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世界二周目したスタッフが、Piece of Syriaに関わり続ける理由_金澤鮎香【キャンペーン特別ブログ】

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こんにちは。Piece of Syria副代表理事の金澤鮎香(あゆか)です。

4月末までパートナーと共に中南米中心に世界一周の旅をしていました。

先日帰国したばかりの無職です。(絶賛お仕事募集中です!)それまではフェアトレード企業等で、通販サイトを中心に広報マーケティングのお仕事をしていました。

 

Piece of Syriaでは本業or旅の傍ら広報ファンドレイジングに関わっています。(今は無職ですが…)情報量が我ながら多いなぁと思いつつ、なんだか変な人がPiece of Syriaにいるんだなぁと思っていただけたらそれでOKです。

 

「仕事しながら(もしくは旅をしながら)、なんでPiece of Syriaに関わっているの?」

 

よく聞かれます。

改めて今回この文章を書くに当たりPiece of Syriaになぜ関わっているのか簡単にお話できればと思います。

 

 

私、歴史が好きで高校の時に世界史資料集を眺めるのが好きでした。その時に「オスマン帝国」というものに出会いました。現在のトルコ共和国の前身の国です。その時に資料集で見たオスマン帝国皇帝の肖像画がな〜ぜか気に入ってしまったんです(分かりやすく言うとイケメンだったんです)。

 

そこから「オスマン帝国」の歴史、文化が好きだ!という気持ちが急にばーん!と降りてきました。なぜかと言われてもよく分からないのですが、好きになるとかなんだか気になるって分かりやすい理由がいるのかなぁと今では思っています。(だって好きなんだからしょうがないやん!)そこから大学でも史学科を専攻してトルコや中東、イスラム文化への関心が育っていきました。

 

実際に初めてトルコへ行ったのは大学1年時。2011年。そこから更にトルコが大好きに。2013年、大学4年時に休学をしてボランティアをしながら一回目の世界一周をします。その際、2ヶ月間トルコでボランティアをしたり、ヨルダン、イスラエル、パレスチナなど中東地域を旅しました。 

 

その後就職して働くのですが、3年後の2018年「辞めてトルコに行こう!」という気持ちが抑えきれなくなりとりあえず退職。とりあえずトルコに行きます。

 

そこでいよいよPiece of Syriaと出会います。当時トルコ駐在しながら難民支援の仕事をしていた弊団体代表の中野の存在を知り連絡を取ってみたのです。

 

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、我らが代表はなんせ人当たりが良い。

直接活動地に押しかけた私に対して、本当に丁寧に数日間アテンドしてくれました。

Piece of Syriaが運営しているトルコに住むシリアの子どもたちに向けた補習校訪問、シリア人のお宅訪問やパートナー団体のスタッフ訪問など。

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(パートナー団体スタッフと補習校訪問)

  

それぞれ厳しい状況にも関わらず、みなさんしなやかで前向きで、強くて、食事をご馳走になったり泊まらせてもらいました。

 

「すごいなぁ」と自然に思いました。困難な状況でも生き抜く力とでもいいましょうか。いい意味でも悪い意味でも日本は「平和」だからこそ私、ゆるりと生きてんなぁと思ったんです。もちろんそれはとってもとても幸せなことなのですが。

 

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(シリア人とクルド人の方と一緒にお茶)

私にできることがあるならば、ちょっとでも助けになるならば。

 

そんな軽い気持ちで、自分の手伝える範囲でPiece of Syriaの活動をお手伝いし始めました。

 

正直なところ、国際協力や平和に関してめちゃくちゃ熱い想いやモチベーションがあってやっているわけではないのです。(熱い想いを持ってやっていらっしゃる方々を否定する意味合いは全くありません)

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(今回の世界一周で再訪した補習校にて)

 

自分の時間やできることを使うならば、

「少しでも世界が良くなる方向に使うほうが気持ちがいいな」

そう思っているだけです。

 

眼の前で困っている人がいて、自分が手伝えそうだったら手助けする人が多いと思います。あんまりそれと変わらない。自分がやりたいからやっているだけです。

 

「なんだか好きな国トルコに関わりのある方々となんかの縁でお会いして、繋がりができて。ちょっと困った状況にあるみたいだから応援したい。」

支援というより日本からのエール、応援みたいなものと個人的には捉えています。

 

そんな軽い気持ちでずっとPiece of Syriaに関わり続けています。

 

手前味噌になりますが、Piece of Syriaは関わる人の質が良いんです。スタッフ、ボランティア、応援いただいて関わってくれる支援者の皆さま、みんな友達になれる人ばっかり。

 

そんなPiece of Syriaに関わる人たちとの繋がりが楽しくて、きっかけは軽い気持ちでも今日まで続けることができました。

 

シリアというマイナーな国に特化してVISIONを掲げ、ここまで大きくなれたのも本当にこれまで関心を寄せて応援してくれた皆さんのおかげ。

団体が以前より大きくなったことで、より多くの困っているシリアの方々に日本からの応援の気持ちを届けることができています。それは皆さんが関心を寄せてくださっていただいたからに他なりません。

 

正直なところ、何かを始め、何かを続けていく上で切っても切れないものがあります。

それは「お金」です。ビジネスだろうが国際協力だろうが全てについて回るもの。

 

NGOを継続していく上で原資となるものは何パターンかありますが、一番経営が安定するのは「月額寄付」会員がどれだけいるかにつきます。安定して毎月応援してくださるかたがいらっしゃることは、想像以上に本当に本当に貴重な存在でありがたいものなのです。

 

今回そんな仲間を更に募っています。パートナー会員という月額寄付制度です。

寄付のサブスクというものに関して考え方、捉え方は多々あるかと思います。

 

ですが、もし少しでも関心をお寄せいただけるなら、良かったら軽い気持ちで始めていただけないでしょうか。なにか違うな。と感じたら辞めることも勿論できます。

 

自分の大切なお金を使うならば、

「少しでも世界が良くなる方向に使うほうが気持ちがいいな」

そう思ってもらえるなら。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

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