活動報告

【マンスリーキャンペーンへのご協力、ありがとうございました!】

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2ヶ月のキャンペーンが終了しました!!

新たにパートナー会員になってくださった皆さん、
シェアなどで協力してくださった皆さん、
奔走してくれたスタッフのみんな、
本当にありがとうございました!!!

目標人数には達成していませんが、2022年中に200名を達成し、
安定的にシリアの子ども達に教育を届けていきたいと思います。

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●昨年のキャンペーンで継続的な運営ができているトルコの補習校

私たちが支援しているのは、「シリア北西部にあるSAKURA幼稚園」と、「シリアから避難してきた多くの人たちが住むトルコ南部にあるシリア難民向け補習校」の2ヶ所です。

 

 

2021年に実施したキャンペーンで、トルコの補習校の運営が安定的に行なうことができています。

 

 

シリアの隣国トルコは、最もシリア人を受け入れています。戦争が始まった当初は、母国語のアラビア語で学べるシリア人学校があったのですが、戦争の長期化でトルコの方針が変更し、アラビア語の授業が禁止に。トルコ人と同じ学校で、トルコ語で学ぶことが義務付けられました。

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家で話している母国語のアラビア語と異なるトルコ語での授業についていけなかったり、難民に対するイジメなどを理由に学校に通わせたくない親、通いたくない子ども達もいて、35%の就学年齢のシリアの子ども達が学校に行くことはできていません。また母国語のアラビア語の読み書きができないシリアの子ども達が増えています。

 

 

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そこで、パートナーNGOである【Education Without Borders】と共に補習校を運営し、トルコの学校の授業についていくためのトルコ語・英語・算数を学ぶ補習と、地域の子ども達との交流の場を作っています。さらに、トルコ政府から認可を受けてアラビア語の授業も実施できており、いつかシリアに戻れるよう、言語や文化を学んでいます。

 

 

●トルコ活動費:13,200$
  月 700$:職員給与(7名)
  月 400$:水道光熱費、筆記用具

 
【現地パートナーNGOによる現地事業の解説】

 

 

【プロボノスタッフShihoのトルコ事業地の訪問】

 

 

●公共サービスがない地域に届けた教育という希望

戦争による影響で、シリアでは地域が政治的に分断され、シリア北西部アレッポでは教育や交通機関などの公共サービスが不十分です。戦闘自体は落ち着いていますが、それゆえ避難民が集まり、学校が不足しています。加えて物価の高騰で生活費がどんどん上がっているため、私立の幼稚園があっても、経済的に行けない子ども達が少なくありません。

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こうした状況を受けて、現地パートナーNGOと相談し、無料で通うことができる幼稚園の運営することを決め、2021年9〜10月にクラウドファンディングを実施し、目標金額を上回るご寄付を集めることができました。

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生徒は4~6歳の105名。授業内容は、アラビア語(国語)・英語・算数、そしてアクティビティ・心理社会学的ケアです。戦争の中で、心に傷を負ってしまった子ども達もいるので、幼稚園を安心できる場所だと感じてもらうことは、今後、子ども達が学校に通う習慣を身につける上でも大切です。

 

 

幼稚園の教室の環境を整えることは、子ども達が幼稚園に行きたくなるために大切です。シリアには四季があり、夏は暑くて冬は寒くなるので、扇風機や灯油ストーブを。そして電力が不安定なので電力太陽光パネルを。そしてもちろん、勉強机やホワイトボード、筆記用具や教科書なども準備しました。

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公共サービスのない地域では、先生の給与が届きません。それでも「子ども達は未来だから」と無給で先生として働く人もいますが、家族を養うために職を離れてしまうことも。安定的に給与を届けることは、「家族のご飯をどうしよう」ではなく「明日より良い教育にするにはどうしよう」と考えられるという教育の質の向上にもつながります。

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幼稚園のある場所は公共の交通機関がありません。目標以上の金額を集めることで、通園バスを届けられたことで、安全にかつ無料で子ども達が幼稚園に通うことができています。

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●シリア活動費:32,215$
   月825$:職員給与 (8名)
 10,315$:設備(机、椅子、ストーブなど)
   3,000$:家賃
   9,000$:バス(ドライバー、ガソリン込み)


【現地パートナーNGOによる現地事業の解説】

●クラウドファンディングで始められたSAKURA幼稚園をさらに大きくしたい

このように大きな成果を出してきた幼稚園ですが、「物価の高騰」「国内避難民が集中してきて、教育サービスが不足」という中で、私たちの幼稚園に求めらているニーズが非常に大きくなっています。

 

物価高騰の結果、バスの購入費用が4000$追加で必要になりました。
そして、先生達の生活のことを考え、かつ1人でも多くの子ども達に教育を届けられるように、先生のシフトを増やし、その分の給与も増やして、生徒数を100名から200名にすることを決めました。

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2022年に実施した「シリアの未来キャンペーン」で、新たに36名のパートナー会員になってくださり、新たに毎月7万2000円のご寄付を届けていただいています。また、JAMMINコラボを通じたチャリティー(387,770や、単発のご支援(90,971で、「バスの値上げ分」と「職員8名の給与の増加分」をカバーすることができます。

 

  

9,000$:バス(ドライバー、ガソリン込み)→13,000$
月825$:幼稚園の職員給与 (8名)→ 月1,400$

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しかしながら、物価高騰で机の購入費用などに追加で4,135$を支払うほか、円安の状況下で予定していた以上に予算が必要な状況にあります。
そして、支援地域でより多くのシリアの子ども達が教育を受けたいと声を届けてくれています。

その声に応えられるよう、未来を担う子ども達に教育の機会を届ける活動に、皆さんのご協力をお願い致します!

★支援はこちらから
★増額の方法について



【現地パートナーからのメッセージ】


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