こんにちは。スタッフの坂田です。
改めて、ウサマ来日中の様子をご報告していきます。こちらのレポートは、6月8日に大阪で、6月17日に東京で開催したイベントについてお届けします。
第1部では、代表の中野より、直近の活動内容で達成できた成果についてご報告。
活動地であるシリア北西部にて運営する、SAKURA幼稚園は、質の高い教育が地域で評判となり、300名まで生徒数が増えています。
また、2月に起きた地震では、今までの活動を土台に、先生方への金銭的な緊急支援、食糧支援による現地での成果もお知らせしました。
その後、ウサマからPiece of Syriaとの協働で得られた成果や、これからどんな活動が現地で必要になるか、を直接お話しさせていただき、ご支援くださるみなさんへの感謝の気持ちを届けました。
第2部では、一緒にこんな活動ができそう!など、Piece of Syriaと協働できそうな活動へのアイデアを、参加してくださったみなさんと共有する時間となりました。
みなさんからの積極的な質問のおかげで、わたしたちも、新たな気づきやアイデアを得ることができ、スタッフ一同うれしく思っています
第3部では、アラブのお菓子や差し入れいただいたお菓子などを交えて、ざっくばらんに交流の時間をもうけました。初めましての方も、活動を始めた当初から応援してくださっている方とも、和気藹々と、和やかな時間を過ごすことができました。
今回のイベントを通して、普段ケニアにいる代表とは久しぶりの対面。大阪で創設メンバーが久しぶりに集まったり、パートナー会員さんが北海道から駆けつけてくださったり、この機会にウサマに会いたかった!と友人を連れてご参加くださったりと、たくさんの、初めましてや、再会がありました。普段オンライン中心に活動していることもあり、直接お会いできることの嬉しさを噛み締め、シリア人スタッフ・ウサマとの対話や、参加したみなさんと交流など、あっという間の4時間でした。
<設立メンバーと久しぶりの再会。今のPiece of Syriaがあるのはこのメンバーのおかげです!!>
当日、印象的だったのは、参加者から出た、
「ウサマと、中野さんのそれぞれの尊敬している部分は?」という質問に対して、
お互いが少し照れながら、「お互い、よく働くよね!」と言っていたこと。
2人の信頼関係が垣間見え、和やかな雰囲気に包まれました。
また会場では、パートナー会員の方に、ウサマからアラビア語でメッセージ&名前をプレゼント。普段あまり馴染みのないアラビア語に、名前を書いてもらった参加者の方の、好奇心でいっぱいの目が集まりました。みなさんからサインを求められ、ウサマはさながら、アイドルのよう。少しでも、アラビア語や中東のことを身近に感じてもらう時間となっていますように・・・。
そして、なんと言っても、ボランティア精神の塊!のような方が数多くご参加くださり、スムーズな運営ができました。今回のイベントの運営には、東京・大阪合わせて、20名以上の方がボランティアとしてご協力くださっています。この場を借りて、お礼申し上げます。
<東京会場でボランティアとして、設営から運営まで動いてくださったみなさん、ありがとうございました!>
今回スタッフとして初めてイベントの開催を経験し、本当におひとり、おひとりのチカラあってこその、Piece of Syriaだなと実感しています。
みなさんからの気持ちを大切に、これからも活動していきます。
引き続き、よろしくお願いします!