活動報告

【現地からの感謝の声】SAKURA幼稚園の卒園生、オマルくんのストーリー

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オマルくんは、2022〜2023年にSAKURA幼稚園の年長組に通っていました。
当初、彼は視力が悪かったのですが、家族もオマルくん自身も、そのことに気づくことができませんでした。オマルくんは賢く活発な男の子ですが、授業中に常に白板がはっきり見えないことに悩まされていました。

オマルくんが一番前の席に座りたいと話していたので、幼稚園の先生が「視力が悪いのではないか?」と気付き、視力検査を行ないました。幼稚園の園長先生とスタッフが、「地域サービスマップ」をもとに、オマルくんと彼の母親と一緒に最寄りの医療センターに行くと、「右目に2.5度の衰弱」を患っていたことが判明し、医療用メガネを提供してもらいました。

適切な治療により、彼はいつも付きまとっていた頭痛もなくなり、より活動的に、より勉強に集中することができるようになりました。
そして、オマルくんはSAKURA幼稚園の卒業時には、成績の最も良い「優秀賞」を受賞しました

SAKURA幼稚園では、町の小学校に通うための手伝いもしており、町から引っ越した場合を除けば全ての生徒が小学校に通うことができています

今、オマルくんも町の小学校に入学し、クラスで最も活発で賢い生徒の一人になっているんだ、と報告が届いています。彼がSAKURA幼稚園でしっかりとした基礎教育を受けることができたためです。


オマルくんは朝起きて、元気いっぱいに元気に小学校へ行き、正午に家に帰ると、何よりもまず学校の勉強をします。彼からは「科学の勉強も、学校も大好きなんだ!」という声が届いてます。

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Piece of Syriaでは、寄付月間の12月を【冬の感謝月間】と位置づけ、
SNSやブログなどで、現地のスタッフや子ども達、日本で活動するスタッフからの
感謝の想いを皆様に届けさせていただきます!

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