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Piece of Syria(ピースオブシリア) | トルコ
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トルコ Tag

  アッサラームアライクム!Piece of Syriaのへむりです。 先日、Piece of Syriaの活動報告会を実施致しました。     定員を超える方々にお集まりいただき、本当にありがとうございました! そちらで報告させていただいた活動内容について、共有をさせて頂きます。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ シリアについて、どんなイメージをお持ちですか? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「私はシリアについてほとんど知らず、とにかく危い所というイメージを持っていましたが、 今回の報告会で、こんなにシリアを知らなかった!という多くの発見がありました」   報告会のご感想に、こういったご意見を多く頂きました。     「シリアの人たちが今、いかに困っているか」ということは多く伝えられるのですが、 「戦争が起こる前のシリアは、どのような国だったのか」について、語られることは非常に限られています。   戦争前から「ずっと戦争をし、砂漠で暮らす、貧困の民」かのようなイメージを持たれがちですが、 四季があり、食べ物を自給自足でまかない、治安も良く、家族との時間を大切にする生活をしたことをお伝えすると、本当に多くの方々に驚かれます。   もちろん、様々な「見え方」はあり、僕がわずか2年間で見たことはわずかではありますが、 僕が見たシリアをお伝えすることで、シリアを身近に感じていただければ、と思いお伝えしています。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ シリアの人たちの今(シリア国内と国外の難民) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   2011年に起こった戦争は、シリアの日常を破壊し、人々を分裂させてしまいました。   ニュースには映らない、シリアの人たちの心を知りたくて、 2015年から3回、6ヶ月をかけて、中東・欧州10カ国に住むシリアの人たちや支援団体を訪ねて周りました。     そこで感じたことは、「特別な人たち」が難民という立場になったわけではなく、 家族思いで、親切で、スマホを持っていて、当たり前の日常を生きていて、 「まさか自分が難民になるとは思っていなかった」人たちが、難民となっていたという事実です。     ヨルダンで出会ったシリア人の青年は 「家族でご飯を食べるのが、僕の夢なんだ。でも、その夢は生きてる間に叶わないと思う」 という心情を教えてくれました。   かつての「当たり前」が叶わない夢に変わるのが、戦争なんだと、胸が痛くなりました。   [caption id="attachment_17583" align="alignnone" width="500"] 家族と一緒に過ごす、というシリアの幸せな日常(2010年)[/caption]       戦争が始まるまでは、2200万人ほどだったシリアの人口ですが、 565万人が国外に難民として、690万人が国内避難民として、故郷を離れてましたが、 徐々に改善しつつあるシリア国内の状況もあり、帰還するシリア人も出てきています。     ●ロシアが爆撃を開始して以降、シリア難民232,806人が帰国、国内避難民1,187,471人が帰還(2018/7/31)   ●2018年12月に690万人の国内避難民のうち、400万人が帰還(2018/12/25)       UNHCR(https://data2.unhcr.org/en/situations/syria)     しかし、僕がトルコにいる中で、話を聞いている限りでは、「今はまだ、帰るにはリスクがある」そうです。   トルコでゼロからスタートして、仕事に就き、生活の土台を作っている人たちとしては、 シリアに戻っても、住んでいた家はなく、仕事を新たに作っていかねばならないというのはリスクです。   さらに、シリア国内の物価が上昇している中では、「海外からの送金」を頼りに家族を養っていることが多く、 普通にシリアで仕事をするだけでは、生活が成り立たない、との声は多く聞きます。   また、シリアには徴兵制があるのですが、シリアに戻りたくない理由にそれを挙げる若者は多いです。 (政権側に戻れば制度上、参加しますが、それ以外の地域でも、若い男性は兵士として徴用されるとのことです)     現在、シリア国内に、トルコが軍隊を派遣し、占領地を広げています。   トルコ政府は、その地域にトルコに住むシリアの人たちが帰るよう、インフラ整備、仕事紹介、引っ越し支援などをしています。 それ自体は、トルコ在住のシリア人には好評なのですが、 トルコが、シリア国内の占領地を、軍事作戦によって広げており、それによる政情不安もまた「リスク」として挙げていました。   Turkey to open post office in liberated Afrin, Syria   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ シリア国内の幼稚園という「居場所」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Readyforのクラウドファンディングに加えて、越冬支援、写真展、Wedding Donationで集まったご支援は、 シリアの子ども達の教育支援のために使わせていただいています。   1つが、シリア国内のアレッポ郊外にある幼稚園です。       他の組織などから支援がなく、過酷な環境で教育を続ける先生たちへのお給料です。 お給料がない状態が続くと先生たちが、教育から離れてしまうかもしれず、 そうなると、子ども達が学ぶ場を失ってしまいます。 最近、シリア北部のイドリブ・アレッポ郊外の私たちの幼稚園がある地域に、数十万人のシリア人が避難してきています。 戦争の日々で苦しんだ子ども達に対し、両親もまた疲弊しており、子ども達への十分なケアができるだけの心の余裕がありません。   また、不安定な日々の中で教育の重要性が忘れられ、学校に行かなくなった子ども達もいる中で、 教育の基礎に触れることが、大きな意味を持っています。 教育を受けるタイミングを失した子ども達が、「今更学ぶことは恥ずかしい」と学校に戻らないということも起こっているからです。 幼稚園は、【戦争によるトラウマからの心理的な支え】【学校に通う習慣を身につけ、基礎を学ぶ】という、大きな役割を果たしてくれています。   3~7歳の100人の子ども達が通う幼稚園に対して、 先生・スタッフ10人分のお給料、ストーブの燃料、水の設備、筆記用具の支援を行ないました。       またこの幼稚園の近くに、6~12歳の子ども達400人が通う小学校が非常に困窮している、という状況を受けて、ストーブ、燃料、筆記用具を届けました。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ トルコで生きるシリアの子ども達へ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ もう一つ、今回からトルコ国内にある補習校への支援を始めました。   トルコでは、1年ほど前からアラビア語で学ぶシリア人学校が、トルコ政府により閉鎖していっています。 NGOが行なっていたシリア人の子ども向けの教育支援も禁止になりました。   シリア人の子どもも、トルコ人の子ども達と同じトルコの学校に通うことが義務付けられたのです。 トルコ語の語学力が、学力に強く影響するようになり、学校に行かなくなる子どもが出てきたり、 様々な理由でトルコの学校に通わせたくない親、通いたくない子ども達が出てきています。   そうした状況を受けて、トルコ政府が建物を提供し、ローカルNGOと協力することで、 土日に、アラビア語、トルコ語、数学などを学べる補習校があります。   子ども達は、幼稚園から小学校高学年くらいまでの85人。 トルコの学校で打ち解けるために必要なトルコ語のレッスンや、基礎学力を身につける上で、とても大切な場所になっています。   先生のお給料が無給の状態など、課題は多いのですが、 今回集まった資金の中でできることの一つとして、 地べたで学んでいた子ども達の環境改善に、勉強机を届けました。   [caption id="attachment_17605" align="alignnone" width="304"] 机がない教室[/caption]   [caption id="attachment_17597" align="alignnone" width="500"] 机を届けました![/caption]     今までのシリア支援では、実際に私たちがサポートする子ども達に会うことが難しかったのですが、 こちらの学校には、みなさんと一緒に届けた支援を目にしていただける機会を作ることができます。   これからどのように支援をしていくか、という今後については、 スタッフ会議を経て、お伝えさせていただきます。   http://piece-of-syria.org/2018/11/26/schoolinturkey/   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 現地からの感謝の言葉が届いています ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   シリアの幼稚園の生徒 わたしはBisan、5才です。アレッポの町からにげてきました。 日本のみなさんのおかげで、あったかいようちえんで、べんきょうできています。 みなさんのやさしさがなかったら、ようちえんにいけませんでした。 ほんとうにありがとうございます。       シリアの幼稚園のZilal先生   皆様のご尽力に、温かなご支援に、言葉に表せないほどに、とても感謝しています。 世界から見放された、とても厳しい環境の中で、それがどれほどのものか、皆さんに分かっていただけるでしょうか!   私がアレッポ市にいるときから続く支援は、アレッポ郊外に移動した今も、3年間継続してくださっています。   先生達の給与支援は、この地域で先生を続けながら生活するために不可欠なものですが、この一年間、その分の予算を得て、厳しい環境で教育を続ける先生の貢献に報えられることは、どれほど感謝していいかわからないほどです。 皆さんのご尽力、本当にありがとうございます。         トルコの補習校 アフマド先生   勉強机という、素晴らしい贈り物をありがとうございます。   子ども達が地べたに座って学んでいた環境に困っていたのですが、 理想的な教室で学ぶことができるようになりました。   私たちは、シリアの子ども達がトルコの子ども達と打ち解け合えるようできることを全力で取り組んでいます。 是非近い将来、皆さんがこの学校に来ていただければ幸いです。   皆様のご協力に、心からの感謝を込めて。       現地パートナーNGOのUsamaさん   シリアの現実はとても厳しいです。 長く続く戦争に、人権が蹂躙され、砲撃のリスクがあります。しかしそれでも、教育を望む声は止みません。   その中で、日本の皆さんは私たちを見捨てることなく、シリアの子ども達をご支援し続けてくださっています。   Piece of Syriaのメンバーが声を上げて、非常に多くのご寄付を集めていただいており、 シリアの子ども達が無事に教育を受けることができています。   温かなご支援をいただいた皆様一人ひとりにお礼を伝えられないのは、心苦しくはありますが、 より良い活動をすることで、お礼に返させていただければと存じます。   教育を続けられる、ということは、シリアの平和を創る世代を築くということと同じです。   戦争によって影響を受けた子ども達は、安心できる場所を求めています。 皆様が支えてくださった幼稚園こそが、心の傷を癒し、平和と安心を感じられる場所に他なりません。   教育は平和であり、未来であり、新しい世代です。 是非、これからも共に、新しいシリアを築いていきましょう。         http://piece-of-syria.org/2018/09/27/写真展で集まった寄付金のご報告と感想のご紹介/   http://piece-of-syria.org/2018/09/12/wedding-donation/     ...

  こんにちは、へむりです。 先日、トルコ南部の街ガズィアンティップにあるシリア人学校を見学してきました。   そこは、正規の学校には入れない子ども達が学んだり、 トルコ人の子ども達と交流できる時間を作ったりしています。   しかし、この学校は団体からの支援がなく、 トルコ政府からは場所だけを与えられている状態です。   現状の私たちの予算では、シリア国内向けの教育支援が限界なのですが、 今後は、この学校への支援も検討したいと考えており、 まずは皆様に情報共有をさせて頂きます。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  トルコで学ぶシリア人の状況について ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   今年から、アラビア語で教えるシリア人学校が、トルコ政府の指示で閉鎖しています。 また、国際NGOによるシリア難民向けの教育支援は禁止されました。   教育支援は、トルコ政府にお金を渡す形で間接的に行なうこと、 そして、シリアの子ども達は、トルコ語で学ぶことが義務化されました。   今回訪れた学校は、そうした変化からこぼれた子ども達へのサポートになります。 (トルコ政府との協働なので、もちろん「禁止」の範疇外です)     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  この学校が支援する子ども達 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   授業は土日のみ。 アラビア語、トルコ語、数学などを教えています。   子ども達は、幼稚園から小学校高学年くらいまでの85人。 4つある教室は子ども達でパンパンで、入りたいという子ども達を断わってる状況です。       トルコではkimlikというトルコ政府発行のIDがなければ教育も医療も受けれません。 申請して数ヶ月間、認定されるまではIDがない状態の人たちもいます。   この学校には、Kimlikが無いために、学校に行けない子ども達がいたり、 学校に行けていない期間が長く、高学年の年齢にもかかわらず学力が低学年であるために学校には入れない、という子ども達がいます。(全体の5%くらい)   そうした子ども達は、土日にある学校だけを頼りにしています。   また、トルコの学校で打ち解けるために必要なトルコ語のレッスンや、 基礎学力を身につける上で、とても大切な場所になっています。     [caption id="attachment_17557" align="alignnone" width="500"] 机が足りていない教室[/caption]   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   授業見学や先生体験の受け入れ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   今回、僕が訪問したら、子ども達がすごく喜んでくれまして、 「日本語を教えて!」とか「名前を日本語で書いて!」など、人だかりができる程でした。       「日本人がここに来て、授業を見たり、日本文化のことを教えたりすることってできる?」と尋ねると、「もちろん!なんの問題もないよ!」との返事をもらいました。   スタディツアーという形の企画ではありませんが、 ボランティアとして日本国内で私たちと活動を共にして下さった方と一緒に、 シリア人学校での授業体験をしていくことも検討しています。   (僕が同伴できるタイミングが限られていますので、時期はまだ決まっていません) 日本文化に留まらず、ご自身が得意なこと、 アートであったり、折り紙であったり、歌であったりを子ども達に届けられます。   通訳可能なので、語学面はご心配要りません。治安も安定してます。     実際に来てもらえたら、シリアの子ども達の可愛さに、先生達の熱い想いに、  色んなことを感じていただけると思います!!   また、トルコに住むシリア難民のお家への家庭訪問など、  まさにメディアでは知ることができない体験を一緒にできます。     ご関心のある方は、問い合わせ、または「piece.of.syria@gmail.com」宛まで、  「トルコの学校支援」を件名に、①お名前 ②ご所属 ③連絡先 ④お住まいの地域 ⑤現地でやりたいこと をご連絡くださいませ。 (現状では、まだ100%ご期待に添えられる状態ではない点はご了承くださいませ) http://piece-of-syria.org/contact/     【学校の詳細について】 本校は、トルコ語とアラビア語によって生まれる、数学・言語・文化と習慣の差を埋めることで、学校に行かなくなったシリアの子ども達が、トルコの学校・社会に戻っていけるように、教育やトレーニングを行なっています。   クラス分けテスト: 私たちは、私たちの目的に合うシンプルなASER国際ツールを採用しています。 ASERツール:5歳から16歳の子ども達の、読解力、理数力を図るために、シンプルで柔軟なツールで、シリアでも採用されていました。 アラビア語、トルコ語と、数学について、学年ごとに必要とされるレベルのテストを行ない、結果によって、三段階に振り分けます。これらは実年齢とは関係なく、レベル分けを行いますが、それは中途退学した生徒達が多くいるためです。 近隣に住む多くのトルコ人が、アラビア語を子どもに教えたいと訪ねてくるのですが、断っています。理由は教室のスペースの不足です。しかし、私たちの学校の目的は、シリア人の子ども達がトルコの学校に、トルコ社会に統合できるように、シリア人生徒とトルコ人生徒が打ち解け合うことです。そのため、シリア人の生徒達の授業が終了した後にトルコ人の生徒を受け入れるという授業編成を検討中で、それによって経済的な支援も引き出せるように交渉しています。 カリキュラム: 地域のニーズ評価と専門家との相談をした後に、「アラビア語」「トルコ語」「数学」「文化と習慣」という教科が採用されました。行き届いていない範囲を明確にして、教育の専門家によって開発された教科の概要を作っています。       ...

  アッサラームアライクム。Piece of Syriaのへむりです。     ● トルコのバス事情   ● シリアの中のトルコとクルド   についてお伝えさせていただきます。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  トルコのバス事情  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   トルコの市内バスは、日本のPitapaのようなICカードが使われています。   現金で払うより運賃が半額ほどになるのでありがたいのです。   [caption id="attachment_17511" align="alignnone" width="500"] ここにピッと当てる[/caption]     ただ難点は、「どこで売っているかを探し当てるのが大変」ということと、 「町ごとに流通してるカードが異なる」という点です。   カードは、バスターミナルの売店の窓口を見つけられたら、5リラで買えます。 (町ごとに違うカードなので、毎回探し当てないといけないのが大変…)   チャージは、日本のようなチャージの機械もしくは窓口でできます。 または、雑貨屋さんでもチャージできる所があります。     バスの中は譲り合いの文化。 女性や年配の方が来られたら、男性陣はさっと席を譲ります。       ちなみに。   今いるのは、割と保守的だと言われるトルコ南部の町ではありますが、 ヒジャーブで髪の毛を隠した女性達だけで出歩くのも、日常的な出来事です。 (シリアでも、それは普通でした)   長距離バスは、頻繁に街と街を行き来しています。 また、小さな町にも空港があって、LCC(格安航空)も行き来しています。     【バスと飛行機が一覧で出てくる便利なサイト】         ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  移動できないという日常 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   先日、長距離バスの移動中に、セキュリティによるIDチェックを受けました。 バスが止められ、セキュリティが車内に入り、乗客のIDを一人ずつ預かっていきます。   僕はパスポートを見せれば、特に何も言われたりはしませんが シリア人は事情が違うんだそうです。   昨年の緊急事態宣言以降、シリア人は許可がないとトルコ国内の都市移動ができなくなったのです。   行き先に家族がいるか、仕事を探すなどが明らかじゃないと許可も取れないそうです。   5年も住んでいる国で、自由に移動できない、というのは、 なかなか想像できないと思います。     トルコ、非常事態宣言を2年ぶり解除 デモ制限などの新法も準備 (新法が、事実上の「非常事態宣言」の恒久化だとして批判も)       ヨルダンにいた時も、長距離バスではなく首都のアンマンの市内バスで、 抜き打ちで、乗客全員のIDチェックされたことがあります。   下記の地図にあるように、湾岸諸国を除くシリアの周辺国が非常に多くの難民を受け入れています。   Syria Crisis | Refugees and IDPs – DG ECHO Daily Map | 19/04/2018         国連やEUからの支援を引き出してポケットに入れてるんじゃないのか? きちんと届いていない!と憤るシリア人たちの声も聞いたりはするのですが、 難しい舵取りの中で、自国民の不満を爆発させないようにしながら、 テロの芽を摘み取りつつも、人道的な対応を迫られている国々の努力は肌で感じます。   とはいえ、「ここしか居る場所がない」とトルコに住むシリア人が、 自由に移動さえできない、というのは、彼らに暗い影を落としているように思います。 許可がないまま移動した場合、 「シリアに強制的に返される」「投獄」になるかもしれないそうです。         ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  可能性を求めて ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   トルコは今、シリア北部に支配地域を作っています(トルコ便り③に詳細)   こちら住むシリア人によると、 トルコは、その支配地域を広げようと画策している、と言います。   狙っているのは、今、クルド人が支配している地域だそうです。   マンベジ西部の村の近くで、トルコ主導の軍とクルド軍が戦闘に。 マンベジが攻撃されないように、米政府とトルコ政府で協定が結ばれていたが、反故された形とのこと。 僕が出会った友人たちの平和な日常を願ってやみません。#Manbij #シリアhttps://t.co/ne5FRKI50a — へむり。@シリア国内への教育支援 (@hemuri_) 2018年11月20日   このことについて、トルコに住むあるシリア人からは、   「トルコの支配地域が増えてくれた方が嬉しい。  クルド支配地域は治安も悪く、警察が機能しておらず、  家に泥棒が入られた友人も、泣き寝入りしたんだそうだ。   (クルドが支配する)俺の故郷のデリゾールでは、  アフガンなどから来たドラッグの売買が蔓延していて、  街角で売られていたり、シリア政府支配地域にも流れていると聞いている。    一方、トルコ軍がコントロールしている地域は、治安も安定している。  今、トルコ政府はシリア人をその支配地域に戻るように呼びかけている。    トルコ政府は決して強制はしていないが、  引っ越し費用を出したり、仕事を斡旋しようとしてくれたり、と。  俺もトルコが支配してくれている地域なら、シリアに帰ることを考えるよ」   と話していました。         とは言え、僕の住んでいたマンベジ(Manbij)が戦闘地の候補になっている現状に、不安は募ります。   こまめに友人たちに連絡を取るようにはしていますが、どうか無事でいてほしいです。   「当たり前の日常」という幸せを、 叶わない夢ではなく、再び日常に。   その日まで活動を継続していきたいと思います。         【イベント】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 12月21日(金)夜 @神戸ソーシャルキャンバス   12月22日(土)12:00~14:15 @大阪(中津) 「シリアに希望を届ける」活動報告会(と、アラブ料理交流会)@大阪」     【トルコ便り】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ①【シリアはどうなるのか?】● トルコに残る人たち  ● シリアの今 ②【トルコに住むシリア人の声】● 閉じ始めた難民キャンプ ● シリア人とトルコ人の中で起きた衝突 ③【シリアからトルコへ。トルコからシリアへ】● 難民は負担なのか? ● トルコから去りたいシリアの人たち ④【移動ができない、という日常】● トルコのバス事情 ● シリアの中のトルコとクルド ⑤【シリア人のIDと医療と教育】● トルコに住むシリア人のID      ● 医療と教育事情   ・ネットでのご寄付     ・銀行口座でのお振込 ゆうちょ口座 ピースオブシリア        店名 408(ヨンゼロハチ)        普通 4328753   ※お手数ではございますが、報告書や報告会のご案内を送らせて頂きますので、 お振込みの場合は  ・メッセージ、DM  ・メール(piece.of.syria@gmail.com)  ・問い合わせ(http://piece-of-syria.org/contact/) まで、ご一報くださいませ。   ...

    アッサラームアライクム!Piece of Syriaの小林郁乃です。   皆さんの温かなご支援、本当にありがとうございます!       私は、正直、Piece of Syriaの活動に参加するまでシリアの場所さえ知りませんでしたが、   へむりさん(中野貴行)と一緒に活動すると何か面白そうかも!と思い、お手伝いを始めました。       写真展やイベントを一緒に企画し、2017年には一緒にトルコに行き、パートナーのウサマさんと会ってきました。   今日は、その時の話をさせてください!             ● トルコで出会ったシリアの人たちが私に教えてくれたこと       へむりさんは、「困っている人を助けるのではなく、友人として恩返しをしたい」と言います。   その言葉を、心の底から共感できるようになったのが、トルコで私がシリアで過ごした10日間です。           初めての中東、難民として生きるシリアの人たちと過ごす日々は、   彼らを「難民」をくくることに違和感を持たせ、私と何ら変わらない日々を生きている友人たちに変えてくれました。           まるで昔からの友人だったかのように思わせてくれるアラビア語を楽しく教えてくれる日本が好きな彼ら。   トルコの案内をしてくれてオシャレな服が好きでシリアとトルコ2種類の手料理をふるまってくれた少女。       家族が大好きで嬉しそうにシリアのお母さんと電話をして、今でも私を気遣う連絡をくれる青年。   目的地までのバス内で会釈しかしたことなかったのに、休憩の度にお茶とご飯までふるまってくれたおじちゃん。         行かないとわからないことがたくさんありました。   この経験を糧にして、関西で報告会もさせていただくなどもさせて頂いています。                     ● ウサマさんの活動や想い       Where there’s a will , there’s a way (意志あるところに道は開ける)       現地パートナーのウサマさんが、学校の写真などを見せながら私に伝えた印象的な言葉です。       「たった1人の意志からでも未来は創ることができるんだ。   実際にこの学校支援の活動も僕らだけで始めたが、今では日本人が協力してくれて、   現実にシリアで勉強をしている子どもたちがいて   彼らはこれからのシリアを創る力になっていっている。   だから絶対にシリアは復活できるんだ」       と力強く言っていました。               戦後の日本で行われていた青空教室の写真も見せてくれました。       「これも子どもたちに見せている、すごく今のシリアと似ているからね。   こうやって日本人も未来を創っていったように、 君たちもこれからを築く力となれる、 未来を創れるんだと教えているんだよ」                 ● 今、私ができること     「今の活動に関わるまで、シリアを知ろうと私が思ったことってあったのかな?」       ウサマさんが、日本のことを見本にしてくれて、 知ってくれていて嬉しくなった後、そんな気持ちになりました。       私の場合は、身近にいた人がシリアの活動をしていて、関わるようになりました。 そして今、こうした実感・体験があって、より深くシリアに携わりたい! と思うようになっています。         もし、私の文章を読んで、このクラウドファンディングのことを知って、 「シリアのこと、知ってみたいな。関わってみたいな」という きっかけになってもらえたら、とても嬉しいです。   そして、いつか、平和なシリアに一緒に行きましょう!       その日を迎えるために、是非、このクラウドファンディングを 一緒に支える仲間になっていただけませんか?   遠い国の出来事が、身近に感じてもらえると思います!           このクラウドファンディングの目標達成には、お一人おひとりの応援が必要不可欠です。   ご支援・SNSでのシェアなど、応援何卒よろしくお願いいたします!                     < 私と代表の中野が、Piece of Syriaへの活動を伝えます!>     【日時】9月20日(木)19:00- / 9月23日(日)19:00-   【参加費】無料(おひねり制。全額、シリアの活動のために使わせていただきます)   【場所】谷六village(たにろくヴィレッジ)    大阪市中央区上本町西3-3-5     地下鉄『谷町六丁目駅』徒歩5分     【イランとシリア 行ってみたら、こんなところやっ展】     今日の「知らなかった」が、 明日の「行ってみたい」に変わる。 裏切りの写真展。     【日時】9月17日(月・祝)〜24日(月・祝) 平日  14:00-20:00 土日祝 10:00-20:00 (イベントによって変動あり)   【場所】 谷六village(たにろくヴィレッジ) 地下鉄『谷町六丁目駅』徒歩5分   【入場料】無料   【イベント案内】 イベント中は写真閲覧ができません。ご了承のほどよろしくお願い致します。   ● 写真の裏話が聞ける!ギャラリートーク   17(祝)14-/19- (イラン・シリア)   20(木)19-    (シリア)   23(日)19-    (シリア)     ● 展示写真とコラボ!ライブペインティング   18(火)19:30- / 23(日)14:00-   ● スペシャルゲスト!今井紀明氏と語るクロストーク 22日(土)「教育って大事なん?日本とシリア、教育をサポートするnpo創設者の思い」     ● 旅するように人生を生きる2人のトークと旅人交流会!  22日(土)「旅人集合!トークイベント「旅するように人生を」+旅会」   【在廊】 中野 貴行    9月17日(祝月)~9月24日(祝月) 西森 佳奈    9月17日(祝月) 倉永 真紀子 9月17日(祝月)、9月18日(火)、9月23日(日) ※時間で抜ける場合有り     Facebookページ【Piece of Syria】     ...