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Piece of Syria(ピースオブシリア) | ジャーナリスト
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  アッサラームアライクム! Piece of Syriaのへむりです。     [caption id="attachment_16890" align="alignnone" width="400"] 奈良の写真展でギャラリートーク[/caption]   ● 平和で豊かなシリアから僕たちが学ぶこと   僕は、動画・講演・写真展で、「平和で豊かだったシリア」を伝えることを努めています。   愛に溢れ、「当たり前」の日常を豊かに生きるシリアの人たちに、触れて頂くことで、   「平和の大切さについて考える機会になった」 「シリアがこれほど豊かだったとは知らなかった。  なぜ、このような戦争が起こるのか。  メディアで伝えていることに疑問を持てるようになった」 「遥か遠くの出来事ではなく、身近な存在として感じられるようになった」   とのご感想を頂いています。     僕の出逢った、豊かな心を持ったシリアの人たちの姿は、 僕たちにたくさんのことを学ばせてくれます。   その学びを、広げて行くことが、彼らへの恩返しになるように、 これからも動いていきたいと思います。   [caption id="attachment_16893" align="alignnone" width="400"] 大阪の写真展にて[/caption]       ● 悲劇を伝えるのではなく   目を覆いたくなる悲劇は、瞬く間に大きく広がります。 また、その中には、不確かな情報も多くあります。   特にシリアは「情報戦争」と言われるほど、複雑な状況下にあるので、 安易に判断がつきません。   しかし、もっともらしい「解説」がつき、 真実かどうかを確かめられることなく、 無邪気な「共感」をのせて広がる時、僕は恐怖を感じます。   各々の方々が、平和のため、人権のため、生命のため、という想いから行動をしながらも、 ”結果として、かえって平和が遠ざかることもありうるのでは?”と 不安な気持ちを感じています。   とはいえ、僕自身も「何が正しいか」は伝えられず、 もどかしい気持ちで胸がかき乱されます。   僕が言えるのは、「何が確かな情報なのか」というのは、 様々な方向から伝えられることに、真摯に耳を傾けながらも、 自分の先入観を疑い続けることでしか、近づけられないように思います。   悲劇に感情的に反応するだけでは、決してたどり着けないものだと感じています。     http://piece-of-syria.org/2018/04/20/voicefromsyria/     ● 現地で活動をする素晴らしいNGO・ジャーナリスト   UAEから帰国して2週間、 AAR、 KnK、JIM NETの報告会、安田菜津紀ちゃんの写真展といった、 シリアの人たちのために活動をする人たちから話を聞きました。   僕が2015年以降に、難民となったシリアの人たちを訪ねて回った10カ国の旅の最中、 それぞれの活動を見させて頂いたことがあります。   本当に素晴らしく、関わっているシリアの人たちの目の輝きに驚き、 一人ひとりの人たちと信頼関係を築きながら、 シリアの人たちに、素晴らしい活動で希望を届けていました。   僕も現地でもお世話になって来ましたので、なんとか恩返しを、と 募金や広報のお手伝い程度ですが、させて頂いています。     [caption id="attachment_16892" align="alignnone" width="400"] 国際平和映像祭にて表彰される[/caption]     ● 平和な頃のシリアを伝えよう   その中で、なかなか手が届いていないところを、という視点で、 僕たちの活動の柱にしているのが、 「シリア国内への支援」と「今と昔のシリアを伝える」ということです。   シリアの戦争が始まって7年、今まで様々な団体の報告会に足を運ばせていただきましたが、 「平和な頃のシリア」についての説明は、意外なほど少ないように感じました。   難民となってしまったシリアの人たちの想いと共に、 僕自身が「外国人居住者」として、コミュニティに溶け込んだ日々について伝えることは、 記事の冒頭でお伝えしたような、皆様に「考えるきっかけ」をお伝えできると感じています。   https://www.youtube.com/watch?v=_dPA3bPs_nw 全国で講演・写真展の機会を増やしていければと考えていますので、 「一緒にやりたい!」という方がいらっしゃいましたら、是非、ご一報ください。   大阪・東京であれば、「少人数の勉強会から」という形も考えています。   お世話になったシリアの人たちの恩返しのため、 僕ができることは何か、考え、行動し続けたいと思います。     http://piece-of-syria.org/contact/ 5月26(土)27日(日) 福岡にて報告会イベント予定 詳細は近日中にお伝え致します。       ...

    内戦や過激派組織「イスラム国」の台頭で国外避難しているシリア難民を昨秋から訪ね歩いた大阪府の中野貴行さん(34)が12日、長野市内で講演した。青年海外協力隊として内戦前のシリアに滞在した中野さんは、当時の豊かな街の様子と、瓦礫に埋もれた現在の状況とを映像で紹介。「特別ではない普通の生活をしていた人に起きたこと。現実を知って」と訴えた。   県青年国際交流機構(長野市)の「ワールドスタディカフェ」として開き、60人余が参加。中野さんはシリアについて、内戦前は宗教・民族対立とは無縁の美しい街並みと国民の親切さが印象的だった−と強調。当時住んでいた同国北部の都市には現在、イスラム国が処刑場を作り、市民の自由を奪っているとした。   中野さんは、ヨルダンやギリシャなど8カ国を回ってシリア難民に話を聞き、今月9月に帰国したばかり。「避難した国にずっと住みたいと言う人は一人もいなかった。貧困を背景にした経済難民とは全く違う」と指摘した。   この日はイスラム教徒留学生らを交えたフリートークもあった。    信濃毎日新聞 2016年3月15日   ------------------------------------------------------------------     平和な頃のシリアを知っていると、シリアをめぐる報道は違和感がありました。   そんな中、「本当のシリアの状況を伝える」と銘打ったイベントで、 ジャーナリストが話すと言うことで、大阪のイベントに行ったところ、 その違和感をさらに強めるような内容でした。   複雑なはずのシリアの戦争にも関わらず、 ひとつの勢力だけに加担して、意見を抽出するのはおかしいという思いから、 質疑応答の時に手を挙げて、「僕が住んでいた時の意見と違いすぎる」と話すと、 「君が知っているのは、昔のシリアだ。今のシリアは知らない」と一蹴されました。   「あなたはアラビア語を話せないし、住んでもいないのに、  どうやって”本音”を聞いたって言うんだろう?」   「最近行った」というだけで、 僕が積み重ねてきた2年間は否定されるのだろうか?     それにどうしても納得がいかない僕は、 シリアには入れないにせよ、近くに行って話を聞こうと、 今までやっていた仕事を離れて、ヨルダンから始まり、 トルコ、イラク、ギリシャ、フランス、スウェーデンを周ってきました。   すると、前述のジャーナリストの「取材」が、 いかに一方的で「メディア受け」を狙った商業的なものだったのかを確信できました。   その旅の最中に、「是非、帰国したら話してもらえませんか?」と連絡をいただき、その講演の様子を新聞に取り上げてくださいました。   破壊や悲しみはニュースになり、美しさや本来の姿はニュースになりません。 ニュースでは、わかりやすさが求められますが、 とても複雑なのがシリアの状況です。   これからも、「伝える」ということを活動の一つとして、大切にしていきたいと思います。       ...