Posted at 20:00h
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へむり。
by PiS
アッサラームアライクム!
Piece of Syriaの中野貴行です。
トルコに行けなくなったこともあり、東京にいるのですが、
先日、妻と散歩していると、桜が美しく咲いていました。
東京の桜
桜を見ながら思い出したのは、シリアのこの風景です。
桜だ!と思って、日本を懐かしむ気持ちになったのですが、
あとでシリアの人に聞いてみると、杏の花だそうです。
(アーモンドとも似ていて、どちらだったか、ちょっと自信がないのですが…)
「中東=灼熱の国」と、イメージされる方も多いのですが、シリアは四季がある国です。
たしかに、夏は40度を超え、刺さるように感じる太陽の暑さですが
北部の町アレッポは長野県と同じくらいの北緯ですし、冬は雪も降るほど冷え込みます。
協力隊赴任前に渡された資料によると気温は「0度〜40度」とありました。
部屋全体が温まる灯油ストーブは冬の必需品です!
僕にとって、シリアの春の印象的な花は菜の花でした。
アレッポ城の中に咲く菜の花
ユーフラテス川沿いの遺跡「星の砦」に向かう道にて
そして、この冬は雪も多く降ったシリア。
皆さんと一緒に運営しているシリア国内の幼稚園は、
寒さのあまりに泣き出す子どもがいるほどでした。
皆さんのご支援のおかげで、ストーブの灯油を送ることができています。
本当にありがとうございます!
https://youtu.be/tck2GuqoJxw
【Piece of Syria代表 中野のトルコ行きが延期しました】
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Posted at 21:57h
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活動報告
by PiS
「中東シリア」と聞くと、暑いイメージをお持ちかもしれません。
しかし、日本と同じように四季があります!
氷点下にもなるシリアの冬。
私たちが支援する幼稚園では、寒さのあまり泣いてしまうほどの寒さに。
(そして教室が寒いと、幼稚園に行かなくなるため、越冬支援は教育に直結する大切な支援なんです!)
皆様のおかげで、2019年のクラウドファンディングで 目標金額以上のご支援が集まったおかげで、 越冬支援(灯油・冬服)を届けることができました!
ありがとうございます!
感謝の気持ちを込めて、現地の様子を届けさせていただきます。
また、こうした幼稚園は他にもあります!ご支援に興味がある方は下記まで!
【ご支援の方法】
●インターネットでのご寄付
●ゆうちょ銀行へのご寄付
口座 ピースオブシリア店名 408(ヨンゼロハチ)普通 4328753(記号 14060 番号 43287531 )お手数ではございますが、報告書や報告会のご案内を送らせて頂きますので、お振込みの場合は、問い合わせでご一報くださいませ。
●書き損じハガキで
●着なくなった洋服、眠っているブランド品で
【2018年の越冬支援】
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Posted at 04:09h
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へむり。,
クラウドファンディング
by PiS
お世話になっています。トルコよりPiece of Syriaのへむりです。
皆さんの心のこもったご支援、本当にありがとうございます。
本年夏に行ないました、シリア国内の幼稚園支援につきまして、
現地パートナーNGOのウサマ氏と話して参りました。
詳細はこちらに書かせていただきましたので、是非、読んで頂ければ幸いです。
そのシリアの幼稚園のストーブの燃料代が足りない可能性が出てまいりました。
まもなく、氷点下にもなるシリアの寒い冬がやってきます。
ストーブと燃料が足りない場合、「寒い教室に行きたくない!」と
子ども達が幼稚園に行かなくなってしまう可能性が出てくるんだそうです。
子ども達がより良い環境で勉強を続けられるように、皆様のご協力、宜しくお願いいたします!
今回集まったお金は、BASE手数料を除いて、全額ストーブの燃料代に使わせて頂きます。
目標金額の7万円(200$×3ヶ月+手数料)を超えた分につきましては、
子ども達のジャケットなど、子ども達の越冬支援に関するものに使用いたします。
ご支援をいただいた皆様には、「トルコからのへむりの直筆のお手紙」を届けさせて頂きます!
(1口から大歓迎です!2〜5口などまとめて頂けると、もっと嬉しいです!!)
【ご支援者様へ】
既にご支援下さっている方で、お手紙のリクエストがありましたら、
追加のご支援がなくても、是非ともお応えさせて頂きますので、ご連絡くださいませ。
下記のどれかに、
①お名前 ②郵便番号 ③ご住所 をお知らせくださいませ。
メール:piece.of.syria@gmail.com
Web: http://piece-of-syria.org/contact/
Facebook: https://www.facebook.com/piece.of.syria/
————————————————
●こちらは、2018年12月7日まで限定になります。
●発送時期は2018年12月中旬を予定しています。
●越冬支援の報告書はWebサイトでの報告に替えさせていただきます。
12月22日(土)12:00~14:15 @大阪(中津)
「シリアに希望を届ける」活動報告会(と、アラブ料理交流会)@大阪」
http://piece-of-syria.org/2018/11/25/osakapiece/
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Posted at 00:59h
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へむり。,
クラウドファンディング
by PiS
Q. 私たちが支援している学校ってどんなところ?
A. 他の組織から支援を受けていない、シリア北部にある幼稚園・学校・障がい児学校です。
国内で活動を行なう [A Little Help is Enough] が支援する学校になります。大きく分けて4つあります。
※[A Little Help is Enough] は、Piece of Syriaと協力関係にあるNGOです。
詳細は本文の最後の方で。
① 幼稚園
3〜7歳が通う。100人規模。3クラス。
スタッフは8人。
シリア国内に国連などが支援に入ってきてはいるが、
対象は小中高のみで、幼稚園は入っていない。
そのため、この園には、どこからもお金が全く入ってきていない状況で、
先生達の給料が支払われていないため、それが急務。
先生達も家族がいるため、給料が支払われないのであれば、
先生という職を辞して、稼げる他の仕事や海外に行く可能性がある。
先生がいなくなれば、園を閉じる事態になってしまうが、
一度、閉鎖してしまえば、再開するのが難しいとのこと。
2013年からアレッポ内にある幼稚園を支援していたが、戦火を避けるために避難し、
2017年からアレッポ郊外の場所を移して、運営を続けている。
先生の給料、授業や心のケアのための教材・筆記用具、氷点下を下回る寒さのためのストーブや防寒具への支援が必要。
② アレッポ郊外の学校
6〜15歳が通う。3つの洞窟内の学校と1つの学校。各300人規模。全部で15クラス。
洞窟内にあるのは、空爆の被害を避けるためで、安全のために外から見えない場所に。
スタッフは40人。
夏は暑さ、冬は寒さが厳しいが、安全を最優先している。
他のところからの支援がある。
現在、洞窟の学校3つのうち一つは授業を中断している。
(武力紛争の悪化のため)
③ 障がい児の学校
6〜15歳の障がいを持った子ども達が通う学校。75〜100人規模。3クラス。
スタッフは6人。
新たに始めた事業で、どこからも支援がなく、厳しい状況。
寒さ対策と先生の給料への支援が必要。
④ イドリブ郊外の学校
6〜15歳が通う。400人規模の学校2校。合わせて10クラス。
スタッフ16人。
イドリブ県の武力紛争が激しくなっているため、現在こちらの学校はストップしている。
県内の1000校もの学校が運営を停止していると言う。
現在、私たちはクラウドファンディングを行なっており、
① 幼稚園、③障がい児の学校へ優先して、支援をいたします。
(④は運営が止まっていて、②は他の団体からの支援があるため。
余裕分ができれば、②へも支援を行なう予定にしています)
http://piece-of-syria.org/whatyoudo/fundforwinter/
中東といえば「砂漠」=「暑い」というイメージを持たれる方は多いですが、
シリアは四季があり、冬は氷点下を下回り、
路面が凍結したり、雪が降ることもあります。
そうした寒さ対策の支援なしでは、学校・幼稚園で授業を受けることは難しいです。
[caption id="attachment_16408" align="aligncenter" width="225"] 冬は氷点下まで下がるシリアの冬[/caption]
また先生達に給料が支払われておらず、A Little Help Is Enoughからの、
先生へのわずかな報酬(かつての給料の1/10程度)が頼りになっています。
先ほども書きましたが、先生達も家族がいるので、
このままでは家族の生活のために、先生を辞して、別の仕事か海外に行く可能性があります。
そうなると幼稚園は閉鎖し、再び開けるのが難しくなるそうです。
なんとか、この閉鎖を避けるため、迅速な支援が必要とされています。
「今すぐにでも!」という火急の知らせがあるので、
今月末に集まった分を、先立って現地に送ります!!
すでにご支援の連絡をいただいております皆様、
本当にありがとうございます!!!
是非、ご一緒に世界の未来を創る活動をしていきましょう!
● A Little Help Is Enough
シリア国内の教育支援を行なうNGO。
トルコ在住のシリア人のUsama Ajjanが、2012年から日本人など海外の友人から寄付を募って始める。
ウサマ氏は、元英語教師で、アレッポ大学 英語学科卒業。在学中、日本語を学ぶ。卒業後、小中高それぞれの学校で英語教師として働く。シリアの騒乱が起こった後もシリアに残り、教師を続けていたが、誘拐事件に遭ったことを機にシリア国外から教育支援を行なうと決意し、トルコへ避難。自身の生活費を削っても、学校への支援を絶やさないウサマ氏の姿勢を見て、2016年より、Piece of Syriaとして協力することを決める。
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Posted at 07:13h
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へむり。
by PiS
アッサラームアライクム!
Piece of Syriaのへむりです
先日、スタッフの武田と、現地協力者のウサマさんとSkype会議を行ないまして、現地の情報を聞きました。
彼の支援している場所の状況を聞くと、
特に状況が過酷なのが幼稚園のようで、
他のどこの団体からも支援がありません。
今まではなんとか、
ウサマさんの人脈の中で支援を募ったり、
僕たちが報告会の収益やあずかった募金などでつないでいましたが、
このままでは幼稚園が継続できなくなります。
私たちPiece of Syriaとして、
この幼稚園の、メンタルケアの授業や、
厳しい冬を乗り越える越冬支援のために、
クラウドファンディングを実施することに決めました。
私たち一人ひとりが1日33円を届けることで、
子ども達が笑顔になる、未来に希望が持てる活動になるように!
そして、ご支援くださった方にその実感を持っていただけるような、
かつワクワクするリターンもあるような形にしたい!
…と今、考えております。
実施開始の日程が決まり次第、皆様にお伝えしますので、少々お待ちくださいませ。
また、広報活動やイベント企画など、
国内で一緒に動きたい!という方もご連絡をもらえたら嬉しいです!
http://piece-of-syria.org/contact/
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