皆様、こんにちは!この度、Piece of Syriaインターン生として活動することになりました、岡田花凜(おかだかりん)です。今年3月に大学を卒業し、今は9月からの大学院進学に向けて準備をしたりフランス語の勉強をしたりして過ごしています。
Piece of Syriaで実現したいことは、中東地域に関する自身の理解を深めるだけでなく、その理解を周囲に還元することです。国際情勢が不安定化する昨今、国際協力を進める上で重要なのがその場に生きる人々を理解し歩み寄ることだと考えています。
Piece of Syriaの一員として、この目標を達成できるように頑張ります!
■私の「国際協力」への入口とこれから
学部時代、私はタンザニアの幼稚園生に教育支援をする学生団体を運営していました。現地の子どもたちと触れ合いながらその子たちのために活動できる、とワクワクしていた矢先、パンデミックにより現地渡航はおろか、同じキャンパスで勉強する友人たちと会うことすら難しい状況が続きました。
しかしその中でも、私はあることを通じて現地と繋がり、役に立てることを学びました。その「あること」とは、理解と対話です。SNSを使ったり現地出身の人とワークショップをしたりと、工夫をすればどんな状況でもお互いを理解するチャンスは作れる、という気づきを得たのが、もっと国際協力に関わりたいという思いに火がついたキッカケでした。
学生団体で作成していた、タンザニアの伝統布キテンゲを用いたコースターです
■Piece of Syriaとの出会いと私のお仕事
今回Piece of Syriaでインターンをすることになった直接のキッカケは、国連フォーラムというメーリングリストを通じて届いたインターン生募集の投稿でした。その後団体のことやシリアのことを調べるうちに、団体理念である「ひとかけらを、ひとつなぎに」に共感し、またこれまでに関わる機会が少なかった中東地域について主体的に関わりたい!と感じ、インターンをすることになりました。
今後は主に、現地で協力しているNGOのスタッフの方たちとの連携やイベント運営、SNSでの広報などを行ってまいります。
■互いに歩み寄れる国際社会を作りたい!
9月から進学する大学院では外交、紛争解決など人対人のコミュニケーションに基づいた国際協力のあり方について研究します。とあるPiece of Syriaのイベントで現地の子どもたちの様子を見たときに、数学が好き、アラビア語が好き、将来は先生になりたい、宇宙飛行士になりたいと目を輝かせる子どもたちの様子が強く印象に残っています。
このような子たちを1人でも多く増やすためには、この子たちの生活や文化を理解することがとても大事だと感じ、またそのための活動に携われることにとてもワクワクしています。この経験を大学院での学びに活かし、互いに歩み寄ることのできる国際社会を作ることに貢献したいと考えています。
これから精一杯頑張りますので、よろしくお願いいたします!