こんにちは。スタッフの鈴木のどかです。
レポート第一弾に引き続き、ウサマ来日中の様子をお伝えしていきます!
瀬戸SOLAN小学校を訪問した後は、名古屋のTOUTEN BOOKSTORE さんへ。
こちらでは、6/2~6/10の間、Piece of Syria写真展「シリア」を知っていますか?を開催しています。
詳細:https://touten-bookstore.net/blogs/event/exhibition_2306
感度の高いセレクトの本や、美味しいドリンク・焼き菓子を楽しめる素敵なお店です!
初日である6/2の夜に、特別企画として、こちらでウサマと代表中野によるトークイベントを行いました。
ウサマにとって、初めての支援者さんとの対面、そしてPiece of Syriaとしても初めての名古屋でのイベント。どんな方々と出会えるかワクワクです!
代表中野が、戦争前のシリアで撮影した写真から、Piece of Syriaとして活動を始めてからの事業地の写真を展示しています
写真展では、Piece of Syriaがおすすめする、シリアや中東、イスラームに関する書籍もセレクトして置いていただいています!
この日はあいにくの大雨で、交通機関が大乱れ。
残念ながら来られなくなってしまった参加者さんもいらっしゃったのですが、オンラインでお繋ぎをしました。
参加者さんは、以前から支えて下さっているパートナー会員さんや、トルコ・シリア地震で寄付してくださった方、そして今回のイベントをきっかけに知ってくださった方まで様々。
皆さんに写真展を見ていただきつつ、和やかな雰囲気の中スタートしました!
初めは、代表中野から、「戦争前のシリア」と「Piece of Syriaのこれまで」についてのお話。
シリアと聞くと、難民や戦争・・なんか難しそう・・・というイメージであるところを、
シリアがどんなに魅力的な国であったか、そしてどのような状況に変わっていったか、明るく・軽快にお伝えしています。
そして、ウサマと参加者さんとの対話のセッション。
皆さん積極的に、英語で直接ウサマに質問をしてくださるので大変盛り上がりました。
「戦争の後、シリアの教育で最も課題になっていたことは何ですか?」
「中東というと、女性の立場に関する問題をよく聞きますが、シリアでは女性の状況はどうなっていますか?」
「SAKURA幼稚園ではどのように入園希望の子どもたちを選んでいるのですか?」
など、シリアや教育の現状について深堀をして理解を深めました。
質疑応答が一段落すると、今度は逆にウサマから皆さん一人ひとりに「どんな仕事をしているんですか?」と質問攻撃!
皆さん、お一人ずつ丁寧に答えて下さり、「皆さんそれぞれが各分野プロフェッショナルなのですごいです!皆さんから学びたいです」とウサマ。
距離間の近い会場ならではの対話が生まれ、親密な雰囲気で幕を閉じました!
イベント後にいただいたアンケートの感想を、以下抜粋してご紹介させていただきます。
「元々シリアの教育普及率が高いことには驚きました」
「中野さんのお話がとてもおもしろかったです!ずっと聞いていられます。難しい話も明るくしてくれていいです」
「現地の様子を動画で見られてよかった。教育の重要性が改めて分かった」
「ニュースだと大変な状況ばかりがピックアップされていますが、その中で希望を持って笑顔で学校に通っている子ども達がたくさんいることが印象的でした」
「教育が大事だと思うと、私だったら学校の先生をサポートすると考えるかも?と思いましたが、幼稚園を運営することで、小学校以降に学ぶ力をつける・コミュニケーションの機会を作ることができる、ということが印象に残りました」
皆さんのおかげで、ウサマにとっても、日本での最初のイベントがとても印象深い素敵な思い出となりました。
ご参加いただいた愛知の皆さま、本当にありがとうございました!
また是非お会いできることを楽しみにしています。
イベント後には、参加者の皆さんにおすすめしてもらい、「世界の山ちゃん」で手羽先を食らうウサマ!
気に入っていました。
<広島(東広島)> 6月8日(木)16:00-18:00
詳細:https://d.kuku.lu/ywt5z3c3
会場:MIRAI CREA(ミライクリエ)
申込:https://00m.in/hKMsI
<大阪> 6月10日(土)15:00-19:00(交流会含む)
会場:アットビジネスセンター大阪梅田 701号室
申込・詳細:https://piece-of-syria2023.peatix.com/
<東京> 6月17日(土)15:00-19:00(交流会含む)
会場:渋谷No77(渋谷ヒカリエ近く)
申込・詳細:https://piece-of-syria2023.peatix.com/
Piece of Syriaは「ひとかけらをひとつなぎに」をコンセプトに、パズルのピースのように、一人ひとりの力が小さくても、力を合わせることで平和を実現できる力を持つことを目指しています。
そんな「あなたと一緒に活動していきたい」という想いで「月額サポーター」ではなく「パートナー会員」と呼ばせて頂いております。
2023年2月の地震によって家を失った先生もいます。そして、子どもだけでなく、大人達にも、心理的なケアが必要です。戦争に加えて、地震という被害にあったシリアの人たちが、日常を取り戻すには、時間がかかります。そこで、より安定的に質の高い教育支援をしていくために、継続的な支援を届けてくださるパートナー会員として、私たちと一緒に活動していただけませんか?
目標:300名(2023年6月17日(土)まで)
詳細:https://piece-of-syria.org/news/event/monthlyfunding_2023.html
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
担当:中野 貴行(特定非営利活動法人Piece of Syria 代表理事)
電話:080-4231-0818(※ 5月25日以降)
Eメール:contact@piece-of-syria.org