シリアの首都ダマスカス、第二の都市アレッポが、イスラエルから攻撃を受けた、と、10月13日に報道がありました。
パレスチナ・イスラエルの緊迫した状況は、隣国であるシリアにどのような影響を与えるのでしょうか。
世界の出来事が私たちの日常に影響を与える今、こうした中東情勢も、決して無縁ではいられません。
そこで、複雑な中東をできるだけわかりやすく理解するために、
シリア政治を研究されてきた東京外国語大学・青山弘之教授をお招きし、お話を伺います。
私たちPiece of Syriaは、かつて日本以上に観光客が多く、文化的な魅力に溢れる国だったシリアを「また行きたい国にする」ことを目指し、2016年からシリアの未来を作る子ども達への教育支援を実施してきました。
シリアの人々と共に生き、シリア・トルコに住む3000人以上に教育を届けている活動が評価され、代表・中野貴行は2023年にNEWSWEEK「世界が尊敬する日本人100」にも選ばれました。
また現在は、2月に起きたトルコ・シリア大地震から半年以上たった今も校舎の修復が進んでいない現状を受けて、小学校を再開させるためのクラウドファンディングに挑戦中です。
複雑な中東・シリア情勢の中で活動をしてきたPiece of Syriaの活動の今までとこれからもお伝えしながら、平和のために、私たちができることをともに考えます。
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【日時】10月18日(水)20:30〜22:00
【参加費】無料
【参加】https://syrianow.peatix.com/view
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【登壇者】
青山 弘之 氏(東京外国語大学教授)
専門は現代東アラブ政治、思想、歴史。ダマスカス・フランス・アラブ研究所(現フランス中東研究所)共同研究員、JETROアジア経済研究所研究員などを経て現職。『シリア情勢』(岩波書店、2017年)、『膠着するシリア』(東京外国語大学出版会、2021年)、『ロシアとシリア』(岩波書店、2022年)などがある。
ウェブサイト「シリア・アラブの春顛末記」を運営:http://syriaarabspring.info/
中野 貴行(Piece of Syria代表理事)
2008-10年、青年海外協力隊としてシリアで活動。2015年から難民になったシリア人、シリア支援団体を訪ねて中東・欧州10カ国を訪問。2016年、「シリアをまた行きたい国にする」ことを目指して、シリア支援団体Piece of Syriaを設立。2020年よりケニアでJICA専門家として働く妻の随伴家族としてケニア在住。2023年、ニューズウィーク日本版「世界が尊敬する日本人100」に選出。
「好きな場所ではたらく」(お仕事ノンフィクション編集部編、岩崎書店、2023年)
<メディア掲載>
● 9月28日 読売KODOMO新聞 特集ワクワクWORK「国際支援スタッフ」
● 8月16日 NHK「トルコ・シリア大地震から半年 窮地に立つ支援活動」
● 6月16日 朝日新聞 「長引く内戦下に襲った大地震 初来日のシリア人が伝える祖国のいま」
● 2月16日 テレビ大阪【トルコ・シリア大地震】子どもの笑顔、取り戻す!大阪NPOがシリアを支援
● 2月12日 関西テレビニュース「孤立するシリア 長引く"内戦状態"の中で襲った地震 支援物資が届かない地域も」
● 2月9日NHK「大地震 トルコとシリア支援 NPOがクラウドファンディング」
●テレビ朝日【グッド!モーニング】(2023年2月10日)
「内戦下のシリアで…幼稚園運営の日本人 「教育の場を」きっかけは“1人の少女の夢”」 など
━━━━━━◆クラウドファンディング2023◆━━━━━━
子どもに教育を、シリアに未来を。地震被害を受けた小学校を再建したい!
地震から半年以上が経った今も、シリア北部では校舎の修復が進んでいません。
400人が通う小学校の校舎を修復し、先生たちの給与を届け、
1人でも多くのシリアの子ども達の教育を支えるためのクラウドファンディングに挑戦中です。
https://readyfor.jp/projects/syria2023
【目標金額】750万円
【公開期間】10月31日(火)23時まで(期間内に達成できなければ0円になるAll or Nothing)
【資金使途】校舎の修復、先生のお給料、教室内の設備
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