日頃よりPiece of Syriaの活動をご支援くださり、誠にありがとうございます。スタッフの鈴木です。
すっかり穏やかな陽気になってきましたね。桜の開花が待ち遠しいです。
私の住んでいる家の横は幼稚園なのですが、今日も朝から「春のことです~おもいだしてごらん~♪」と卒園式の練習の歌が聞こえてきて、いつの時代も歌う曲が変わらない!となつかしい気持ちでいっぱいになりました。
さて、SAKURA幼稚園でも、先日卒園式が行われました!
現地から届いた、にぎやかな写真をご紹介していきます。
現地提携団体と協力しながら、Piece of Syriaが運営支援をしているシリア北西部のSAKURA幼稚園。
大地震の後、2週間ほど休園をしていましたが、その後子どもたちに心のケアのアクティビティも行い、授業は再開されました。
(SAKURA幼稚園では、心理社会的ケアに特化した専門家を雇い、子ども達の心のケアに力を入れています)
特別な行事の度におめかしをするのは、世界のどこでも変わりません。
このような状況だからこそ、めいっぱい着飾ってお祝いをすることには特別な意味があるでしょう。
ちなみにシリアをはじめとする中東・アラブ地域の学校では、欧米文化の影響もあってか、このようなアカデミックガウンと博士帽を着て卒業式をすることが多いようです。
しっかりと勉強した証の、誇らしげなお顔。
(先生たちのお手製の飾り、愛がこもっています)
Piece of Syriaでは、大地震で被害を受けた方々への緊急支援も並行して進めていますが、このような状況だからこそ、教育を止めずに子どもたちに笑顔を届けたいと思っています。
SAKURA幼稚園が運営できているのは、パートナー会員をはじめとする、日頃からご支援くださる皆さまのおかげです。
今後、地震後の心のケアに注力した活動を展開しつつ、さらに受け入れ児童を増やせるようにしていく予定です。
どうか、引き続きあたたかい応援を賜りますようお願い申し上げます。
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