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Piece of Syria(ピースオブシリア) | 平和
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  シリア支援団体Piece of Syria代表の中野貴行です。     Piece of Syriaのクラウドファンディング、 「平和と未来をあなたと創る!シリアで夢を叶える学校を支えたい 」 いよいよ【終了まであと2日】となりました。   あたたかいお気持ちのこもったご支援をいただきまして、 皆さんのおかげで、無事に目標金額を達成することができました! 本当にありがとうございます!!!     終了まであと2日、その想いを少しでも広げ、 一人でも多くの子ども達が学びの機会を得られるために、 ご協力のほどよろしくお願いいたします!     お時間がある方は、下記の動画(70分)にて、 私たちの活動を説明をさせていただいていますので、 ぜひ聞いていただければ幸いです!   【Piece of Syria 活動説明会】   Facebookページ【Piece of Syria】  ...

こんにちは!Piece of Syriaのへむりです。 あなたの90秒、子ども達の想いに触れていただけませんか?     【90秒で伝わる、私たちが支える未来】   アブドゥルジャバル・ハシームくん   Q. あなたの夢はなんですか? A. エンジニアです。壊れた家や国を立て直したいです。   Q. どうして勉強したいですか? A. 大きくなった時、自分の国を守るためです。   Q. 戦争が終わったら、何がしたいですか? A. すべての人々のためになることをしたいです。 シリアの子ども達を助け、学校を作ります。     ​ ハラ・ナイームちゃん   Q. あなたの夢はなんですか? A.校長先生です   Q. どうして勉強したいですか? A. 生徒を教え、面倒を見るためです。 私は英語と日本語を勉強するのが好きです。 大きくなったら、戦争ではなく、教育で世界と戦います。   Q. 戦争が終わったら、何がしたいですか? A. 家を失った人たち一人ひとりに家を作ってあげたいです。     ​ ムハンマド・ハシュームくん   Q. あなたの夢はなんですか? A.警察官です   Q. どうして勉強したいですか? A.大きくなった時に、強い人間になりたいからです。 警察官になって、悪い人たちを捕まえて、安全な社会を作ります。   Q. 戦争が終わったら、何がしたいですか? A. 家や学校、幼稚園を立て直して、家に帰って、パーティーをしたいです。   ​私たちが支援する幼稚園の子ども達     シリアは元々、教育レベルが高く、 ほぼ全ての子ども達が学校に行くことができました。   しかし、戦争によって、その状況は変わってしまいました。 私たちがサポートしているのは、大きな団体や組織からの支援がなく、 先生達が無償で子ども達を教えている幼稚園・学校です。     今回のクラウドファンディングによって、 100人の子ども達が1年間、学校に通えるようになります。   是非、その一人ひとりの子ども達の未来を、 一緒に支える仲間になってください!     世界は、未来は私たちが変えられる。1日14円で。 https://readyfor.jp/projects/piece-of-syria #ピースオブシリア #世界は変えられる #シリア  ...

      アッサラームアライクム! Piece of Syriaのへむりです。     今日は地元の中学校の登校日に行われた「平和学習」で、講師をさせて頂きました。 元エジプト協力隊の友人が、その学校で先生をしていたのがご縁。     「平和もそうだけど、それより生き方について、ガツンと伝えてほしい!」 という要望をいただき、       自分に自信が持てなくて悩んでいた過去の話から、           小学校の卒業文集に書いた「戦争のお金を平和のために使いたい」という夢、               サプライズで100人を集めた彼女の誕生日会(その後、結婚しました)まで、赤裸々にしっかりとお伝えして来ました。                         そして、昔のシリアがいかに美しかったのか、 いかに素敵な人たちにあふれていたのかというエピソードから、                         そんなシリアが今、巻き込まれてしまった戦争の背景や、 歴史的に戦争が起こって来た背景についても、触れさせていただきました。                       僕の話す前に、修学旅行で長崎に行った生徒さんたちの報告もあったのですが、 すごくしっかりとお話をされてて、驚きました。   語り部さんから話を聞き、原爆の後に残った溶けた瓶を目にし、 「肌で感じること」の大切さを実感しました、と1、2年生に伝えていました。       冷房は効いていましたが、1時間座りっぱなしで、しんどい中、 笑いながら、うなづきながら、いい顔で話を聞いてくれた 生徒の皆さん一人ひとりの未来に、何か良い形で残せてたら嬉しいなぁって思います。         また、地域や学校での講演依頼がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さいませ。 全国どこでも駆けつけさせていただきますので!                                       http://piece-of-syria.org/2018/08/06/lecture/   ...

  アッサラームアライクム! Piece of Syriaのへむりです。   怒涛のような福岡の日々を終え、東京に帰って来ました。 2日間で36名の方に講演を聞いていただき、 写真展でも、多くの方が見てくださっていたと伺いました。     ご感想の一部を紹介させていただきます。   ・自分が知らないことや勘違いしていることばかりだった    ・資料を読んで、「何が当たり前かわからない」みたいな記述にハッとさせられた  ・私の行ったことのないシリア・ヨルダンが身近に感じることができました。 ちょっと旅行に行った気分であと何回かこのスペースを訪れてみようと思います。   ・戦争というイメージばかりがテレビで映されてしまう地域ですが、  この展示を見て美しい風景と満面の笑みという新たなイメージに触れることができました。   ・中東に対する見方が変わりました。  戦争の前はとても豊かだったのだったら、余計に今の状況がつらいのではないかと思いました。  早く現地の方々に、元の生活が戻りますように。自分のできることを探したいなと思いました。   ・交流というのは、国や民族、”異文化”とするものではなく、  一人一人の人間を相手にするものなんだな、という当たり前のことを改めて感じました。   などなど。   [caption id="attachment_17015" align="alignnone" width="400"] 鬼丸くんが作った「魔法のアラビアンマット」[/caption]   「シリア・ヨルダン」を知ることを通して、 日本や、僕たち自身について、知る機会につながったのではないかなぁ、 と思わせていただく、ありがたい感想をいただきました。     また、以前お伝えしておりました、 シリア国内の幼稚園で、無給のまま教育を続けている先生達が、 ラマダンとイードという大切なイスラム教のお祝いを迎えられるための募金ですが、 今週、1100$を送金いたしました。 (福岡でのイベントでのグッズ販売収益とご寄付から100$を追加しました)       引き続きご支援をいただいた分がございましたら、 イドリブの学校の先生達のために送金を追加でさせていただきます。   今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。   ・ネットでのご寄付     ・銀行口座でのお振込 ゆうちょ口座 ピースオブシリア        店名 408(ヨンゼロハチ)        普通 4328753   ※お手数ではございますが、報告書や報告会のご案内を送らせて頂きますので、 お振込みの場合は  ・メッセージ、DM  ・メール(piece.of.syria@gmail.com)  ・問い合わせ(http://piece-of-syria.org/contact/) まで、ご一報くださいませ。       #僕らは微力だけど無力じゃない #ピースオブシリア#シリア#教育支援           ...

  アッサラームアライクム! Piece of Syriaのへむりです。   先日からお伝えしましていますが、8月11日(金)に、報告会を大阪で実施することになりました。 是非、この動画だけでも見てもらえたら!   気になった!と思ったら、周りの方にシェアをして頂けたら嬉しく思います。 僕もUAEから戻り、このイベントでお話もさせていただきます。   ● アラビア語でのご挨拶   冒頭に使わせていただいております「アッサラーム・アライクム」。   日本人の感覚で喩えるならば、英語で言うところの「Hello」に近く、朝昼晩に関係なく、使われます。   まず、会った時に「アッサラーム・アライクム」から始まり、 「元気か?最近なにかあった?家族は元気しているか?」という所までがご挨拶。   「アッサラーム・アライクム」は直訳すると「あなたの上に、平和がありますように」となり、 なんとも穏やかな挨拶だなぁと、しみじみ感じます。   「サラーム」が「Peace」と言う意味なのですが、 「さようなら」にあたる挨拶に「マァッサラーメ」(With Peace)だったり、 「サラマート」(サラームの複数形)だったりして、 「Peace」はとても身近な言葉です。   イスラム教徒の人たちと話していると、 「今、イスラム教徒に対して、怖いとか、危険だとかを感じさせるニュースが多いけれど、  俺たちは、平和を愛してるんだ」 と悲しそうに言います。   本当にごく一部の人たちによる悪行が、こうしてイメージを変えてしまっているのは悲しく思います。   メディアの情報を鵜呑みにするのではなく、 できる限り、実際に話をして、肌で感じることがすごく大切だなぁと常々思います。   ● 「アッサラームアライクム」とイスラム教   2016年12月、シリアの村の友人達に会いに、レバノンに行った時の話です。   レバノンは宗教が入り乱れている国で、 「各宗派に政治権力配分がなされ、バランスの確保に意が用いられている  (大統領 マロン派、首相 スンニ派、国会議長 シーア派)」(外務省HP) という状況です。   僕が行った場所も、シーア派やキリスト教の人たちが住む場所でしたが、 そこに住む、僕の友人のシリア人はスンニ派です。   彼は「難民」と言う形ではなく、「出稼ぎ」に近い形で、家族とレバノンに住んでいたので、この場所も自分で選んだようでした。 また、彼の親戚が、何世帯か近くにいることも、一つの選んだ理由だと思います。   そんな宗教・宗派が入り乱れる場所でしたが、彼の家にキリスト教徒であるレバノン人の政治家がやってきてお茶を飲んだ後、一緒に近所のシーア派のレバノン人家族の家に行って、これまたお茶をほっこりと飲んだりもしました。   シーア派とスンニ派の違いについて説明するには、僕の知識が乏しいのですが、 そのうちのひとつとして、「シーア派は偶像崇拝を禁止していない」ということが挙げられます。   なので、そのシーア派のレバノン人の家には、イマームの写真や、顔の描かれていない預言者ムハンマドも描かれている絵が飾られていて、不思議な感じがしました。   こうして宗教が入り乱れる場所に来たので、シリア人の友人に 「”アッサラームアライクム”って、イスラム教の挨拶だよね?  パッと見ただけだと、キリスト教徒なのか分からないんだけど、どうやって挨拶したら良いの?」と尋ねました。   世俗国家であるトルコでは、宗教性を感じさせる「アッサラームアライクム」の代わりに「メルハバ」を使う、と昔聞いたことがあるからです。 また、先ほどの話の中でも触れましたが「アッサラームアライクムはイスラム教の挨拶」という話が出てきたことも何度もありました。   しかし、彼は、 「”アッサラームアライクム”はキリスト教徒にも使って大丈夫だよ。  ”アッサラームアライクム・ラハマトゥッラーワバラカート”まで言うと、イスラム教徒だけの方がいいけどね」という返事でした。   言われてみると、人口の20%がイスラム教徒であるシリアでも、「アッサラームアライクム」と言って、他宗教を排斥しているという話になったことはありませんし、イスラム教徒ではない僕がこの挨拶を使ったことで問題が起きたことはありませんでした。   彼の意見と、自分のわずかな経験に依存する形で恐縮ではありますが、 この「アッサラームアライクム」という言葉の持つ意味がすごく好きで、 宗教性を出したいわけではなく、あえて、この挨拶を冒頭に使わせていただいております。   戦争状態になってしまったシリアに「平和が訪れますように」という想いも込めて。   私たちの活動は、小さいものではありますが、 「アッサラームアライクム」という言葉の力を信じて、 平和のために、少しずつ進んで参りたいと思います。   シリア支援団体 【Piece of Syria】の活動報告会@大阪。 シリアを知る、教育支援を知る、難民を知る、そして一歩を踏み出す勇気がもらえるイベント!   【日時】2017年8月11日(金)  10:00〜11:50 (9:45〜開場) 【場所】梅田 Blue+ ブルータス5階(各線梅田・大阪駅から徒歩 7〜15分) 【申込】http://www.kokuchpro.com/event/pos_2017_8_11/ 【主催】シリア支援団体 Piece of Syria ...

アッサラームアライクム! Piece of Syriaのへむりです。   前々回は、シリア国内の「勢力図」の変化について、 前回は、シリア国内における「生活面」の変化について話して来ました。   今回は、アサド政権に関するシリアの人たちの心についてをお話しします。   僕は2015-7年の間に、ヨルダン、トルコ、イラク、ギリシャ、フランス、スウェーデン、レバノン、イタリア、ドイツ、イギリスを訪れ、その中で、僕が出会ったシリアの人たちから話を聞かせてもらいました。   [caption id="attachment_16102" align="alignnone" width="300"] シリア人からもらった「わかりやすく書いた勢力図」(2015年時点)[/caption]   ● 複雑なシリアの国内事情   先日、池上彰氏が番組で「シリア国内は今は三つ巴で…」と解説していました。 僕が以前、書かせて頂いたように、3つどころではありません。   あるシリア支援活動をされてきた方は、その話を聞いて「一桁違うね」と仰っていましたが、 それほどに、シリア国内における勢力争いは複雑です。   政府軍、反政府軍、アルカイダ系組織、ダーイッシュ、クルド軍、民兵、数あまたの小さな組織や海外に作られた組織、そして、それらの後ろには様々な海外の政府・組織・企業などがついているとされています。   トルコ政府は国内でクルド人と武力弾圧をしており、 その関係でシリア国内・イラク国内にクルド人の地域を作らせないように動いていたり、 一方でダーイッシュ掃討に非常に大きな成果を上げているクルド人部隊を支援したい国々も多くいます。   トランプ政権になってから中東における覇権をロシアに渡そうとしているような動きが見てとれますし、 そうした大国・周辺国の動きは時期により異なってきています。   もちろん、その動きは「シーア派」「スンナ派」などで分けれるものでは決してありません。   また、シリアの騒乱の原因となったものは、「自由を求める市民による民主化 vs それを弾圧する独裁政権」と言ったような対立構図とは言い難く、と言うのは、シリア国外からの働きかけは多くの文献で指摘されています。   その「働きかけ」の一つが、お金の動きです。 不自然な「お金持ち」のシリア人が現れているという話を耳にします。   そうした人たちにとって、あるいは軍需産業など戦争がビジネスになる企業・政府にとっては、戦争が続くことが望ましいと言えるわけです。   武力紛争という混沌を求める人たちがいるならば、平和への道のりが非常に困難であると言わざるを得ません。   [caption id="attachment_16109" align="alignnone" width="768"] 戦争前のダマスカスの街角[/caption] ● 単純化しないこと   さきほどと同じ番組で、政権側がサリンを使用したという「疑惑」も 「事実」として伝えていました。   数年前も、「化学兵器を使用か?」という本文を読み込めば「まだ分かってないんだ」とわかることも、 センセーショナルな見出しだけを見て、「使用した事実」へと歪曲されていたことがありました。   池上さんの番組は、僕もよく見ますし、現場へ直接赴き、話を聞く方だと耳にしますが、 それでも、シリアに関しては、このようなことが起こっています。 メディアから情報を得る際は、本当に気をつけていただければ嬉しいです。   確かに、そういう「見方」や「意見」が”あること”は事実です。 しかし、その見方が事実とは、まだ断言ができないのです。   そうした「数多あるうちの一つの意見」(しかも誤報であるかもしれないもの)で作られた世論が、平和を遠ざけ、戦争を助長する可能性もありますので、気を付けて情報を見ていかないといけないと思います。 それは、僕自身にも言えることなので気をつけたいと思います。   繰り返しになりますが、シリアで起こってきたこと、起こっていることを、 僕自身が理解しているとは決して思いません。 ですが、平和な頃のシリアに住み、多くのシリアの人たちの話を聞いてきたことで分かる「複雑さ」は理解していると思います。   「単純化しないことに勝る理解がない」というのが、僕の考えです。     [caption id="attachment_16108" align="alignnone" width="1024"] レバノンの幼稚園と小学校。生徒はシリア人とレバノン人が半分ずつだった。[/caption]   ● シリアはアサド政権をどう思っているのか?   「アサド大統領について、政権について、どう思うのか?」   これは、すごく繊細な質問になりますし、誘導尋問になる可能性を危惧して、 僕から率先しては聞かないようにしていました。   逆に、シリア人から聞かれることもありましたが、 僕自身も、明確な答えを避けるようにしていました。   しかし、彼らが想いを吐露してくれることもありましたし、 流れで話題になることもあって、意見を聞くことができました。   メディアでよく出てくる日本人ジャーナリストの方々は、 反政府の意見だけを取り上げていますが、 僕のように多くの国でシリアの人たちから、話を聞けば聞くほど 「いろいろな意見がある」ことが、実は分かります。   僕の数少ない経験ではありますが、 とりわけ、政府支持の話を聞くことが多かったのはレバノンで、彼らは英語を話せませんでした。   一方、ヨルダン・トルコでは、反政府の話を聞くことが多かったです。 偶然かもしれませんが、英語を話す人も多く、レバノンと比べて、支援をしている日本人も多くいる国です。   政権によるプロパガンダを指摘する人も多くいますが、 逆に、反政府軍によるプロパガンダを指摘するシリア人達もいるのです。 (つまり、反政府軍をサポートしている国々のメディアが協力していると推測できます)   また、「革命」を支持しつつも、かつてのアサド政権による政策を高く評価する人もいました。 アサド政権下で、教育・医療・治安などといった面で、豊かな生活があったからです。   「ただ、話す自由だけがなかった。  しかし、今のような状況になると知っていたら、革命を支持なんてしなかっただろう」   と僕に訴えるシリア人は1人や2人ではありませんでした。   何をお伝えしたいかと言うと、これも先ほどと同じで、「単純化しないこと」です。   シリア人の中にも、様々な意見があります。 支持する声も、反対する声も。   アサド政権を手放しで称賛することはできませんが、 同時に「アサド政権による弾圧に、すべてのシリア市民が苦しめられている」という単純な話でもないのです。   [caption id="attachment_16105" align="alignnone" width="1024"] スウェーデンの街中にはアラビア語が。イラクからの難民として来た人たちが作ったお店が並ぶ。[/caption]   ● シリアの人たちが望んでいることは   シリアの人たちを苦しめているものは、この戦争状態に他なりません。   2200万人ほどだった人口のうち、500万人近くが国外へ、国内では630万人ほどが国内避難民となり、 シリア国内では、物価が10倍、治安の悪化、インフラ・教育・医療システムの破壊により生活が困窮しています。   なにより、「家族で一緒に過ごす」というシリアの人たちが最も求めている「当たり前の中にある幸せ」が、「叶わない夢だ」とつぶやきます。   戦争が終わってすぐ、シリアの故郷に戻れるわけではありません。 ですが、彼らの望みは「戦争が終わること」です。平和です。   決して「難民として」良い生活をしたいとは望んでいません。 「かつてのシリアの方が、ヨーロッパよりも豊かだった」と懐古するほどでしたから。   何年か前に「そうだ、難民しよう」という日本人が書いた風刺画が、 世界のメディアで取り上げられて、大悪評を呼びましたが、 「ヨーロッパに難民になる」のは、望みではなくて、 「まだマシ」な選択肢として、仕方なく選んでいるということは、話を聞いていくと見えてきます。   「ヨーロッパで難民になることを望んでいるシリア人」はいるでしょうが、 少なくとも僕が出会った100人超の中には、ただの1人もいなかったのは事実です。   ヨーロッパで住めることになったシリアの人たちは口を揃えて「この国に感謝している」と述べていましたし、ヨーロッパの生活がダメだと言うわけでは決してありません。   ただ、お伝えしたいのは、 多くのシリアの人たちにとっての望みは「ヨーロッパで生活すること」ではなく、 「シリアで家族と平和に暮らすこと」なのだ、ということです。   多様な意見があることを知っていただきながら、 みなさんと一緒に「平和」について考えていければ、行動をしていければと願っています。   2017年(今年)8月11日に、大阪でイベントを企画する予定です。 是非、そこで皆さんとお会いして、お話しができれば嬉しく思います。   ...