こんにちは。
インターン生として活動させていただくことになりました、嶋岡瑠菜です。大学院で農業経済学を専攻しており、日本の小麦生産について研究しています。
Piece of Syria では、主に広報を通じて、子どもの人生の選択肢を広げられるような社会づくりを目指します。どんな環境に生まれたとしても夢を叶えられるような世界に、少しでも近づけていきたいです!
私は大分県で生まれ育ったのち、大学進学を機に上京しましたが、東京で多くの方々と接する中で、人生の選択肢は生まれた環境に左右されることに気づき衝撃を受けました。政治や経済など私が知らなかったことを当たり前に知っている同級生や、海外旅行をしたことのある同級生とたくさん出会い、少しばかり劣等感を抱いたのです。そして、私もこの世界のことをもっと知りたい、多様な経験も積みたいとの思いで、いろんな人と話したり新しいことに挑戦するようにしたところ、人生が広がっていく感覚がありました。人生が広がるというのは、仕事・住む場所・余暇活動など、ライフスタイルの選択肢が増えるということで、その人にとっての幸せな生活を営む基盤になると思っています。
この経験から、教養の深さや経験の豊富さは、人生の選択肢を広げるうえで大切なものだと考えるようになりました。そして、子どもたちの人生の選択を増やせるような活動をしたいと思い、中でもその基礎となる教育に関心を持ちました。
もちろん日本での私の経験と、シリアの子どもたちの経験は、同じようには語れないと思います。しかし、私は日本も他の国も含めて、どんな環境にいる子どもにも教育の機会を提供したいという想いを持っています。
Piece of Syria を知ったきっかけは、JICA PARTNER から届いたメールに掲載されていた、インターン生募集の投稿です。ちょうど「教育×国際協力」というキーワードでインターン先を探していたところに募集を見つけ、嬉しかったことを覚えています。
数ある団体の中からPiece of Syria に応募した一番の理由は、スタッフの皆様の紹介記事を見て、素敵だなと思ったことです。どの方もPiece of Syria に入る前から自分なりの想いを持って国際的な活動をしていて、その想いの一つ一つがPiece of Syria を支えていることを感じました。
Piece of Syria でインターン生として活動できることになり、とてもわくわくしています!シリアの子どもたちが夢を叶えられるよう、そしてさらにはシリアをまた行きたい国にできるよう、広報のお仕事を通じて貢献したいです。そのためにもまずは私自身がシリアへの理解を深め、シリアの魅力をたくさん知っていきたいと思っています。
国際協力をするうえで、現場で現地の方々と伴走することはもちろん、遠くにいる人が少しでもできることをすることが大きな力になると考えています。そのような協力の輪を広げられるよう、精一杯頑張ります。よろしくお願いします!