎えしたいです。

15歳・高校進学準備中

Rayan(ラヤンちゃん)

私は、2021年から2023年の2年間、14歳から15歳にかけて補習校に通いました。今は、高校進学準備中です。補習校に行く前と後で、大きな変化がありました。私にとって最も学びが大きかったのは、アラビア語とコーランの授業でした。

私は、5歳の時に家族と一緒にトルコに避難してきました。シリアにいた頃の記憶はほとんどありません。言葉もトルコ語の方が得意で、家族と話すときも、アラビア語よりトルコ語の方が先に出てしまうことがよくありました。。

しかし、補習校に通い、アラビア語をマスターしました。コーランを朗読するコンテストでは、市で2番目の賞をもらいました。
私がアラビア語を話せるようになったことを、両親はとても喜んでいます。やっぱり、自分の生まれた国の言語だし、いつか戦争が終わったらシリアに帰ることを考えても、アラビア語を学ぶことは大切だと思っています。

将来の夢はまだ決めていませんが、薬剤師など医療系の仕事に興味があります。

Resultsこれからも多くの子どもたちに教育を届けていきます

シリアでの初等教育

トルコでの補習校

※シリア情勢の変更に合わせて、2021年に別の地域で新たに幼稚園を開園したため、机・イスの購入費・通園バスの購入などの初期費用があり、生徒数が一時的に減少していますが、その後も寄付収入が増えたことで、インフレ・円安の中でも生徒数を増やすことができています。

Future of Syria活動がつくるシリアの未来

教育を受けた子ども達が
シリアの未来をつくる

シリアの人たちに「最も必要な支援は何か?」
と尋ねると、「教育」と答える人が少なくありません。
子どもたちの教育環境がなくなるのは
「私たちが飢えるよりも辛い」と
無給で働く先生たちにお給料を届けることから
私たちの活動は始まりました。

子ども達が基礎教育を受け、
自らの力で国を復興し、平和を創る人材になるために、
私たちは教育を、そして希望を届け続けます。

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「あなたと一緒に活動していきたい」という想いで
「月額サポーター」ではなく、「パートナー会員」と名づけました。
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Messageメッセージ

戦争が始まる前、僕はシリアで、青年海外協力隊として活動していました。活動先の村で、当時12才の少女ブトゥーレが「子ども達の夢を叶える学校を作りたいんだ」と夢を語ってくれました。
「とっても良いね!応援するよ!」と僕が答えると「あなたが居たから夢が持てたのよ。だって、あなたは夢をバカにしないで、応援するって言ってくれるでしょ」と教えてくれました。実際、彼女は夢を叶えるために「学校を作るにはお金がいるから」と医師を目指して勉強を頑張っていました。

しかし、そんなシリアで戦争が始まり、2015年に、彼女が住む村はISILに占拠されて、村の小学校の校庭が処刑場になったことを知りました。
「何かできることはあるのか?」と思い、僕はシリア周辺国を半年かけて訪れて、シリアの人たちから話を聞き続けました。すると皆が「子ども達は未来だ。だから教育をサポートしてほしい」と僕に話してくれました。帰国後、Pieceof Syriaを立ち上げ、教育支援を始めました。

ブトゥーレの「子ども達の夢を叶える学校を作る」ことが、僕の夢になりました。皆さんのご支援で教育を受けることができた子ども達は、「将来、シリアの国をよくするために」と、教師・医師・エンジニアなど沢山の夢を語ってくれます。そして、「日本から支援を届けてもらったから夢が持てたよ」と、感謝を伝えてくれます。

あなたのご支援で、夢を叶えたシリアの子ども達が創る平和なシリアに、あなたと遊びにいく未来を本気で叶えていきます!
是非、一緒にその未来を実現する仲間になってください。

代表理事

中野貴行

あなたのご支援で、
こんなことができます

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ご支援してくださっている方の声

富久 泰志さん

人々の暖かさや美しい景色・文化といったシリアの魅力を語る中野さんの笑顔に魅かれたことが、わたしが支援を始めたきっかけでした。シリアについてほとんど知らなかったわたしですが、イベントの参加やスタッフ・支援者との対話を通して、楽しみながらシリアのことを学んでいます。活動報告でシリアの子供たちが楽しく学んでいる様子を見て、笑顔から生まれたポジティブな支援が明るい未来に繋がっていくことを実感しています。

岡野 優子さん

岡野 壮眞さん

息子にはシリア人の親友がいます。「シリアをまた行きたい国にする」というメッセージが心に響き、親子で参加しています。シリア情勢は複雑で大人ですら無力感を覚えますが、団体の皆さんの前向きな思いにふれたとき、子供が自らシリアの魅力をクラスの友達に伝えたり、寄付金を集めるためにマーケットに出店したりと小さな一歩を踏み出すようになりました。私たち親子の力はとっても小さいけれどPiece of Syriaの皆さんと一緒なら何か変化を起こせるかもしれない。そんな希望が生まれています。

中村 滋さん

たまたま見つけた「シリアをまた行きたい国にする」という言葉が気になってオンラインイベントに参加したのが出会いでした。それまでは内戦のイメージしかなかったのですが、以前トルコの仕事でシリアの近くまで行っていたことに気付いてさらに興味が湧いたことで、何度かイベントに参加しているうちにシリアの様々な魅力を知り、中野代表のシリア愛やそれを支える内外のスタッフのみなさんの優しさにも触れて、自然と応援したい気持ちになっていました。「教育は緊急支援」という理念による活動にも共感して、応援しています。

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シリアをまた
行きたい国にする

私たちは、シリアの歴史を振り返った時に、
欠けていた「歴史の1ピース」を埋めるような、そんな活動を経て、
シリアをまた行きたい国にすることを目指しています。

私たちを応援していただいて
いる法人・団体(一部)

メディア掲載

その他、メディア掲載実績

  • NHK
  • 読売KODOMO新聞
  • 読売新聞
  • 朝日新聞(ひと欄)
  • テレビ大阪
  • 関西テレビニュース
  • 奈良新聞
  • 信濃毎日新聞
  • 中日新聞
  • ビッグイシュー
  • 奈良新聞
  • 信濃毎日新聞

よくあるご質問

領収書はいつ発行されますか?

ご寄付申込の際、「領収書発行希望」にチェックを入れていただいた方を対象に、毎年2月頃、前年度Piece of Syriaへいただいた全てのご寄付をまとめた領収書を発行いたします。原則PDFでの発行のみとさせていただいております。
なお、当法人は認定NPO法人ではないため、ご寄付の税額控除等はございません。

寄付は寄付金控除の対象になりますか?

当会は現在NPO法人として活動しております。認定NPO法人ではないと寄附金控除は受けられませんので、当会へのご寄付は寄附金控除の対象外となります。

住所、メールアドレス、電話番号など会員情報の変更をしたいのですが。

●Syncableから継続寄付お申込の方 下記URLの方法にて、変更することが可能です。
https://bit.ly/3i2aHB0

●GOENから継続寄付お申込の方 「マイページ」内の「プロフィール変更」にて変更が可能です。

継続寄付の金額を変更することはできますか?

金額変更ご希望の場合は、大変お手数ではございますが、下記お問い合わせフォームよりご連絡をお願いいたします。
(件名:登録内容の変更について)
https://piece-of-syria.org/contact.html

パートナー会員を退会したいのですが

今までのご支援、ありがとうございました。あなたのご支援のおかげで、シリアの子ども達に教育という希望を届けることができたことに、心よりお礼を伝えさせて下さい。
退会に際しまして、簡単なアンケートへのご協力をお願いしております。
下記フォームよりお申し込み後、一週間以内にこちらで解約手続きをさせていただきます。
https://forms.gle/yN1fLuKEESRdmrPE6

パートナー会員の月額継続寄付は、毎月何日に引き落としですか?

●Syncableから継続寄付お申込の方
初回の決済は登録時に行われ、次回以降の決済は毎月1日に行われます。

●GOENから継続寄付お申込の方
初回の決済は登録時に行われ、次回以降の決済は毎月5日に行われます。

月額寄付ではなく、1回のみの寄付はできますか?

はい、可能です。
ご都合のいい時にご自由な金額でご寄付いただける「今回のみのご寄付」を承っております。
下記リンクよりクレジットカード・銀行振込でのご寄付が可能です。
https://donation.goen.org/s/form/supportentryguest?eventInfoId=a0e2s00000NtvHCAAZ&productId=a0p2s000001XazZAAS

お金を寄付する以外に支援をする方法はありますか?

・ご自身で「バースデードネーション」の企画をしていただく( https://syncable.biz/associate/piece-of-syria/campaign/create
・SNSのフォロー・シェアで応援する
・オンラインイベントに参加して応援する
※リモートで活動をしているため、物品でのご寄付は受け付けておりません。買取サービス「Brand Pledge」を通じた物品のご支援も受け付けておりますが、報告書などをお送りできない旨をご理解いただければ幸いです。

個人情報はどのように扱われますか?

Piece of Syriaでは、個人情報の取り扱いを適正に行い、個人の権利を侵害することのないよう、「個人情報保護規程」を策定し、「個人情報保護規程」および関連規則(情報セキュリティ・管理等)に従い、適切な管理を行います。取得した個人情報は、Piece of Syriaの活動を推進するために必要な情報に限って利用し、本人の同意を得ないで第三者に提供することはありません。

継続寄付のクレジットカード情報を変更したいのですが

●Syncableから継続寄付お申込の方
下記URLの方法にて、変更することが可能です。
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●GOENから継続寄付お申込の方
「マイページ」内の「クレジットカード情報を管理」よりご変更いただけます。

銀行口座への直接振込や匿名での寄付はできますか?

銀行口座への直接振り込みや匿名寄付をご希望の方はこちら

楽天銀行(0036)
口座名:トクヒ)ピ-スオブシリア
支店名:第三営業
支店番号:253
口座番号:(普通)7246297

※直接振込をご希望の方は、振込人名義の冒頭に「キフ」を付けてください。
※匿名をご希望の方は、振込人名義を「キフ トクメイ」にしてください。
※恐れ入りますが、振込手数料はご負担をお願いしています。

領収書やご寄付の用途指定のご要望がございましたら、
お手数ですが入金後に下記お問い合わせフォームまでご連絡ください。
https://piece-of-syria.org/contact.html

日本国外から支援することはできますか?

はい、海外からでもご支援は可能です。

日本国外にお住いの場合には、以下のようにご記入ください。

郵便番号:000-0000で入力

都道府県:国名を記入

市区町村番地:ご住所を記入

電話番号:「+」を除いた電話番号、または日本での電話番号を記入

年次報告書の郵送は日本国内のみですが、国外在住の方にはPDFにてお届けいたします。

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