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Piece of Syria(ピースオブシリア) | 平和
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  アッサラームアライクム!Piece of Syriaの中野貴行です。 現在、トルコ駐在と日本滞在を交互に繰り返しながら生活をしています。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「話を聞いてみたい」と思ってもらうことが最初 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   今年1月の日本滞在中、広島と兵庫の高校で講演を行ないました。 学校での講演は、普段の活動報告会でお伝えしているものと違う内容をお届けしています。 というのは、報告会は「シリアのことや支援活動について知りたい」という意思を持って、 大切な時間とお金を使って足を運んでくださっている皆さんにお話しするのですが、 学校の場合は「お前、誰やねん!!」という超絶アウェイからスタートします。     講師紹介で「国際協力」「世界中を飛び回り」「シリアで教育支援を」なんてフレーズが並ぼうものなら 「あ、僕とは無関係な、堅いマジメな話に違いない!」となる生徒さんが98%を超えます。   国際協力に関わる人なんて、日本でほとんどいません。 日本のパスポートは今、世界で一番ですが、その取得率は23%で、 そもそも海外に行くということが、「身近」ではありません。 なので、僕がお伝えする内容は、生徒さんにとって、 身近で、自分に関係のあると感じられるものにしたいと思っています。   <Henley Passport Index>       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日本の子ども達から届いた感想 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「自分の将来について考えさせられました」 「今まで何回も講演会を受けてきたが、こんなにも濃い50分初めてだった」 「進路に向けて、将来に向けて、自分の行き方を見直そうと思う」 「今、私たちが当たり前だと思っていること全て感謝したい」 「自分もやってみようと思うことをできるよう行動してみようと思いました」 「中野さんは笑顔いっぱいの人でパワーを感じました。私もそんな人になりたいです」 「終わった後は、いつも白紙のメモがぎっしり文字で埋まっていた」 「毎日勉強ができる環境がどれだけありがたいことか、完全に忘れてしまっていた。もっと頑張ろうと、前を向くことができた」   と、本当に、僕が驚くような感想がいっぱい届きました。   <講演感想の一部>       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ できなかったことができるようになる人生を ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   僕が講演のテーマにしているのは、 「当たり前ってなんだろう」「イメージと実際は違う」です。   最初に、僕の周りの人たちの変わった「仕事」を紹介して、 仕事や大人の「多様性」に気付いてもらって、 将来に対して、ワクワクする気持ちを届けるようにしています。 ペットボトルでイカダを作ったり、民族衣装でお花見をしたり、 アメリカをキャンピングカー、シルクロードを旅した話、 僕のサプライズバースデーの話やプロポーズ、結婚式やパーティーの話を伝えると、 「めっちゃいい!」と僕自身に興味を持ってくれます。   植松努さんがお伝えしてるように、 「夢とは、できなかったことをできるようにしていくこと」だと思っています。     ただ、できなかったことをできるようにすることは、簡単じゃないです。 例えば、バスケ部を3年間がんばって、将棋が上手くなる、とはならないはずです。 何を積み重ねたか。それが人生です。   英語の勉強をせずに、急に英語を話せる日は来ないわけで、 例えば、毎日2時間を積み重ねたりして、少し喋れるようになります。 (毎日2時間を積み重ねると、2/24=1/12、つまり1年で1ヶ月分になります)   五教科でダントツで英語ができなかった僕ですが、外国語大学に入り、 今では、年間の半分は海外で仕事をして、アラビア語も話せるようになって、 最近の仕事は就職活動せずに、スカウトのような形で仕事を依頼してもらっています。 「奇跡は準備した人にしか起きない」のです。     僕はシリアという国で「青年海外協力隊」として仕事をしていました。 シリアを画像検索すると、崩壊した建物や物騒な武器、押し寄せる難民などが出てきます。 「僕はその国に2年間住んでいました」というと、え?という顔になります。 そして、僕が住んでいた2008年から10年のシリアの話の平和でのどかで、 おせっかいなほど温かいエピソードを話すと、驚きと笑いを持って聞いてくれます。 「そんな国なら行ってみたい!」と思ってくれます。     ですが、2011年。シリアで起こった戦争で、その豊かな「当たり前」は一変しました。 一瞬、身近に感じたその国に起こった、あまりに急激な変化に驚きと戸惑い。 その中で、僕たちがやっている活動が届けられた希望の話をお伝えします。      ただ、そうした「誰かのために」という活動というのは、 自分自身に余裕がなければできないと思います。 (むしろ、その状態でしてしまうと、自身の心のスキマを埋めるために利用するものになると思っています)   一番大切なのは、あなた自身が、まず満たされること。   講演中にお伝えしたエピソードの中から、「当たり前」をキーワードに、 シリアの人たちや、身近な人たちから学んだ「幸せに生きるヒント」を3つお伝えするのが、 講演の軸になっています。(3つのヒントは講演のお楽しみに!)     30分ほどから2時間まで、求められる時間は違いますが、基本的にはこの流れです。 (具体的なエピソードが増えるので、長いほうが評判いいです)   日本と海外を行き来する生活はまだまだ続きそうで、 今後は海外の比重が増えていきそうな気がしますので、 こうした講演にご関心がありましたら、是非一度、ご連絡くださいませ!     http://piece-of-syria.org/2018/08/06/lecture/     ...

  アッサラームアライクム。Piece of Syriaのへむりです。 ● トルコの市民権を得る ● 中東の「難民」、欧州の「難民」 についてお伝えさせていただきます。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ トルコの市民権を得るメリット ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   トルコ便り⑤でお伝えしましたが、トルコに住むシリア人のステータスは、 「来たばかりの人」、「Kimlik(外国人登録)」、「市民権」の3種類です。     市民権を取得するには、 ・トルコに5年住み続けていること ・トルコ語が話せること、 ・トルコにとって品行方正であること ・学歴や技術を持っていること 等、条件があります。   しかし、話を聞いていると、その条件がピッタリ当てはまる人でなくても市民権を得ていたり、 逆に取れていない人もいる、とのことです。   Kimlikがあれば、教育や医療を受けることができますが、移動の自由がありません。(参照)トルコ便り⑤   Kimlikを登録した県以外への引っ越しどころか、移動さえ難しく、 移民局の許可がなければ、県外に出られず、許可もなかなかおりないため、 仕事探しや家族に会いに、隣の町にいくことができない、という話をよく聞きます。 (日本で県外に出られない、という制約を想像してもらえたら、その大変さがイメージできそうです)   <僕らにとっては非常に便利なトルコのバス事情だが…>   トルコの市民権を得た場合、トルコのパスポートを取得することができ、 トルコ国内だけなく、日本をはじめ海外に行くこともできます。 家を購入することもできます。   トルコの与党は、シリア人に対して、無理に追い出すような政策をしていませんが、 野党はその反対の姿勢になるので、当然、シリア人を追い出すような対案を持っています。 「いつか選挙で与党が負けた際には、急にシリアに退去強制させられるかもしれない」 そんな不安もある中、トルコの市民権の取得は、 トルコに住む家族の仕送りに頼っている家族にとっても、 シリアに帰ったら徴兵制で戦前に送られるかもしれないと不安を感じている若者にとっても、 自分と家族の安定と安全を守ってくれるものなのです。   ただし、それが認められたケースは非常に限られています。 (聞いた話だと3万7000人。多そうだがトルコに住むシリア人全体の1%)     http://piece-of-syria.org/2019/03/03/kimlik/       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 中東の「難民」欧州の「難民」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   「難民」といえば、難民キャンプに生活しているイメージをお持ちかもしれませんが、 実際には数%程度で、ほとんどが家賃を払って、都市で生活をしています。 そして「難民キャンプ」と名前がついていますが、 そこに住んでいる人たちは、実際には「難民(Refugee)」というステータスではありません。 「Asylum Seeker」(亡命希望者)というステータスです。 言い換えると、「難民になりたい」ということで、「難民」にはなっていません。   <イラクの難民キャンプ>     「難民申請」「難民認定」という言葉があるように、 申請し、認定されないと難民にはなれないからです。 シリアから国外に避難する際、周辺国のトルコ、ヨルダン、イラク、レバノンに向かうことが多いです。 しかし、それらの国では「難民」となれず、 ドイツやスウェーデン、カナダやアメリカなどで「難民」を目指すわけです。   例えば、僕が2016年にスウェーデンに訪れた際に教えてもらった例で言いますと、 難民申請から認定まで2年ほどかかりますが、 その間、語学訓練が実施され、授業に行けば生活費が支給され、家も個室(相部屋の場合も)でした。 難民認定後、5年以上定住し、安定した就労していることが認められると、国籍を得ることもできるそうです。   <スウェーデンの難民キャンプと語学学校>   シリア周辺国はまだ途上国で、ここまでの保障ができかねます。 制度が変わることも珍しくなく、いつ追い出されるかもわかりません。 就労そのものが認められていなかったり、仕事がなかったりします。 周辺国のシリア人は仕事がなくなれば「ゆっくり死んでいく」と表現している人さえいました。 トルコを除けば、国籍の付与も少ないため、特に子ども達の将来を考えて、不安だと言います。 子どもは、今住んでいる国しか知らないが、その国の国籍もないままで、その国の教育しか受けておらず、 いつしか実際の故郷にも、縁がない状態になってしまうからです。 将来への保障が感じられる「難民」と、 特に子ども達が不安定な立場になる不安が大きい「難民希望者」。     「ゆっくり死んでいくくらいなら」と、命をかけて死のリスクを負って ヨーロッパに密航する人たちがいたのです。 そして、家族を呼び寄せて、子ども達への未来を紡ぐために。   <トルコから見えるほどの距離にあるギリシャのレスボス島。かつては難民が殺到していた>      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ シリア人は難民になりたかったのか? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   シリアの人たちは、シリアという国が大好きです。 難民や難民希望者として受け入れている国への感謝をしつつも、 「シリアの方が豊かだったし、いい国だよな」という声ばかりです。 ヨーロッパに渡ったシリア人でさえ、その調子です。 (もちろん、そこに、三丁目の夕日的な「昔は良かった」という美化されたノスタルジーがあると思いますが) 離れ離れで暮らす家族、戻れない故郷は、いつも彼らに影を落としているように感じます。   いつか、シリアに戻れる日を。家族が集まれる日を。 僕らができることは限られていますが、 できることを、ひとつでも積み重ねられたらと思っています。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【トルコ便り】 ①【シリアはどうなるのか?】● トルコに残る人たち  ● シリアの今 ②【トルコに住むシリア人の声】● 閉じ始めた難民キャンプ ● シリア人とトルコ人の中で起きた衝突 ③【シリアからトルコへ。トルコからシリアへ】● 難民は負担なのか? ● トルコから去りたいシリアの人たち ④【移動ができない、という日常】● トルコのバス事情 ● シリアの中のトルコとクルド ⑤【シリア人のIDと医療と教育】● トルコに住むシリア人のID      ● 医療と教育事情 ⑥【シリア人のID ~教育と医療~】● 母国語で学べない● 病院に行きたい時は ◉【トルコでの僕の仕事とクルド民族について】   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【ご寄付】 ・ネットでのご寄付   ・銀行口座でのお振込 ゆうちょ口座 ピースオブシリア        店名 408(ヨンゼロハチ)        普通 4328753   ※お手数ではございますが、報告書や報告会のご案内を送らせて頂きますので、 お振込みの場合は  ・メッセージ、DM  ・メール(piece.of.syria@gmail.com)  ・問い合わせ(http://piece-of-syria.org/contact/) まで、ご一報くださいませ。    ...

  アッサラームアライクム。Piece of Syriaのへむりです。 ● 母国語で学べない ● 病院に行きたい時は についてお伝えさせていただきます。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 母国語で学べない ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   前回のトルコ便り⑤でお伝えしたように、 トルコに住むシリア人のステータスには、 「来たばかりの人」「Kimlik」、そして「市民権」の3つがあります。   http://piece-of-syria.org/2019/03/03/kimlik/   トルコに入国後、Kimlikという外国人登録証(Protection Card)を申請、取得すれば、 医療・教育などをトルコ人と同様に受けることができます。 (逆に言えば、Kimlikがなければ、受けることができません)   戦争が始まった後、トルコに逃げてきたシリア人の子ども達向けに 母国語のアラビア語で学ぶことができるシリア人学校がありました。 学校の校舎を午前と午後とで、シリア人とトルコ人の授業を分けて、 シリア人が母国語で学べる機会を作っていました。   しかし、数年前からトルコ政府は、 「トルコに住む以上は、トルコ語で学ぶべき」というスタンスを取り始めており、 学校は続々と閉鎖されていっています(今年中には完全になくなる、と言う話を聞いています) 国際NGOによるシリア難民の教育支援も、数年前から禁止になりました。 語学力がネックになって、授業についていけない子どももいますし、 Kimlikがないことで、学校に通えていない子どももいます。   結果、学校に行けないまま高学年の年齢になってしまった子どもがいて、 学力的に合う低学年のクラスへの編入を断られる、ということも起きています。 さらには、トルコ人からのいじめが問題になっている、という話も聞いています。 シリア人とトルコ人の、それぞれの子ども達が打ち解け合えるような場所を作れるよう、 活動しているNGOがあり(日本のNGOであれば、認定NPO法人 AARなど) Piece of Syriaも、現地パートナーが関わっている補習校に、少しですが支援できればと思っています。     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 病院に行きたい時は ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━     病院に行くにも、やはりKimlikは必要となります。 ただ、学校とは違い、シリア人医師のいる病院は閉鎖の心配はないそうです。 医師のレベルは、トルコ人よりシリア人の方が上だ、というのがシリア人の感想です。 (実際、UAEやサウジアラビアなど湾岸諸国でも、シリア人医師が活躍しています)   【夢】ユペチカ 『サトコとナダ』 https://t.co/jPXoy0R5FL #ツイ4 pic.twitter.com/XeDLHLkis3 — ツイ4 (@twi_yon) 2017年5月19日   「対応が悪い。ろくに診察もせずに薬だけ渡してくる」と、 シリア人から「トルコ人医師は信用できない」という意見が聞こえてきます。 トルコ人でさえ、シリア人医師の病院に行きたいという人がいるほど。 トルコ人の病院には行けるものの、シリア人にとっては語学の問題もあって (通訳のサポートがあるとは言うものの、不十分だそう) 結果、シリア人の病院に人気が集中しています。 すると、すごく混んでしまうので、なかなか診察してもらえない、と。   また、シリア人医師が働けるのは、トルコの政府の病院に限られており 自分で起業してクリニックを持つことはできないそうです。 シリア人の歯科医は、政府の病院でも働くことはできず、 医師も歯科医も、ヤミでやっている人たちもいるんだそうです。     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 戦争前のシリアの教育と病院 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   戦争前のシリアは、就学率97%。大学まで無料。 商店街で小学生に、おじさん達のアラビア語を英語通訳してもらったこともあります。 (2005年に、バックパッカーで中東を旅していた時なので、僕もアラビア語が話せなかった) 小さな村にも小学校はあり、進学塾があることも。 学校の空いていない夜の時間を使って女性達向けの識字教室が行われていました。 (村で学びたい人が15人いれば、政府が先生にお金を出して開講できる) 大学は公立の方がレベルが高いと言われており、特に医学部はあまりに難しいので 自分の子どもを医学部に行かせたいお金持ちは旧ソ連やロシアで、医学部に入ることが多くあったように思います。 ともあれ、教育を受けるというのは「当たり前」のことだったのです。   <シリアの学校>   公立の病院や保健センターでは、無料でワクチン接種や治療を受けることができます。 薬は別途、処方箋を持って薬局で買うことになりますが、現地の物価に即した値段でした。 (薬を輸入に頼り、非常に高価な薬しか手に入らない国もあります) ただ、有料の私立クリニックの方が「質が良い」とは言われます。 ともあれ、医療を受けるということも「当たり前」のことでした。     <シリアの病院>   町中でホームレスやストリートチルドレンを見ることはなく、 ご近所同士の助け合いも多く見られ、「出稼ぎ」という選択肢を含めると生活に困る人は少なく、 原油価格の影響による物価があがった時も、灯油やパンの配給や、公務員の給与を増やす政府の対応がありました。   「発言の自由」や「分配の不平等」についての不満は存在していましたが、 「治安」や「最低限以上の生活の保証」はありました。 昼の2時には仕事が終わり、夫の給料だけで子ども8人を学校に行かせられる余裕と「家族の時間」がありました。   「私たちとそれほど変わらないんじゃないか?」 「ひょっとしたら、日本よりいい環境だったんじゃないか?」 そうしたシリアの「当たり前」を知ったとき、 今のシリアの人たちの状況が、より身近に、より深刻さを持って感じられるのではないでしょうか?   <補足> Piece of Syriaは、団体として、政府支持や反政府支持など、政治的な主張を訴える活動を主にしておらず、 あくまで中立的な立場で活動するように心がけております。 捉え方次第では、今回の文章が「政府擁護だ」「民主化デモは間違っていたと言いたいのか」と 感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、そのような意図はなく、 お伝えしたいのは、「戦争によるシリアの人たちの生活の変化」という点です。 (これについての詳細は下記の記事に書いています)   http://piece-of-syria.org/2019/02/19/event-report-osaka/   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【トルコ便り】 ①【シリアはどうなるのか?】● トルコに残る人たち  ● シリアの今 ②【トルコに住むシリア人の声】● 閉じ始めた難民キャンプ ● シリア人とトルコ人の中で起きた衝突 ③【シリアからトルコへ。トルコからシリアへ】● 難民は負担なのか? ● トルコから去りたいシリアの人たち ④【移動ができない、という日常】● トルコのバス事情 ● シリアの中のトルコとクルド ⑤【シリア人のIDと医療と教育】● トルコに住むシリア人のID      ● 医療と教育事情 ⑥【シリア人のID ~教育と医療~】● 母国語で学べない● 病院に行きたい時は ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【ご寄付】 ・ネットでのご寄付     ・銀行口座でのお振込 ゆうちょ口座 ピースオブシリア        店名 408(ヨンゼロハチ)        普通 4328753   ※お手数ではございますが、報告書や報告会のご案内を送らせて頂きますので、 お振込みの場合は  ・メッセージ、DM  ・メール(piece.of.syria@gmail.com)  ・問い合わせ(http://piece-of-syria.org/contact/) まで、ご一報くださいませ。   ...

  今回スタッフとして参加したSです。   Piece of Syria との出会いは、前回のへむりさん活動報告会です。 たまたまFacebookでイベントを知り、興味を持ったことが参加のきっかけでした。   前回の報告会では、へむりさんが実際に見た内戦前のシリアの様子を語ってくださり、 シリアに対するイメージが随分変わりました。   実は私はシリアの隣国トルコが好きで何度か訪れたこともあり、 自分は中東あるいはイスラム諸国に対するイメージを割と正しく持っているつもりでいたのですが、 その認識は間違っていたことに気づかされました。   <シリアの隣国トルコ(google map)>   具体的には、シリアにはキリスト教の教会やユダヤ教の寺院が当たり前のようにあること、 町のWi-Fi整備率は日本より遥かに高かったこと、非常に教育熱心な国であること、 犯罪遭遇率は日本よりかなり低かったこと、そして砂漠だけの国ではなく四季もあること、などなど。 今まで想像もしなかった事実に大変驚き、自分の無知と無関心を恥ずかしく思いました。     [caption id="attachment_17678" align="alignnone" width="524"] <シリアにある教会>[/caption]     その感想をアンケートに書き、またへむりさんにもお伝えしたところ、 今回のイベントにスタッフとして参加しないかとお声がけいただきました。   今回のイベントは、へむりさんの活動報告に加えて シリア人のハルドゥーンさんの講演会もあり、多くの方が聴きに来てくださいました。         ハルドゥーンさんの講演は、シリア内戦の背景についてでした。 何故内戦に至ってしまったのか、考えられる要因をいくつか挙げてくださいました。   石油のパイプラインを巡る各国の利害、イスラム至上主義の台頭、人口の急増、など。 ハルドゥーンさんは、内戦の直接原因には言及されませんでしたが、 内戦を克服し、平和なシリアにしていくためには教育が大切であると言われました。   つまり、子供に過激なイスラム思想を植えつけないこと、そしてシリア人の国民意識を育むこと。   内戦で疲弊しており、また多くの国民が難民として国外に出ている状況で、 どのように教育を充実させるのか、 難しい課題だと思いますが、少しずつでも良い方向に進んでいってほしいと願います。       [caption id="attachment_17677" align="alignnone" width="524"] <かつてシリアでは教育は無料、他国に留学したシリア人は優秀な成績を収めることで有名だった>[/caption]   今回はスタッフ参加だったので、話に100パーセント耳を傾けられませんでしたが、 へむりさんや他のスタッフの方とも密に交流でき、 前回以上に有意義な時間を持つことができました。 へむりさん、お声がけいただきありがとうございました!   最後に、このイベントの素晴らしいところは、 へむりさんの話が事実の報告に徹しているところです。   どこの国が悪いとか、誰に原因があるとか、そういった批判はありません。 事実を伝えて、その判断は聴き手に委ねる。 他人の批判ではなく、課題に対して自分達は何ができるのかを考える。   この姿勢が素晴らしいと思います。 このイベントが今後も継続して開催され、 1人でも多くの人がシリアについて知る機会となることを期待しています。   —————————————————————————   前回のイベント「戦争が起こる少し前」を手伝ってくださったSさんに感想を送って頂きました。 是非、前回のイベントレポートと合わせて読んで頂ければ幸いです。     http://piece-of-syria.org/2019/02/19/event-report-osaka/       【寄付先】 ・ネットでのご寄付   ・銀行口座でのお振込 ゆうちょ口座 ピースオブシリア        店名 408(ヨンゼロハチ)        普通 4328753   ※お手数ではございますが、報告書や報告会のご案内を送らせて頂きますので、 お振込みの場合は  ・メッセージ、DM  ・メール(piece.of.syria@gmail.com)  ・問い合わせ(http://piece-of-syria.org/contact/) まで、ご一報くださいませ。          ...

  アッサラームアライクム!Piece of Syriaの中野です。 東南アジアから、数日間の日本を経て、現在トルコ駐在に戻りました。   日本にいる間に行ないました、報告会+講演会「戦争の起こる少し前~シリアで何が起こったか~」についてレポートを書かせていただきます。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  「今と昔のシリア」を知れる貴重な機会 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   「シリアについて知らなかったので、本当に驚きました!」   僕たちの報告会は、いつも「初めまして」の方がたくさん来てくださいます。   そのため、本を読めば出てくるような、難しいお話はできるだけ少なくして、 シリアを身近に感じていただく体験談を中心に、「もっと知りたい!」と思っていただけることを目標にしています。     [caption id="attachment_17641" align="alignnone" width="504"] <イメージとは違う平和だったシリアの日常>[/caption]   また、「戦争があったからシリアに関わった」方が非常に多い中で、 戦争が起こる前の「平和な日常」についての話は、ほとんど出てきません。     アラビア語で会話し、現地の人たちの家で、同じものを食べていた経験はたった2年ではありますが、 「貴重な経験」と言って頂いており、僭越ながら、お伝えをしています。     支援の現地に来ると、素晴らしい活動をされているシリア支援の団体がたくさんあります。 そこから漏れてしまっているところをするのが、僕たちの役割だと思っています。     その役割として行なっているのが、教育支援です。 内容については、こちらに詳しく書かせて頂いていますので是非、ご一読頂ければ幸いです。   http://piece-of-syria.org/2018/12/29/report-osaka/       [caption id="attachment_17656" align="alignnone" width="504"] 活動報告(Readyfor)[/caption]       「”今と昔のシリア”を知れる貴重な機会ですね!」 「シリアについて知らなかったので、本当に驚きました!」とのご感想を、今回のイベントでもたくさん頂きました。     そして、今回のイベントの後半は、 シリアの戦争が起こる少し前について、日本在住シリア人ハルドゥーンさんの講演をしてもらいました。     [caption id="attachment_17643" align="alignnone" width="504"] <普段は同志社大学院で神学を学ぶハルドゥーンさん>[/caption]     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  戦争の起こる少し前に動いた人たちの存在 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   平和だった頃のシリアに、少しずつ忍び寄って来たのは、 「不信仰者」という言葉を使って、扇動する湾岸諸国の宗教指導者(シェイフ)でした。   湾岸諸国のシェイフは、衛星テレビを通じ、「こんな人たちは不信仰者だ。殺していい。戦争をすべきだ」と訴え、 それは湾岸諸国で「学んだ」シェイフにも届き、シリア国内のモスクでもその「思想」が広がっていったそうです。   [video width="640" height="480" mp4="http://piece-of-syria.org/wp-content/uploads/2019/02/IMG_6096.mp4"][/video] <ハルドゥーンさんの資料より。元は下記のYoutubeの動画です>          シリアで起こった「攻撃的なデモ」(デモ隊より警官などの犠牲の方が多い)の裏には、 こうした過激な考え方という土台が作られていた、という背景もあったと指摘していました。     シリアをめぐる戦争については、本当に複雑です。 その中で、「お金の流れ」を見るというのは、状況を把握するのにとても重要な指標だとハルドゥーンさんは言います。       [caption id="attachment_17652" align="alignnone" width="504"] <かつてシリアは様々な宗派・宗教が対立なく受け入れられていたと言われています>[/caption]       当日にハルドゥーンさんが説明して下さったことをここでまとめるのは非常に難しいので、ハルドゥーンさんがその日、紹介してくれた本をここに挙げさせて頂きます。   ・国枝 昌樹 『テレビ・新聞が決して報道しないシリアの真実』 ・青山 弘之『 シリア情勢――終わらない人道危機 』 ・青山弘之ほか『「アラブの心臓」に何が起きているのか――現代中東の実像』     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  そもそもなぜ、シリアで戦争が起こったのか ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   シリアで戦争が起こった理由につきましては、 私たちは「分からない」と言わざるを得ないのが本音です。     (Piece of Syriaは、団体として、政府支持や反政府支持など、 政治的な主張を訴える活動を主にしておらず、 あくまで中立的な立場で活動するように心がけております)     「改善を訴えたシリア民衆の平和的なデモに対し、シリア政府が無慈悲な攻撃を加えた」という話だけでなく、 「シリアの政府転覆運動のため、欧米が働きかけてデモを組織した」という話もあるからです。 (後者については、アブドルバーリ・アトワーン 著『イスラーム国』や前述の国枝さんの著書に記述されています)   わたくし中野個人としては、難民となったシリアの人たちを訪ねて、 ヨルダン、トルコ、イラク、レバノン、ギリシャ、イタリア、ドイツ、スウェーデンなどで、 様々な立場のシリア人や、シリア支援団体の人たちから、様々な意見を聞く機会に恵まれました。 駐在を含めると、計8ヶ月ほどの期間になります。 また、日本でも、NGO関係者やジャーナリストや専門家の人たちからの話を聞いたり、著書を読んだりしています。 その上で「分からない」ということをお伝えしています。   シリアの人たちから話を聞くたび、一人ひとり全く違う理由で難民となり、移民となり、シリアに残っており、異なるシリアについての意見を持っていたからです。   [caption id="attachment_17654" align="alignnone" width="504"] <一人ひとり全く違う理由で難民となり、移民となり、シリアについての意見を持っていた>[/caption]     今回のご感想の中に「民主化運動が戦争を引き起こしたとお考えですか?」とのご質問をいただきました。 しかし、「ひとつの事象が戦争を起こしたわけではない」と考えていると同時に、 「何かを悪者にして、それさえなければ問題が起こらなかった」と考えることは、危険ではないだろうか、と私たちは考えています。     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  シリアの戦争と日本は「遠い世界」なのか ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   「戦争は宗教が理由だった?それなら日本とは関係なさそうだ」 といった旨の感想もいただきました。   ハルドゥーンさんの講演の趣旨はそのつもりではなかったと思うのですが、 大切なのは「何を伝えたかったのか」ではなく、「何が伝わったのか」です。   ファシリテーター役としての反省を込めて、ハルドゥーンさんに代わりまして、 この点を掘り下げてお伝えさせて頂きます。       ハルドゥーンさんの主張は「宗教によって戦争が起こった」というお話ではなく、 宗教という[求心力]が、戦争に利用されてしまったということと、 そういった[強い主張]に、疑問を持てる「教育」の重要性を訴えていたように思います。   それは、かつてのルワンダで起こったような、普通の隣人たちが 不寛容に相手への攻撃を仕掛ける正当性に、扇動されて憎しみ合い、殺し合いに発展してしまったのと、 僕は共通点を感じました。     歴史を鑑みると、戦争は「正義」を理由に、あるいは「平和」を理由に起こされています。 きっとそれは「日本は関係ない」というものではなく、 異文化への不寛容や、善悪を分ける強い主張の中で、今の日本社会に侵食しているように感じています。   シリアの場合、利用されたのが「宗教」でしたが、人を扇動するものは他にもあります。 「経済」「恐怖」「不安」「成功」など様々な感情が利用される可能性があります。 一見すると、それは「常識的」で「論理的」で、「納得がいく」、「仕方がない」と思う形をしています。     [caption id="attachment_17529" align="alignnone" width="504"] <シリアで私たちがサポートしている学校でも「考える」ことを大切にしています>[/caption]       教育の目的は、一方的に「常識」や「正しさ」を教えるのではなく、 多様な考え方を知り、視野を広げ、「考える」ことだと思います。     僕たちの講演もまた、「シリアでなぜ戦争が起きたのか」という”意見”を伝えることが目的ではなく、 一般的な「常識」とは違った”視点”の情報をお伝えすることで 僭越ながら、「考える」きっかけをご提供できれば、という想いです。     今後とも、イベントをしていきますので、是非ご参加のほど、宜しくお願い致します。 また、あなたの住む場所での報告会をしてほしいとのご希望や、講演のご依頼がありましたら、是非ご連絡くださいませ。 (余談にはなりますが、元在シリア日本大使である國枝昌樹氏がシリアについて話されている内容と、 元在ウクライナ日本大使の馬渕睦夫氏が、ウクライナについて話されている内容が似ている点も多く、 その意味でも、鵜呑みにするのではなく、「考える」ということの大切さを感じます) (参照)馬渕睦夫『世界を操る支配者の正体』       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  収支報告と、ご支援のご案内 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   今回のイベントの【収益】は下記のようになりました。 ●参加費   94,500円(57人) ●グッズ販売 10,700円 ●寄付    6,000円   会場費、ハルドゥーンさんへの謝礼を差し引きまして、 シリアの子ども達への教育支援の活動費として大切に使わせて頂きます。   今後はこちらから、ご支援を募集しております。 どうぞ宜しくお願い致します。   【寄付先】 ・ネットでのご寄付   ・銀行口座でのお振込 ゆうちょ口座 ピースオブシリア        店名 408(ヨンゼロハチ)        普通 4328753   ※お手数ではございますが、報告書や報告会のご案内を送らせて頂きますので、 お振込みの場合は  ・メッセージ、DM  ・メール(piece.of.syria@gmail.com)  ・問い合わせ(http://piece-of-syria.org/contact/) まで、ご一報くださいませ。         共同通信より記事にしていただきました。    ...

  「今日初めて知ったことばかりでした」 「こんなにシリアを知らなかったのか!と驚きました」   満員御礼、「他の人にも聞いてほしい」の声多数の報告会から1ヶ月、 シリア国内での教育支援を行なう【Piece of Syria】が再び、報告会を実施します。   今回は、元JICAシリアのスタッフで、現在日本の大学院で学ぶシリア人が調べた、 シリアで戦争が起こる少し前から始まった「兆し」について、特別講演をして頂きます!     シリアで、戦争がなぜ起こったのか? その「予兆」はあったのか? 戦争と平和について考える2時間です。     報告をさせていただく、Piece of Syria代表の中野は、 戦争前のシリアに協力隊として活動、 戦争後に中東・欧州10カ国で100名を超えるシリア人と話した経験に加え、 シリア国境近くのトルコ南部の街に駐在して見聞きした情報や、 シリア国内の幼稚園をサポートするパートナーNGOの活動についてお届けします。       どちらのお話も、メディアでは聞くことができない貴重な話になります! お時間がございましたら、是非、身近な方とご一緒に参加いただき、お会いできれば嬉しく思います。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【こんな方にお勧めします】  ・シリアやトルコ、中東について知ってみたい方  ・Piece of Syriaの活動に関心がある方  ・国際協力について関心がある方  ・シリアやシリア難民について関心がある方   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【日時】2月9日(土)14:00〜16:15 (開場 13:45)   報告会 14:00〜14:45(質疑応答+10分) ゲスト講演 15:00〜15:30(質疑応答+45分) 交流タイム 16:15〜16:40(残れる方は是非!)   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【参加費】2000円(ご支援者様、学生 1000円)   ◉報告会のみご参加の場合、500円(ご支援者様 無料ご招待)   ◉前日までにSNSでイベントをシェアして頂いた方は、   来場時にオリジナルポストカードプレゼント!   受付にてスクリーンショットの画面をご提示くださいませ。   [KiwiClickToTweet tweet="#シリアに何が" quote="#シリアに何が"] ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【申込】https://www.kokuchpro.com/event/syriadenaniga/   (※Facebookの参加ボタンでは申込完了となりません)     【定員】50名   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【場所】貸し会議室 Happiness 大阪府大阪市北区太融寺町2-18富士林プラザ8番館7F  各線 梅田駅、大阪駅から徒歩10分  堺筋線 扇町駅から徒歩7分     1.泉の広場M14階段上がって、左へ(扇町方面) 2.神山町交差点近く(なか卯横) 3.ビル下にハピネスの看板有り     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【講演者プロフィール】   ●ハルドゥーン・フセイン シリア生まれ。ダマスカス大学日本語学科一期生。 JICAシリア事務所勤務後、広島大学、大阪大学等での研究を経て、 2016年4月から同志社大学神学研究科で博士後期課程在学中。       ●中野 貴行(シリア支援団体 Piece of Syria 代表) 大阪生まれ。2008~10年、青年海外協力隊としてシリア北部の町マンベジにて、 母子保健活動プロジェクトにコミュニティ開発として従事。 その際、ハルドゥーン氏とダマスカスのJICAオフィスで出会う。   2015年より、中東・欧州10カ国を計半年かけて難民となったシリア人や支援団体100人以上から 生の声を聞くために周る。 2016年、Piece of Syriaを創設。「シリアを行きたい国にする」を目標に、 復興の主体であるシリア人の土台作りのためのシリア国内向けの教育支援と、 シリアの今と昔を伝える講演・写真展などの啓発活動を日本で行なう。   現在、専門家としてトルコ南部で、シリア難民支援の駐在。 国際協力を志事にするアフリカ大好きな妻とは、遠距離夫婦生活中。   https://twitter.com/hemuri_ www.instagram.com/hemuri.syria.love/       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【主催団体】Piece of Syria   「ひとかけらをひとつなぎに」をコンセプトに、 一人ひとりのチカラが発揮できる世界を目指して、2016年5月に設立。 紛争により、パズルのPieceのようにバラバラになってしまったシリアを、 再びPeaceにしていくため、シリア国内の教育支援と平和教育活動を行なう。 シリアの子ども達への教育支援のためのクラウドファンディングを行ない、 継続的に支援の届いていない地域にあるシリアの子ども達に教育を届けている。         http://piece-of-syria.org/2018/12/29/report-osaka/     ...

  シリア支援団体Piece of Syria代表の中野貴行です。     Piece of Syriaのクラウドファンディング、 「平和と未来をあなたと創る!シリアで夢を叶える学校を支えたい 」 いよいよ【終了まであと2日】となりました。   あたたかいお気持ちのこもったご支援をいただきまして、 皆さんのおかげで、無事に目標金額を達成することができました! 本当にありがとうございます!!!     終了まであと2日、その想いを少しでも広げ、 一人でも多くの子ども達が学びの機会を得られるために、 ご協力のほどよろしくお願いいたします!     お時間がある方は、下記の動画(70分)にて、 私たちの活動を説明をさせていただいていますので、 ぜひ聞いていただければ幸いです!   【Piece of Syria 活動説明会】   Facebookページ【Piece of Syria】  ...

こんにちは!Piece of Syriaのへむりです。 あなたの90秒、子ども達の想いに触れていただけませんか?     【90秒で伝わる、私たちが支える未来】   アブドゥルジャバル・ハシームくん   Q. あなたの夢はなんですか? A. エンジニアです。壊れた家や国を立て直したいです。   Q. どうして勉強したいですか? A. 大きくなった時、自分の国を守るためです。   Q. 戦争が終わったら、何がしたいですか? A. すべての人々のためになることをしたいです。 シリアの子ども達を助け、学校を作ります。     ​ ハラ・ナイームちゃん   Q. あなたの夢はなんですか? A.校長先生です   Q. どうして勉強したいですか? A. 生徒を教え、面倒を見るためです。 私は英語と日本語を勉強するのが好きです。 大きくなったら、戦争ではなく、教育で世界と戦います。   Q. 戦争が終わったら、何がしたいですか? A. 家を失った人たち一人ひとりに家を作ってあげたいです。     ​ ムハンマド・ハシュームくん   Q. あなたの夢はなんですか? A.警察官です   Q. どうして勉強したいですか? A.大きくなった時に、強い人間になりたいからです。 警察官になって、悪い人たちを捕まえて、安全な社会を作ります。   Q. 戦争が終わったら、何がしたいですか? A. 家や学校、幼稚園を立て直して、家に帰って、パーティーをしたいです。   ​私たちが支援する幼稚園の子ども達     シリアは元々、教育レベルが高く、 ほぼ全ての子ども達が学校に行くことができました。   しかし、戦争によって、その状況は変わってしまいました。 私たちがサポートしているのは、大きな団体や組織からの支援がなく、 先生達が無償で子ども達を教えている幼稚園・学校です。     今回のクラウドファンディングによって、 100人の子ども達が1年間、学校に通えるようになります。   是非、その一人ひとりの子ども達の未来を、 一緒に支える仲間になってください!     世界は、未来は私たちが変えられる。1日14円で。 https://readyfor.jp/projects/piece-of-syria #ピースオブシリア #世界は変えられる #シリア  ...

      アッサラームアライクム! Piece of Syriaのへむりです。     今日は地元の中学校の登校日に行われた「平和学習」で、講師をさせて頂きました。 元エジプト協力隊の友人が、その学校で先生をしていたのがご縁。     「平和もそうだけど、それより生き方について、ガツンと伝えてほしい!」 という要望をいただき、       自分に自信が持てなくて悩んでいた過去の話から、           小学校の卒業文集に書いた「戦争のお金を平和のために使いたい」という夢、               サプライズで100人を集めた彼女の誕生日会(その後、結婚しました)まで、赤裸々にしっかりとお伝えして来ました。                         そして、昔のシリアがいかに美しかったのか、 いかに素敵な人たちにあふれていたのかというエピソードから、                         そんなシリアが今、巻き込まれてしまった戦争の背景や、 歴史的に戦争が起こって来た背景についても、触れさせていただきました。                       僕の話す前に、修学旅行で長崎に行った生徒さんたちの報告もあったのですが、 すごくしっかりとお話をされてて、驚きました。   語り部さんから話を聞き、原爆の後に残った溶けた瓶を目にし、 「肌で感じること」の大切さを実感しました、と1、2年生に伝えていました。       冷房は効いていましたが、1時間座りっぱなしで、しんどい中、 笑いながら、うなづきながら、いい顔で話を聞いてくれた 生徒の皆さん一人ひとりの未来に、何か良い形で残せてたら嬉しいなぁって思います。         また、地域や学校での講演依頼がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さいませ。 全国どこでも駆けつけさせていただきますので!                                       http://piece-of-syria.org/2018/08/06/lecture/   ...

  アッサラームアライクム! Piece of Syriaのへむりです。   怒涛のような福岡の日々を終え、東京に帰って来ました。 2日間で36名の方に講演を聞いていただき、 写真展でも、多くの方が見てくださっていたと伺いました。     ご感想の一部を紹介させていただきます。   ・自分が知らないことや勘違いしていることばかりだった    ・資料を読んで、「何が当たり前かわからない」みたいな記述にハッとさせられた  ・私の行ったことのないシリア・ヨルダンが身近に感じることができました。 ちょっと旅行に行った気分であと何回かこのスペースを訪れてみようと思います。   ・戦争というイメージばかりがテレビで映されてしまう地域ですが、  この展示を見て美しい風景と満面の笑みという新たなイメージに触れることができました。   ・中東に対する見方が変わりました。  戦争の前はとても豊かだったのだったら、余計に今の状況がつらいのではないかと思いました。  早く現地の方々に、元の生活が戻りますように。自分のできることを探したいなと思いました。   ・交流というのは、国や民族、”異文化”とするものではなく、  一人一人の人間を相手にするものなんだな、という当たり前のことを改めて感じました。   などなど。   [caption id="attachment_17015" align="alignnone" width="400"] 鬼丸くんが作った「魔法のアラビアンマット」[/caption]   「シリア・ヨルダン」を知ることを通して、 日本や、僕たち自身について、知る機会につながったのではないかなぁ、 と思わせていただく、ありがたい感想をいただきました。     また、以前お伝えしておりました、 シリア国内の幼稚園で、無給のまま教育を続けている先生達が、 ラマダンとイードという大切なイスラム教のお祝いを迎えられるための募金ですが、 今週、1100$を送金いたしました。 (福岡でのイベントでのグッズ販売収益とご寄付から100$を追加しました)       引き続きご支援をいただいた分がございましたら、 イドリブの学校の先生達のために送金を追加でさせていただきます。   今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。   ・ネットでのご寄付     ・銀行口座でのお振込 ゆうちょ口座 ピースオブシリア        店名 408(ヨンゼロハチ)        普通 4328753   ※お手数ではございますが、報告書や報告会のご案内を送らせて頂きますので、 お振込みの場合は  ・メッセージ、DM  ・メール(piece.of.syria@gmail.com)  ・問い合わせ(http://piece-of-syria.org/contact/) まで、ご一報くださいませ。       #僕らは微力だけど無力じゃない #ピースオブシリア#シリア#教育支援           ...