■感謝月間特別企画!
■クイズ!シリアについてPoSと学ぼう②
答えは、、、、
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■シリアコーヒーにまつわるコラム!
シリアで飲まれているコーヒーをご存知ですか?日本で一般的なドリップコーヒーとは一味もふた味も違います。
シリアで飲まれるコーヒーには、「アラブコーヒー」「トルココーヒー」「シリアコーヒー」があります。
アラブコーヒーは、アラビア語で「カフワ・アラビーヤ」と呼ばれ、「Arabic coffee, a symbol of generosity(アラビックコーヒー、寛容さの象徴)」として2015年にユネスコの無形文化遺産にも登録されました。
アラビックコーヒーは「ウェルカムコーヒー」とも呼ばれ、客人がきた時に振る舞うおもてなしのコーヒーです。香辛料を加えたコーヒーを、「ダッラ」(アラビアコーヒー専用の美しい形をしたコーヒーポット(写真))から、小さなコップに注ぎます。
続いて、トルココーヒーとシリアコーヒー。こちらは取っ手の付いた小さなお鍋(ラクワ)で、粉に挽いたコーヒー豆を水から煮だし、小さなカップに粉ごと注いで上澄みだけを飲みます。
シリアの人たちに言わせると「カルダモンを入れるのがシリア流!」だそう。コーヒー屋さんで豆を買う時には、「カルダモン入り、無しどっちにする?」と聞かれます。私は断然カルダモン入り派です。
コーヒーを振る舞うことは、客人へのもてなしの象徴でもあるので、お宅にお邪魔する時、仕事で会社や事務所を訪問する時、お店でちょっと店主と仲良くなった時など、あらゆる場面でコーヒーが出てきます。
トルコに住むシリア人のお宅を訪ねた際ももちろん、必ずコーヒーを淹れてくれました。各家庭ごとに淹れ方にこだわりがあるので、キッチンをのぞくと、美味しいコーヒーの秘訣は何度も沸騰させてつくる「泡」を壊さずにカップに注ぐことなんだとか。
Piece of Syriaが補習校を運営するトルコのガズィアンテップは、シリア人が多く住む街なので、シリアブランドのコーヒー豆を仕入れて商売をしているお店もいくつかあり、シリアの人々のコーヒーへの情熱を感じました。