メールマガジン登録
■ 登録・解除フォーム

ご登録されたいE-mailアドレスを入力し、ご希望の項目ボタンを押してください。

Piece of Syria(ピースオブシリア) | へむり。
130
archive,category,category-130,ajax_fade,page_not_loaded,,side_menu_slide_with_content,width_470,qode-theme-ver-10.0,wpb-js-composer js-comp-ver-5.4.2,vc_responsive
 

へむり。

  「今日初めて知ったことばかりでした」 「こんなにシリアを知らなかったのか!と驚きました」   満員御礼、「他の人にも聞いてほしい」の声多数の報告会から1ヶ月、 シリア国内での教育支援を行なう【Piece of Syria】が再び、報告会を実施します。   今回は、元JICAシリアのスタッフで、現在日本の大学院で学ぶシリア人が調べた、 シリアで戦争が起こる少し前から始まった「兆し」について、特別講演をして頂きます!     シリアで、戦争がなぜ起こったのか? その「予兆」はあったのか? 戦争と平和について考える2時間です。     報告をさせていただく、Piece of Syria代表の中野は、 戦争前のシリアに協力隊として活動、 戦争後に中東・欧州10カ国で100名を超えるシリア人と話した経験に加え、 シリア国境近くのトルコ南部の街に駐在して見聞きした情報や、 シリア国内の幼稚園をサポートするパートナーNGOの活動についてお届けします。       どちらのお話も、メディアでは聞くことができない貴重な話になります! お時間がございましたら、是非、身近な方とご一緒に参加いただき、お会いできれば嬉しく思います。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【こんな方にお勧めします】  ・シリアやトルコ、中東について知ってみたい方  ・Piece of Syriaの活動に関心がある方  ・国際協力について関心がある方  ・シリアやシリア難民について関心がある方   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【日時】2月9日(土)14:00〜16:15 (開場 13:45)   報告会 14:00〜14:45(質疑応答+10分) ゲスト講演 15:00〜15:30(質疑応答+45分) 交流タイム 16:15〜16:40(残れる方は是非!)   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【参加費】2000円(ご支援者様、学生 1000円)   ◉報告会のみご参加の場合、500円(ご支援者様 無料ご招待)   ◉前日までにSNSでイベントをシェアして頂いた方は、   来場時にオリジナルポストカードプレゼント!   受付にてスクリーンショットの画面をご提示くださいませ。   [KiwiClickToTweet tweet="#シリアに何が" quote="#シリアに何が"] ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【申込】https://www.kokuchpro.com/event/syriadenaniga/   (※Facebookの参加ボタンでは申込完了となりません)     【定員】50名   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【場所】貸し会議室 Happiness 大阪府大阪市北区太融寺町2-18富士林プラザ8番館7F  各線 梅田駅、大阪駅から徒歩10分  堺筋線 扇町駅から徒歩7分     1.泉の広場M14階段上がって、左へ(扇町方面) 2.神山町交差点近く(なか卯横) 3.ビル下にハピネスの看板有り     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【講演者プロフィール】   ●ハルドゥーン・フセイン シリア生まれ。ダマスカス大学日本語学科一期生。 JICAシリア事務所勤務後、広島大学、大阪大学等での研究を経て、 2016年4月から同志社大学神学研究科で博士後期課程在学中。       ●中野 貴行(シリア支援団体 Piece of Syria 代表) 大阪生まれ。2008~10年、青年海外協力隊としてシリア北部の町マンベジにて、 母子保健活動プロジェクトにコミュニティ開発として従事。 その際、ハルドゥーン氏とダマスカスのJICAオフィスで出会う。   2015年より、中東・欧州10カ国を計半年かけて難民となったシリア人や支援団体100人以上から 生の声を聞くために周る。 2016年、Piece of Syriaを創設。「シリアを行きたい国にする」を目標に、 復興の主体であるシリア人の土台作りのためのシリア国内向けの教育支援と、 シリアの今と昔を伝える講演・写真展などの啓発活動を日本で行なう。   現在、専門家としてトルコ南部で、シリア難民支援の駐在。 国際協力を志事にするアフリカ大好きな妻とは、遠距離夫婦生活中。   https://twitter.com/hemuri_ www.instagram.com/hemuri.syria.love/       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【主催団体】Piece of Syria   「ひとかけらをひとつなぎに」をコンセプトに、 一人ひとりのチカラが発揮できる世界を目指して、2016年5月に設立。 紛争により、パズルのPieceのようにバラバラになってしまったシリアを、 再びPeaceにしていくため、シリア国内の教育支援と平和教育活動を行なう。 シリアの子ども達への教育支援のためのクラウドファンディングを行ない、 継続的に支援の届いていない地域にあるシリアの子ども達に教育を届けている。         http://piece-of-syria.org/2018/12/29/report-osaka/     ...

  アッサラームアライクム!Piece of Syriaのへむりです。 先日、Piece of Syriaの活動報告会を実施致しました。     定員を超える方々にお集まりいただき、本当にありがとうございました! そちらで報告させていただいた活動内容について、共有をさせて頂きます。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ シリアについて、どんなイメージをお持ちですか? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「私はシリアについてほとんど知らず、とにかく危い所というイメージを持っていましたが、 今回の報告会で、こんなにシリアを知らなかった!という多くの発見がありました」   報告会のご感想に、こういったご意見を多く頂きました。     「シリアの人たちが今、いかに困っているか」ということは多く伝えられるのですが、 「戦争が起こる前のシリアは、どのような国だったのか」について、語られることは非常に限られています。   戦争前から「ずっと戦争をし、砂漠で暮らす、貧困の民」かのようなイメージを持たれがちですが、 四季があり、食べ物を自給自足でまかない、治安も良く、家族との時間を大切にする生活をしたことをお伝えすると、本当に多くの方々に驚かれます。   もちろん、様々な「見え方」はあり、僕がわずか2年間で見たことはわずかではありますが、 僕が見たシリアをお伝えすることで、シリアを身近に感じていただければ、と思いお伝えしています。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ シリアの人たちの今(シリア国内と国外の難民) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   2011年に起こった戦争は、シリアの日常を破壊し、人々を分裂させてしまいました。   ニュースには映らない、シリアの人たちの心を知りたくて、 2015年から3回、6ヶ月をかけて、中東・欧州10カ国に住むシリアの人たちや支援団体を訪ねて周りました。     そこで感じたことは、「特別な人たち」が難民という立場になったわけではなく、 家族思いで、親切で、スマホを持っていて、当たり前の日常を生きていて、 「まさか自分が難民になるとは思っていなかった」人たちが、難民となっていたという事実です。     ヨルダンで出会ったシリア人の青年は 「家族でご飯を食べるのが、僕の夢なんだ。でも、その夢は生きてる間に叶わないと思う」 という心情を教えてくれました。   かつての「当たり前」が叶わない夢に変わるのが、戦争なんだと、胸が痛くなりました。   [caption id="attachment_17583" align="alignnone" width="500"] 家族と一緒に過ごす、というシリアの幸せな日常(2010年)[/caption]       戦争が始まるまでは、2200万人ほどだったシリアの人口ですが、 565万人が国外に難民として、690万人が国内避難民として、故郷を離れてましたが、 徐々に改善しつつあるシリア国内の状況もあり、帰還するシリア人も出てきています。     ●ロシアが爆撃を開始して以降、シリア難民232,806人が帰国、国内避難民1,187,471人が帰還(2018/7/31)   ●2018年12月に690万人の国内避難民のうち、400万人が帰還(2018/12/25)       UNHCR(https://data2.unhcr.org/en/situations/syria)     しかし、僕がトルコにいる中で、話を聞いている限りでは、「今はまだ、帰るにはリスクがある」そうです。   トルコでゼロからスタートして、仕事に就き、生活の土台を作っている人たちとしては、 シリアに戻っても、住んでいた家はなく、仕事を新たに作っていかねばならないというのはリスクです。   さらに、シリア国内の物価が上昇している中では、「海外からの送金」を頼りに家族を養っていることが多く、 普通にシリアで仕事をするだけでは、生活が成り立たない、との声は多く聞きます。   また、シリアには徴兵制があるのですが、シリアに戻りたくない理由にそれを挙げる若者は多いです。 (政権側に戻れば制度上、参加しますが、それ以外の地域でも、若い男性は兵士として徴用されるとのことです)     現在、シリア国内に、トルコが軍隊を派遣し、占領地を広げています。   トルコ政府は、その地域にトルコに住むシリアの人たちが帰るよう、インフラ整備、仕事紹介、引っ越し支援などをしています。 それ自体は、トルコ在住のシリア人には好評なのですが、 トルコが、シリア国内の占領地を、軍事作戦によって広げており、それによる政情不安もまた「リスク」として挙げていました。   Turkey to open post office in liberated Afrin, Syria   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ シリア国内の幼稚園という「居場所」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Readyforのクラウドファンディングに加えて、越冬支援、写真展、Wedding Donationで集まったご支援は、 シリアの子ども達の教育支援のために使わせていただいています。   1つが、シリア国内のアレッポ郊外にある幼稚園です。       他の組織などから支援がなく、過酷な環境で教育を続ける先生たちへのお給料です。 お給料がない状態が続くと先生たちが、教育から離れてしまうかもしれず、 そうなると、子ども達が学ぶ場を失ってしまいます。 最近、シリア北部のイドリブ・アレッポ郊外の私たちの幼稚園がある地域に、数十万人のシリア人が避難してきています。 戦争の日々で苦しんだ子ども達に対し、両親もまた疲弊しており、子ども達への十分なケアができるだけの心の余裕がありません。   また、不安定な日々の中で教育の重要性が忘れられ、学校に行かなくなった子ども達もいる中で、 教育の基礎に触れることが、大きな意味を持っています。 教育を受けるタイミングを失した子ども達が、「今更学ぶことは恥ずかしい」と学校に戻らないということも起こっているからです。 幼稚園は、【戦争によるトラウマからの心理的な支え】【学校に通う習慣を身につけ、基礎を学ぶ】という、大きな役割を果たしてくれています。   3~7歳の100人の子ども達が通う幼稚園に対して、 先生・スタッフ10人分のお給料、ストーブの燃料、水の設備、筆記用具の支援を行ないました。       またこの幼稚園の近くに、6~12歳の子ども達400人が通う小学校が非常に困窮している、という状況を受けて、ストーブ、燃料、筆記用具を届けました。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ トルコで生きるシリアの子ども達へ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ もう一つ、今回からトルコ国内にある補習校への支援を始めました。   トルコでは、1年ほど前からアラビア語で学ぶシリア人学校が、トルコ政府により閉鎖していっています。 NGOが行なっていたシリア人の子ども向けの教育支援も禁止になりました。   シリア人の子どもも、トルコ人の子ども達と同じトルコの学校に通うことが義務付けられたのです。 トルコ語の語学力が、学力に強く影響するようになり、学校に行かなくなる子どもが出てきたり、 様々な理由でトルコの学校に通わせたくない親、通いたくない子ども達が出てきています。   そうした状況を受けて、トルコ政府が建物を提供し、ローカルNGOと協力することで、 土日に、アラビア語、トルコ語、数学などを学べる補習校があります。   子ども達は、幼稚園から小学校高学年くらいまでの85人。 トルコの学校で打ち解けるために必要なトルコ語のレッスンや、基礎学力を身につける上で、とても大切な場所になっています。   先生のお給料が無給の状態など、課題は多いのですが、 今回集まった資金の中でできることの一つとして、 地べたで学んでいた子ども達の環境改善に、勉強机を届けました。   [caption id="attachment_17605" align="alignnone" width="304"] 机がない教室[/caption]   [caption id="attachment_17597" align="alignnone" width="500"] 机を届けました![/caption]     今までのシリア支援では、実際に私たちがサポートする子ども達に会うことが難しかったのですが、 こちらの学校には、みなさんと一緒に届けた支援を目にしていただける機会を作ることができます。   これからどのように支援をしていくか、という今後については、 スタッフ会議を経て、お伝えさせていただきます。   http://piece-of-syria.org/2018/11/26/schoolinturkey/   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 現地からの感謝の言葉が届いています ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   シリアの幼稚園の生徒 わたしはBisan、5才です。アレッポの町からにげてきました。 日本のみなさんのおかげで、あったかいようちえんで、べんきょうできています。 みなさんのやさしさがなかったら、ようちえんにいけませんでした。 ほんとうにありがとうございます。       シリアの幼稚園のZilal先生   皆様のご尽力に、温かなご支援に、言葉に表せないほどに、とても感謝しています。 世界から見放された、とても厳しい環境の中で、それがどれほどのものか、皆さんに分かっていただけるでしょうか!   私がアレッポ市にいるときから続く支援は、アレッポ郊外に移動した今も、3年間継続してくださっています。   先生達の給与支援は、この地域で先生を続けながら生活するために不可欠なものですが、この一年間、その分の予算を得て、厳しい環境で教育を続ける先生の貢献に報えられることは、どれほど感謝していいかわからないほどです。 皆さんのご尽力、本当にありがとうございます。         トルコの補習校 アフマド先生   勉強机という、素晴らしい贈り物をありがとうございます。   子ども達が地べたに座って学んでいた環境に困っていたのですが、 理想的な教室で学ぶことができるようになりました。   私たちは、シリアの子ども達がトルコの子ども達と打ち解け合えるようできることを全力で取り組んでいます。 是非近い将来、皆さんがこの学校に来ていただければ幸いです。   皆様のご協力に、心からの感謝を込めて。       現地パートナーNGOのUsamaさん   シリアの現実はとても厳しいです。 長く続く戦争に、人権が蹂躙され、砲撃のリスクがあります。しかしそれでも、教育を望む声は止みません。   その中で、日本の皆さんは私たちを見捨てることなく、シリアの子ども達をご支援し続けてくださっています。   Piece of Syriaのメンバーが声を上げて、非常に多くのご寄付を集めていただいており、 シリアの子ども達が無事に教育を受けることができています。   温かなご支援をいただいた皆様一人ひとりにお礼を伝えられないのは、心苦しくはありますが、 より良い活動をすることで、お礼に返させていただければと存じます。   教育を続けられる、ということは、シリアの平和を創る世代を築くということと同じです。   戦争によって影響を受けた子ども達は、安心できる場所を求めています。 皆様が支えてくださった幼稚園こそが、心の傷を癒し、平和と安心を感じられる場所に他なりません。   教育は平和であり、未来であり、新しい世代です。 是非、これからも共に、新しいシリアを築いていきましょう。         http://piece-of-syria.org/2018/09/27/写真展で集まった寄付金のご報告と感想のご紹介/   http://piece-of-syria.org/2018/09/12/wedding-donation/     ...

    【12日間で9万7000円が集まりました!ありがとうございます!】     お預かりしたご支援につきましては「シリアの子ども達への教育支援」のため、 大切に使わせていただきます。   トルコからのお手紙は終了しましたが、もしよろしければ、 引き続きのご寄付にご協力いただければ幸いです。     ------------------------  【イベントのご案内】 ●12月22日(土)昼 12:00〜 【Piece of Syria報告会 #シリアに届ける】  @エジプト料理メヤメヤ(大阪・中津) https://www.kokuchpro.com/event/osakapiece/ https://www.facebook.com/events/1945510882411695/       【登壇イベント】 ●12月21日(金)18:30〜 【Talking "Social Career" ~生き方を考える~ Vol.13】 @神戸ソーシャルキャンパス(三ノ宮) https://www.facebook.com/events/2367192426689305/   ●12月22日(土)17:00〜 『「人」の視点で見るシリア 〜シリア紛争と人間の安全保障〜』 @関西学院大学 大阪梅田キャンパス(国連フォーラム関西) https://www.facebook.com/events/753815358302341/   ●1月25日(金) 18:00〜 【<シリアの美しさ!>グローバルナイト! ~旅好き・世界が好きなみんなで語る夜~ vol.11】 @Tokyo Producers House - プロハ https://www.facebook.com/events/603077553484520/   【寄付先】 ・ネットでのご寄付   ・銀行口座でのお振込 ゆうちょ口座 ピースオブシリア        店名 408(ヨンゼロハチ)        普通 4328753   ※お手数ではございますが、報告書や報告会のご案内を送らせて頂きますので、 お振込みの場合は  ・メッセージ、DM  ・メール(piece.of.syria@gmail.com)  ・問い合わせ(http://piece-of-syria.org/contact/) まで、ご一報くださいませ。         #シリアに届ける #シリア #グローバルナイト #神戸ソーシャルキャンパス ...

    お世話になっています。トルコよりPiece of Syriaのへむりです。 皆さんの心のこもったご支援、本当にありがとうございます。   本年夏に行ないました、シリア国内の幼稚園支援につきまして、 現地パートナーNGOのウサマ氏と話して参りました。   詳細はこちらに書かせていただきましたので、是非、読んで頂ければ幸いです。         そのシリアの幼稚園のストーブの燃料代が足りない可能性が出てまいりました。   まもなく、氷点下にもなるシリアの寒い冬がやってきます。         ストーブと燃料が足りない場合、「寒い教室に行きたくない!」と 子ども達が幼稚園に行かなくなってしまう可能性が出てくるんだそうです。   子ども達がより良い環境で勉強を続けられるように、皆様のご協力、宜しくお願いいたします! 今回集まったお金は、BASE手数料を除いて、全額ストーブの燃料代に使わせて頂きます。   目標金額の7万円(200$×3ヶ月+手数料)を超えた分につきましては、 子ども達のジャケットなど、子ども達の越冬支援に関するものに使用いたします。     ご支援をいただいた皆様には、「トルコからのへむりの直筆のお手紙」を届けさせて頂きます! (1口から大歓迎です!2〜5口などまとめて頂けると、もっと嬉しいです!!)   【ご支援者様へ】 既にご支援下さっている方で、お手紙のリクエストがありましたら、 追加のご支援がなくても、是非ともお応えさせて頂きますので、ご連絡くださいませ。   下記のどれかに、 ①お名前 ②郵便番号 ③ご住所 をお知らせくださいませ。 メール:piece.of.syria@gmail.com Web: http://piece-of-syria.org/contact/ Facebook: https://www.facebook.com/piece.of.syria/   ————————————————   ●こちらは、2018年12月7日まで限定になります。 ●発送時期は2018年12月中旬を予定しています。 ●越冬支援の報告書はWebサイトでの報告に替えさせていただきます。         12月22日(土)12:00~14:15 @大阪(中津) 「シリアに希望を届ける」活動報告会(と、アラブ料理交流会)@大阪」   http://piece-of-syria.org/2018/11/25/osakapiece/    ...

  こんにちは、へむりです。 先日、トルコ南部の街ガズィアンティップにあるシリア人学校を見学してきました。   そこは、正規の学校には入れない子ども達が学んだり、 トルコ人の子ども達と交流できる時間を作ったりしています。   しかし、この学校は団体からの支援がなく、 トルコ政府からは場所だけを与えられている状態です。   現状の私たちの予算では、シリア国内向けの教育支援が限界なのですが、 今後は、この学校への支援も検討したいと考えており、 まずは皆様に情報共有をさせて頂きます。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  トルコで学ぶシリア人の状況について ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   今年から、アラビア語で教えるシリア人学校が、トルコ政府の指示で閉鎖しています。 また、国際NGOによるシリア難民向けの教育支援は禁止されました。   教育支援は、トルコ政府にお金を渡す形で間接的に行なうこと、 そして、シリアの子ども達は、トルコ語で学ぶことが義務化されました。   今回訪れた学校は、そうした変化からこぼれた子ども達へのサポートになります。 (トルコ政府との協働なので、もちろん「禁止」の範疇外です)     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  この学校が支援する子ども達 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   授業は土日のみ。 アラビア語、トルコ語、数学などを教えています。   子ども達は、幼稚園から小学校高学年くらいまでの85人。 4つある教室は子ども達でパンパンで、入りたいという子ども達を断わってる状況です。       トルコではkimlikというトルコ政府発行のIDがなければ教育も医療も受けれません。 申請して数ヶ月間、認定されるまではIDがない状態の人たちもいます。   この学校には、Kimlikが無いために、学校に行けない子ども達がいたり、 学校に行けていない期間が長く、高学年の年齢にもかかわらず学力が低学年であるために学校には入れない、という子ども達がいます。(全体の5%くらい)   そうした子ども達は、土日にある学校だけを頼りにしています。   また、トルコの学校で打ち解けるために必要なトルコ語のレッスンや、 基礎学力を身につける上で、とても大切な場所になっています。     [caption id="attachment_17557" align="alignnone" width="500"] 机が足りていない教室[/caption]   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   授業見学や先生体験の受け入れ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   今回、僕が訪問したら、子ども達がすごく喜んでくれまして、 「日本語を教えて!」とか「名前を日本語で書いて!」など、人だかりができる程でした。       「日本人がここに来て、授業を見たり、日本文化のことを教えたりすることってできる?」と尋ねると、「もちろん!なんの問題もないよ!」との返事をもらいました。   スタディツアーという形の企画ではありませんが、 ボランティアとして日本国内で私たちと活動を共にして下さった方と一緒に、 シリア人学校での授業体験をしていくことも検討しています。   (僕が同伴できるタイミングが限られていますので、時期はまだ決まっていません) 日本文化に留まらず、ご自身が得意なこと、 アートであったり、折り紙であったり、歌であったりを子ども達に届けられます。   通訳可能なので、語学面はご心配要りません。治安も安定してます。     実際に来てもらえたら、シリアの子ども達の可愛さに、先生達の熱い想いに、  色んなことを感じていただけると思います!!   また、トルコに住むシリア難民のお家への家庭訪問など、  まさにメディアでは知ることができない体験を一緒にできます。     ご関心のある方は、問い合わせ、または「piece.of.syria@gmail.com」宛まで、  「トルコの学校支援」を件名に、①お名前 ②ご所属 ③連絡先 ④お住まいの地域 ⑤現地でやりたいこと をご連絡くださいませ。 (現状では、まだ100%ご期待に添えられる状態ではない点はご了承くださいませ) http://piece-of-syria.org/contact/     【学校の詳細について】 本校は、トルコ語とアラビア語によって生まれる、数学・言語・文化と習慣の差を埋めることで、学校に行かなくなったシリアの子ども達が、トルコの学校・社会に戻っていけるように、教育やトレーニングを行なっています。   クラス分けテスト: 私たちは、私たちの目的に合うシンプルなASER国際ツールを採用しています。 ASERツール:5歳から16歳の子ども達の、読解力、理数力を図るために、シンプルで柔軟なツールで、シリアでも採用されていました。 アラビア語、トルコ語と、数学について、学年ごとに必要とされるレベルのテストを行ない、結果によって、三段階に振り分けます。これらは実年齢とは関係なく、レベル分けを行いますが、それは中途退学した生徒達が多くいるためです。 近隣に住む多くのトルコ人が、アラビア語を子どもに教えたいと訪ねてくるのですが、断っています。理由は教室のスペースの不足です。しかし、私たちの学校の目的は、シリア人の子ども達がトルコの学校に、トルコ社会に統合できるように、シリア人生徒とトルコ人生徒が打ち解け合うことです。そのため、シリア人の生徒達の授業が終了した後にトルコ人の生徒を受け入れるという授業編成を検討中で、それによって経済的な支援も引き出せるように交渉しています。 カリキュラム: 地域のニーズ評価と専門家との相談をした後に、「アラビア語」「トルコ語」「数学」「文化と習慣」という教科が採用されました。行き届いていない範囲を明確にして、教育の専門家によって開発された教科の概要を作っています。       ...

  アッサラームアライクム。Piece of Syriaのへむりです。     ● トルコのバス事情   ● シリアの中のトルコとクルド   についてお伝えさせていただきます。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  トルコのバス事情  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   トルコの市内バスは、日本のPitapaのようなICカードが使われています。   現金で払うより運賃が半額ほどになるのでありがたいのです。   [caption id="attachment_17511" align="alignnone" width="500"] ここにピッと当てる[/caption]     ただ難点は、「どこで売っているかを探し当てるのが大変」ということと、 「町ごとに流通してるカードが異なる」という点です。   カードは、バスターミナルの売店の窓口を見つけられたら、5リラで買えます。 (町ごとに違うカードなので、毎回探し当てないといけないのが大変…)   チャージは、日本のようなチャージの機械もしくは窓口でできます。 または、雑貨屋さんでもチャージできる所があります。     バスの中は譲り合いの文化。 女性や年配の方が来られたら、男性陣はさっと席を譲ります。       ちなみに。   今いるのは、割と保守的だと言われるトルコ南部の町ではありますが、 ヒジャーブで髪の毛を隠した女性達だけで出歩くのも、日常的な出来事です。 (シリアでも、それは普通でした)   長距離バスは、頻繁に街と街を行き来しています。 また、小さな町にも空港があって、LCC(格安航空)も行き来しています。     【バスと飛行機が一覧で出てくる便利なサイト】         ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  移動できないという日常 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   先日、長距離バスの移動中に、セキュリティによるIDチェックを受けました。 バスが止められ、セキュリティが車内に入り、乗客のIDを一人ずつ預かっていきます。   僕はパスポートを見せれば、特に何も言われたりはしませんが シリア人は事情が違うんだそうです。   昨年の緊急事態宣言以降、シリア人は許可がないとトルコ国内の都市移動ができなくなったのです。   行き先に家族がいるか、仕事を探すなどが明らかじゃないと許可も取れないそうです。   5年も住んでいる国で、自由に移動できない、というのは、 なかなか想像できないと思います。     トルコ、非常事態宣言を2年ぶり解除 デモ制限などの新法も準備 (新法が、事実上の「非常事態宣言」の恒久化だとして批判も)       ヨルダンにいた時も、長距離バスではなく首都のアンマンの市内バスで、 抜き打ちで、乗客全員のIDチェックされたことがあります。   下記の地図にあるように、湾岸諸国を除くシリアの周辺国が非常に多くの難民を受け入れています。   Syria Crisis | Refugees and IDPs – DG ECHO Daily Map | 19/04/2018         国連やEUからの支援を引き出してポケットに入れてるんじゃないのか? きちんと届いていない!と憤るシリア人たちの声も聞いたりはするのですが、 難しい舵取りの中で、自国民の不満を爆発させないようにしながら、 テロの芽を摘み取りつつも、人道的な対応を迫られている国々の努力は肌で感じます。   とはいえ、「ここしか居る場所がない」とトルコに住むシリア人が、 自由に移動さえできない、というのは、彼らに暗い影を落としているように思います。 許可がないまま移動した場合、 「シリアに強制的に返される」「投獄」になるかもしれないそうです。         ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  可能性を求めて ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   トルコは今、シリア北部に支配地域を作っています(トルコ便り③に詳細)   こちら住むシリア人によると、 トルコは、その支配地域を広げようと画策している、と言います。   狙っているのは、今、クルド人が支配している地域だそうです。   マンベジ西部の村の近くで、トルコ主導の軍とクルド軍が戦闘に。 マンベジが攻撃されないように、米政府とトルコ政府で協定が結ばれていたが、反故された形とのこと。 僕が出会った友人たちの平和な日常を願ってやみません。#Manbij #シリアhttps://t.co/ne5FRKI50a — へむり。@シリア国内への教育支援 (@hemuri_) 2018年11月20日   このことについて、トルコに住むあるシリア人からは、   「トルコの支配地域が増えてくれた方が嬉しい。  クルド支配地域は治安も悪く、警察が機能しておらず、  家に泥棒が入られた友人も、泣き寝入りしたんだそうだ。   (クルドが支配する)俺の故郷のデリゾールでは、  アフガンなどから来たドラッグの売買が蔓延していて、  街角で売られていたり、シリア政府支配地域にも流れていると聞いている。    一方、トルコ軍がコントロールしている地域は、治安も安定している。  今、トルコ政府はシリア人をその支配地域に戻るように呼びかけている。    トルコ政府は決して強制はしていないが、  引っ越し費用を出したり、仕事を斡旋しようとしてくれたり、と。  俺もトルコが支配してくれている地域なら、シリアに帰ることを考えるよ」   と話していました。         とは言え、僕の住んでいたマンベジ(Manbij)が戦闘地の候補になっている現状に、不安は募ります。   こまめに友人たちに連絡を取るようにはしていますが、どうか無事でいてほしいです。   「当たり前の日常」という幸せを、 叶わない夢ではなく、再び日常に。   その日まで活動を継続していきたいと思います。         【イベント】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 12月21日(金)夜 @神戸ソーシャルキャンバス   12月22日(土)12:00~14:15 @大阪(中津) 「シリアに希望を届ける」活動報告会(と、アラブ料理交流会)@大阪」     【トルコ便り】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ①【シリアはどうなるのか?】● トルコに残る人たち  ● シリアの今 ②【トルコに住むシリア人の声】● 閉じ始めた難民キャンプ ● シリア人とトルコ人の中で起きた衝突 ③【シリアからトルコへ。トルコからシリアへ】● 難民は負担なのか? ● トルコから去りたいシリアの人たち ④【移動ができない、という日常】● トルコのバス事情 ● シリアの中のトルコとクルド ⑤【シリア人のIDと医療と教育】● トルコに住むシリア人のID      ● 医療と教育事情   ・ネットでのご寄付     ・銀行口座でのお振込 ゆうちょ口座 ピースオブシリア        店名 408(ヨンゼロハチ)        普通 4328753   ※お手数ではございますが、報告書や報告会のご案内を送らせて頂きますので、 お振込みの場合は  ・メッセージ、DM  ・メール(piece.of.syria@gmail.com)  ・問い合わせ(http://piece-of-syria.org/contact/) まで、ご一報くださいませ。   ...

      アッサラームアライクム。Piece of Syriaのへむりです。 「トルコに住むシリア人の声」の続きになる話を書いていきます。       ● 難民は負担なのか?   ● トルコから去りたいシリアの人たち   についてお伝えさせていただきます。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  難民は負担なのか? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   「シリア人の立場を伝える場所が欲しかったんだ」   シリア人スタッフは、金曜日の夜に英語クラブに参加していて、 僕も一緒に行ったのですが、その帰り道、そんな気持ちを吐露しました。     難民という立場の肩身の狭さ。   「俺たちが払ってる社会保険料をお前達は払ってないんだろ?  俺たちの税金を使って、ぬくぬくと暮らしやがって」   そんな声をかけられることもあると言います。   「だけど、俺たちは働いて、稼いだお金で生きている。  それをトルコ人に伝える場がなくって、英語自体を忘れないようにするのもあるけど、  想いを伝える場所でもあるんだ」と訴えます。       別の日、このシリア人の家にお邪魔させてもらい、さらに話を聞きました。   「そもそも、トルコの税金を使って生きているわけじゃなくて、  国連やEUのお金でプロジェクトが動いて、俺たちがそこで働いてお金を得ている。    そのお金を使って、家賃を払い、野菜を買い、バスに乗っているだけだ。    300万人ものシリア難民による支払いは、トルコ経済にとって大きな恩恵だ。  それがなくなってしまえば、大変なことになるんじゃないか?」     しかしながら、シリア人への蔑視の目は強くあると言います。 シリア人とわかって石を投げてくるトルコ人の男の子達もいるんだそうです。 でも、それは子ども達がわかってやっているわけではなく、 大人達が教えているからに他なりません。               ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  シリアからトルコへ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   話を聞いたシリア人は、ラッカ出身です。 ラッカとは、IS(ダーイッシュ)が「首都」とした町で、その最後の抵抗戦の結果、 90%が破壊されたとさえ言われていて、 「復興させるよりも、新たに町を作った方が効率的だ」と聞くほどです。   View this post on Instagram   Family picture. Raqqa, close to national hospital of Raqqa. The last stronghold of Isis in Raqqa. Afshin Ismaeliさん(@afshinismaeli)がシェアした投稿 - 2018年 9月月26日午前3時15分PDT           http://www.afpbb.com/articles/-/3193305 (リンク先にラッカの写真が掲載されています)      ダーイッシュは、支配下にある町の住民を「人間の盾」として、 町から逃さないようにしていました。     (空爆された際に「民間人の被害が出た」と非難されるようにする意図がある)       彼はラッカから逃れることができず、 唯一の逃げ道は、ダーイッシュと、交戦中のシリア軍双方のスナイパーが 銃を構えている場所を抜けることだったと言います。   「その道で、数多くの死体を見た」と言う彼が ダーイシュ政権下で生きることよりも、その道を行くというのは、 どんな心境だったのでしょうか。   幸いなことに、彼と妻は、無事に決死の脱出を成功させました。     その後、西に移動し、イドリブ県から国境警察とコネを作り、 5000$を支払ってトルコまで逃げてきたとのことです。         (イスラム国がラッカで行なったことについては「ラッカは静かに虐殺されている」が一つかもしれません。 ただし、「ドキュメンタリー」とされていますが、 Amazonレビューにあるように、「政治色の強いプロパガンダの側面」が色濃く出ているので、 映画の主張には距離を置いて観ることを、個人的にはオススメしたいです。)       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  トルコからシリアへ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━     トルコに住むシリア難民は、シリアに戻りたがらない、と書きました(トルコ便り①)。   が、話を聞いていると、そうとは限らない、という側面も耳にします。     ラマダン明けのお祭り「イード」から5ヶ月間、 トルコ在住のシリア人は、シリアの家族の元に帰ることができるそうです。   もしイードから5ヶ月を過ぎてもトルコに帰ってこない場合、 トルコ政府発行のプロテクションカード(市民権ほどの恒久性はないが居住ができる)が没収になり、トルコに戻ってこれなくなります。   ですが、今年は5万人のシリア人が帰ってこないままだそうです。   (この話を聞いた時点では、2018年のイードから5ヶ月まであと数日残っていましたが、彼の話をそのまま書くと「帰ってきていない」とのことです)   (※追記 5ヶ月ではなく、3ヶ月だと教えてもらいました)     [caption id="attachment_17467" align="alignnone" width="524"] イードはお正月のような感じ。新しい服を買って着飾る子ども達(2009年シリア)[/caption]       シリア〜トルコ国境は、4つの勢力が分断して管理しています(トルコ便り①)。 その中に「トルコ政府支配地域」(アフリーン)があり、 トルコ政府としてはシリア難民をその地域へ送り出したい意図が見えます。     [caption id="attachment_17477" align="alignnone" width="524"] Map of Syrian Civil War (2018.11.5 access)に日本語追記[/caption]     トルコ政府は、引っ越しする際は引っ越し費用を負担すると言っていて、 域内に設置された郵便局は、送金などもトルコ国内と変わらないレートで行なっているそうです。   Turkish post office...

  アッサラームアライクム。Piece of Syriaのへむりです。 12月半ばまで、トルコに駐在しています。   こちらで話を聞いた     ● 閉じ始めた難民キャンプ   ● シリア人とトルコ人の中で起きた衝突   についてお伝えさせていただきます。     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  閉じ始めた難民キャンプ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   「難民キャンプに行ったんですか?」 「難民キャンプに行きたいんですが、どうしたらいいですか?」   そんな質問を投げかけられることは多いのですが、 実は、シリア難民のうち、難民キャンプに住む人は全体の10~20%に過ぎません。     大多数は、家賃を払って、都会に住んでいるのです。     [caption id="attachment_17459" align="alignnone" width="524"] UNHCR (Accessed 2018.11.13)[/caption]       ヨルダンでは、難民キャンプが非常に人気がなく、 率先して人が都市へ出ていく、という話をよく聞きました。   シリアの状況が落ち着き始めると、その数は非常に増えている、と ザータリ難民キャンプで働くNGOスタッフから教えてもらいました。   [caption id="attachment_17462" align="alignnone" width="524"] ヨルダンにあるザータリ難民キャンプ[/caption]     一方、トルコでは逆に、難民キャンプの人気が非常に高かったのです。   キャパシティの問題から断っているものの、キャンプで住みたがるシリアの人たちは多くいました。   家賃なし、フードクーポン、食料配給など、恵まれた状況はヨルダンと同じなのですが、なぜかトルコではキャンプの人気が高かったのです。   トルコでは合法的に難民が働くことができ、ヨルダンでは働けないにも関わらず。 (今年聞いた話では、ヨルダンも状況が変わりつつある、とも)   [caption id="attachment_17463" align="alignnone" width="524"] 車窓から見えたトルコの難民キャンプ[/caption]     そんな人気の難民キャンプが最近、閉鎖しつつある、とのことです。   5万世帯も住んでいる、とされる2つの難民キャンプのうち、1つが閉鎖、 その閉鎖に伴い、引っ越したシリア人家族には引越し費用が支払われるとのこと。   が、その数ですので、全世帯への支払いは滞っており、 今までぬくぬくとしたキャンプ生活をしていた人たちが、寒空の下に放り投げられた形です。   キャンプに住んでいた時は、外で働いて得た給料は貯金できたのですが、 今では家賃に、食費に、生きていくために働かないとずぐに困窮してしまいます。   前回お伝えしたように、トルコは比較的、難民が住みやすい国ではありますが、 「仕事があれば」という前提が必ず付きます。       [caption id="attachment_17464" align="alignnone" width="524"] 起業できるトルコではシリア人が運営するお店も。アラビア語が見える。[/caption]         2018年からアラビア語で教える学校は全て閉鎖され、 トルコ人と同じ学校に通うことが義務となったトルコ。   トルコ政府の「心変わり」の中で、シリアの人たちは常に不安定な状況となります。   「一番の問題は、未来だよ。  どうなるか分からない。私たちは良い。が、子ども達が心配だ」   難民を訪ねる旅を始めた3年前にも聞いた同じ声が、 今もなお、シリア人の口から聞こえてきます。     http://idea-journey.com/refugeecamp/   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  シリア人とトルコ人の中で起きた衝突 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   つい先日、トルコ南部でシリア人による、トルコ人の銃殺事件が起こりました。   どうやら、事の発端は、トルコ人側がシリア人女性への暴行があったそうですが、  そのリベンジとして、被疑者のトルコ人2人を銃殺したとのことです。   (こちらについてのニュース記事を探したのですが、出てこないので、   伝聞ではありますが、複数の人から話を聞いています)   ※追記(記事を教えてもらいました) Irish Times 2018.10.7 "Syrians in Turkey face anger and violence" 「シリア難民にトルコ人が殺された」というのは(きっかけはともかく) 世界で最もシリア難民を受け入れているトルコ人の国民感情として、 心地よいものではありません。   [caption id="attachment_17460" align="alignnone" width="1024"] UNHCR (Accessed 2018.11.13)[/caption]     「この事件が起こってから、外に出るものはばかられるんだ」  というシリア人男性もいるほどです。   トルコに住む、一部のシリア人には「市民権」を与えられており、  トルコ人と同じように海外に行けるほどなのですが、   そうでないシリア人については、  常に不安定さと隣り合わせで生きていかないといけません。   「一番の問題は、未来だよ」     そんな言葉は、平和な頃のシリアにいた時は一度も聞いたことがありませんでした。   ですが、多くのシリア人に出会う中で、絶望よりも希望に出逢うことも多いです。     「意志があるところに、道は開ける」と、家族のため、  そして、自分自身の夢や、子ども達の未来のために行動を止めない人たちが沢山います。   その意志に寄り添い、その灯火を途絶えさせないために行動し続けたいと思います。     トルコ便り①【シリアはどうなるのか?】 トルコ便り②【トルコに住むシリア人の声】 トルコ便り③【シリアからトルコへ。トルコからシリアへ】     ・ネットでのご寄付     ・銀行口座でのお振込 ゆうちょ口座 ピースオブシリア        店名 408(ヨンゼロハチ)        普通 4328753   ※お手数ではございますが、報告書や報告会のご案内を送らせて頂きますので、 お振込みの場合は  ・メッセージ、DM  ・メール(piece.of.syria@gmail.com)  ・問い合わせ(http://piece-of-syria.org/contact/) まで、ご一報くださいませ。       #僕らは微力だけど無力じゃない #ピースオブシリア#シリア#教育支援             ...

  アッサラームアライクム。Piece of Syriaのへむりです。トルコ南部にいます。 近頃、シリアの情勢がやや落ち着きつつあります。     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ トルコに残る人たち ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ヨルダンやレバノンから帰国を希望するシリア人も多く、 特に最近開いたばかりのヨルダン国境は、車のラッシュが見られるようです。   [caption id="attachment_17448" align="alignnone" width="280"] AFP時事「ヨルダン国境の検問所再開=アサド政権支配回復で-シリア」[/caption]     難民に対し、合法的にほぼ仕事のできないヨルダンや、 シリア人を定着させない政策をとるレバノンならは、シリアへの帰国希望者が多く見られる一方で、 トルコでは、仕事を持つことができ、技術職を持つ人には市民権を与えるなど、様々な可能性を持てるために、帰国を希望するシリア人は8%ほどです。   (追記 トルコ便り③にて、直に聞いた「そうでもない」という話を書いています)   [caption id="attachment_17445" align="alignnone" width="635"] 青山弘之「ロシアが爆撃を開始して以降、シリア難民232,806人が帰国、国内避難民1,187,471人が帰還」2018.7.31[/caption]   僕がシリアに住んでいた当時(2008-10年)、 「給料が安い」という理由から、出稼ぎ先としてのトルコは真っ先に除外されていた国でした。     レバノンやヨルダンなどの近隣諸国や、カタール・サウジなどの湾岸諸国、そしてギリシャでした。 (田舎では200ドルほどあれば、家族8人が充分生活できたほどでしたので、しばらくの出稼ぎすれば、数ヶ月のセミリタイア生活が可能でした) そんなトルコが、今や「他国と比べて良い給料がもらえる場所」となっているというのは、不思議な感じがします。   もちろん、望んでトルコに来た、と言うのではなく、シリアでの生活する難しさからの避難がきっかけなので、国選択の前提は以前とはまったく異なるのですが。 (難民として逃げる国は、条件ではなくツテがあるかどうかに左右される。が、住んでいられない、と他の国に行ったり、シリアに戻ったりする)       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ シリアはどうなるのか? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   現在のシリア・トルコ国境は、 東から順に「クルド人」「トルコ政府」「反政府組織」「シリア政府」の順で支配されています。   [caption id="attachment_17446" align="alignnone" width="771"] 青山弘之「シリア反体制派の最後の牙城への総攻撃はひとまず回避された──その複雑な事情とは」2018.9.20[/caption]   (上の地図では、トルコ政府と反政府組織が同じですが、下記のように違う色分けがされるケースもあります) [caption id="attachment_17447" align="alignnone" width="519"] Map of Syrian Civil War (2018.11.5 access)[/caption]   (※追記 アフリーンの「トルコ政府支配地域」と、イドリブの「反政府組織」のそれぞれが支配する地域では、それぞれが「自分たちの土地」という感覚ができているそうです。  イドリブ側のシリア国境を超えて届けた荷物を、シリア国内でアフリーン側に送ろうとすると嫌がられるそうです。そのため、新たにアフリーン側に倉庫を借りて物資を送らないといけない、という事態がここ最近生まれていると言います)   現状、このままでいくのだろう、というのが見方の1つですが、今までなんども約束が破棄されてきた実績があるので、まだ分かりません。 長年、トルコ国内でいがみあってきたクルド人が、シリア国境を牛耳ることに抵抗があるトルコ政府がこのままの状態を良しとするのか。   僕の住んでいたマンベジは、一時期ISに支配されたものの、現在はクルドが支配する地域の中にあります。     平穏な日常を連絡してくれる彼らの生活が、 また砲弾で脅かされないことを願ってやみません。     もしマンベジに行こうとするなら、イラク側から行くことになるということです。 しばらくシリア入りを考えてはいませんが、「お前の村にいつ帰ってくるんだ?」と友人達からの連絡が来るたびに、帰りたくなります。 シリアがどうなるのか、まるで分かりませんが、そこにあった日常が取り戻せますように、と願ってやみません。   トルコ便り①【シリアはどうなるのか?】 トルコ便り②【トルコに住むシリア人の声】 トルコ便り③【シリアからトルコへ。トルコからシリアへ】     ・ネットでのご寄付       ・銀行口座でのお振込 ゆうちょ口座 ピースオブシリア        店名 408(ヨンゼロハチ)        普通 4328753   ※お手数ではございますが、報告書や報告会のご案内を送らせて頂きますので、 お振込みの場合は  ・メッセージ、DM  ・メール(piece.of.syria@gmail.com)  ・問い合わせ(http://piece-of-syria.org/contact/) まで、ご一報くださいませ。       #僕らは微力だけど無力じゃない #ピースオブシリア#シリア#教育支援         http://piece-of-syria.org/2018/11/16/turkeyandsyria/    ...

シリア支援団体Piece of Syria代表の中野貴行です。 いつも応援、ご支援をありがとうございます。   Piece of Syriaのクラウドファンディング、 「平和と未来をあなたと創る!シリアで夢を叶える学校を支えたい 」 いよいよ【終了まであと1日】となりました。   今日までたくさんの応援、100名を超える皆様にご支援をいただき、 無事目標金額100万円を達成することができました。 本当にありがとうございます!   一つ一つのご支援の温かさと共に、いただいたご支援を しっかりと子供たちに届けるという使命に身の引き締まる思いです。     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【「平和なシリアに行ってみたい」の声に応えるために】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   先日まで大阪で行なっておりました写真展では、 200名近い方々に足を運んでいただきました。   友人以上に、誰かがシェアしたSNSでイベントを知った方々も多く、 改めて「私たちが微力だけど無力じゃない」という想いを新たにしました。   この写真展を通して初めて「平和なシリアについて知った」 という方々もたくさんいらっしゃって、 「いつかシリアに行ってみたい」との感想が最も多く届いています。     その平和なシリアを作る基礎こそが、シリアの子ども達です。 子ども達が未来を描き、希望を持てる教育を。   それが、現在、私たちが取り組んでいるプロジェクトです。   一人の力は大きくないかもしれません。 ですが、一人ひとりの力を合わせた時に、大きな力になっていきます。     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【「失われた世代」を生み出さないためにできること】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   シリアは元々、教育水準が高く、大学まで無料、就学率も97%でした。 しかし、戦争によって就学率が50%近くまで下がり、場所によっては6%ほどの地域も。   シリアの情勢は不安定ながらも落ち着きつつあるのですが、 私たちが支援する場所に限っていうと、学校教育制度が崩壊している状態です。   そのため、先生たちが無給で働らかざるを得ません。   この状態が続けば、先生たちも家族がいるため、いつか先生を辞める可能性があり、 そうなると学校は閉鎖されます。   子ども達は教育の機会を失い、そうなると、 児童労働か物乞い、武装勢力の兵士への「就職」をも視野に入れるそうです。   また、学校に行けない期間が3年以上になると、 子ども達はもう学校に戻ってこないと言います。   彼ら・彼女らは「失われた世代」と呼ばれます。   現地パートナーや先生達は、僕たちにこう訴えます。   「戦争によって『失われた世代』を作らないように、 私は未来のシリアを担う世代を育て続けるよう、全力を尽くしています。   今、私は子ども達に平和とはどういう意味か伝えています。 兵器ではなく、教育という武器で戦うべきだと伝えています。   戦争とは何か、いかにそれが悲しいものかを教えています」     「子ども達は未来です。そして、教育は全てです。 未来を失うということは、私たちが飢えるより辛いです」   私たちの活動の規模は決して大きくありません。 しかし、このプロジェクトによって、確実に100人の子ども達が 未来を、希望をつむぐことができます。 1万円あれば、1人のシリアの子どもが1年間、教育を受けることができます。 その数を、一人でも増やしたい。 是非、その輪にご協力いただければ幸いです。     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【夢を叶える学校を作る。2人の子どもとの約束】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   私がシリアの学校支援という目標を支えるのは 2人の子どもとの約束です。     一人は、シリアにいた時に仲良くしていた12歳の村の少女。 「子ども達が夢を叶えられる学校を作りたいの。 頑張り屋さんが、夢を叶えられる、そんな学校を」   そして、 「夢を持てるようになったのは、あなたのおかげなの。」 と教えてくれました。   「あなたが、この村で活動をして、変化を起こしてきたのを見てるわ。 だから、『私にもできる』って思えるようになったの。   そして、あなたは私が夢の話をしても笑わないでしょ。 だから私は夢を持つことができるようになったの」     この村は、一時期、イスラム国に占領され、 小学校の校庭が処刑場になったこともあります。   しかし、今では解放され、日常を取り戻し、 彼女も彼女の家族も無事で、結婚式の写真を送ってくれました。   その子の夢の続きである「夢が叶う学校」を作ることで、 いつか、この子に「あなたのおかげで夢を持てたよ」と伝えにいきます。       もう一人は、子どもの時の僕自身です。 小学校の卒業文集に、 「戦争による死者を作らず、平和な世界を作りたい」 と書いていたのです。     「現実を見なさい」という周りの言葉にあわせるように、 年齢とともに、その夢のことは忘れていったのですが、 たくさんの出逢いの中で、再び、その夢を思い出すことができました。   現地パートナーNGO代表のシリア人、ウサマさんが 「夢を叶える学校を作りたいんだ。協力してくれないか」 という言葉は、まさに、その約束を実現する出逢いでした。   日本人も入れない地域にこそ、最も支援が必要だ、との想いから、 ウサマさんにレシートや活動内容について事細かくチェックしながら、 過酷なシリアの現地で、二人三脚で教育支援の活動を継続しています。           ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【目指すは達成率200%!皆さんと起こす奇跡】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   私たちの活動は3年目です。   全員がボランティアで活動をしているため、 年に一度、1年間分のクラウドファンディングをしています。   閉鎖しかけていた学校が維持できるなど、 現地からは感謝の言葉をいただいております。   http://piece-of-syria.org/2018/05/09/report-3/     残り3日間を残して、達成率が70%ほどだったのですが、 残り1日で、110%を超えることができました!     しかし、実際は、200人の子どもが通っているので、本当は200%が必要なのです! まさに今、支えているシリアの子ども達から、「将来の夢」が届きました。   この子達の未来を一緒に創っていただけませんか? https://youtu.be/yoVXRtDBgyQ (90秒だけお時間ください!)     ご寄付ももちろんですが、 誰か身近な方、一人に伝えていただくことも、とても大きな支援になります!   僕らが大切にしている言葉。 「世界を変えるのは、いつもたった一人の想いから。 その”一人”に、あなたもなれる」   全てのことは、一人の想いから始まります。     終了まであと1日、その想いを少しでも広げ、 一人でも多くの子ども達が学びの機会を得られるために、 ご協力のほどよろしくお願いいたします!     >>具体的なプロジェクトの詳細はこちら https://readyfor.jp/projects/piece-of-syria     http://piece-of-syria.org/2018/08/30/tokyo   お時間がある方は、下記の動画(70分)にて、 私たちの活動を説明をさせていただいていますので、 ぜひ聞いていただければ幸いです! 【Piece of Syria 活動説明会】   Facebookページ【Piece of Syria】 ...