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Piece of Syria(ピースオブシリア) | PiS
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Author: PiS

アッサラームアライクム!ピースオブシリアの武田です。 蝉の声を今年初めて聞きました。 いよいよ本格的な夏ですね。 シリアはこの時期、40度を超える酷暑だったのを思い出します。 日本ほど湿気が無いので、日陰は涼しかったですが、日なたは命の危険を感じるほど暑かった記憶があります。 洞窟で勉強しているシリアの子どもたちは大丈夫かなと、心配になります。 さて、アサド政権と反政府勢力の紛争終息に向けた和平協議がスイスで始まったとのニュースが入ってきました。 ただ、これまでも停戦合意しては、また攻撃が始まるということを、繰り返していたので、全く喜ぶことは出来ません。今度こそは、という思いでいっぱいです。 実際の状況はニュースからでは把握しきれないほど複雑です。また、政府対反政府という単純な構図でも無く、仮に停戦合意したとしても、ISや他の過激派組織、クルド人をはじめとする他の反政府勢力、あるいはアメリカやロシアというシリア以外の国の思惑が交錯してるので、一筋縄では行きそうにありません。 ただ、少しでも改善の方向に向かってもらえるよう祈るしかありませんね。...

アッサラーム・アライクム! Piece of Syriaの小林です。 帰国してから数日経ちますが、すでにトルコで出会ったシリア人に会いに行きたいと思う日々です。 そして、もう1つ恋しくなってるものが… シリア料理! 旅中は、トルコ料理も食べていましたが、9:1でシリア料理ばかり食べていました。 シリア人のお家やお店で食べたシリア料理が美味しくて常に食べ過ぎていた気がします…シリア人のクルクル(アラビア語で食べろ食べろと言う意味)に誘われたのは言うまでもないですが。 まだ、食べていても、残っていても、クルクルとごはんをすすめてくれました(^^) 主食となるのがホブズというトルティーヤみたいな薄いパンで、どの家庭でもお店でもでてきました。 このホブズをちぎって野菜やお肉などをはさんで食べます。 はさむ具材はホンモスというひよこ豆のペーストやきゅうり・トマトなどの野菜、ハーブ類、オリーブ、チーズ、ゆで卵、チキン・ケバブなどのお肉、そしてヨーグルト! ヨーグルトはプレーンで甘くないのでホブズとあいます。 塩味のヨーグルトがでてきたお家もありました。 [caption id="attachment_16051" align="alignnone" width="300"] トルコとシリアそれぞれのパン、ヨーグルト、オリーブを用意してくれました![/caption] 私がびっくりしたのは、果物やジャムなどの甘いものも一緒にはさんで食べるということ! あんずやイチゴジャムなどをはさむとデザート感覚で食べれて、 ウサマさんのお家ではスイカやメロンがでてきて、よく食べるんだと教えてもらった具材の組み合わせがメロンとチーズ! はさんで食べてみると塩気と甘味がちょうど良くて美味しかったです。 私のお気に入りは、ザータルというごま塩みたいなハーブ調味料で、 ホブズをオリーブオイルにつけてその後にザータルにつけて食べるんですが、クセになる味で好きになりました! [caption id="attachment_16054" align="alignnone" width="300"] オリーブオイルとザータル[/caption] ちなみに、ホブズは小麦粉を水と塩でこねて、大きな鉄板の上で焼いて作るそうです。 [caption id="attachment_16055" align="alignnone" width="300"] イスタンブールのお店にて。鉄鍋の上でホブズを焼きます。[/caption] 食つながりということで… アラビア語を勉強していた時にへぇ〜!となったコトバ② あの砂糖という意味のsugarはアラビア語で砂糖という意味の"sukkar"スッカルからの派生 !かと思いきや元々はサンスクリット語。 シャルカラsharkara(サンスクリット語)→シャカルshakar(ペルシャ語)→スッカルsukkar(アラビア語)→スークル sucre (フランス語)→シュガー sugar (英語) ちなみに、コショウは"fulful"フルフルと言うみたいです。覚えやすい! 最後に BASEでのプロジェクト応援などの学校支援にご協力いただきましてありがとうございます!! プロジェクト応援の他にオリジナルポストカードの販売も行っておりますのでよろしくお願い致します。 売り上げは、シリアの子どもたちの教育支援として使わせていただきます。 https://pieceofsyria.thebase.in/...

アッサラームアライクム!ピースオブシリアの武田です。 今日はメンバー同士で帰国後初めてのスカイプ会議でした。 課題は山積みですが、 やれることをとにかくやっていこうということで一致し、前向きなな気持ちになれました。 まずは帰国したばかりのいくのちゃんの報告会をやろうと思ってます。 シリアのこともほとんど知らない、シリア人の友達もいないところから、 へむりくんに巻き込まれるようにして仲間入りし、 活動を通じてトルコまで行くことになり、 実際にシリア人と触れ合ったことで、どう感じ、何を思ったのか。 テレビや新聞では決して知ることの出来ないリアルな情報、体験談です。 ぜひみなさんにも聞いていただきたいと思っています。 詳細は決まり次第お知らせさせていただきます(^^)! ...

アッサラーム・アライクム! Piece of Syriaの小林です。 先日、私も無事にトルコから日本に帰国しました! 一瞬で短い旅でしたが、内容は濃いものばかりで多くのシリア人や現地で活動している団体の方々と実際に接することができて本当に良かったなと思います。 テレビや自分の中の固まったイメージから得られるものとは違うものが、実際に現地にはあって、行ってみないと分からないことがあるって本当だなとしみじみと感じました。 もちろん安全第一なので、危険な場所には行くことは避けるべきですし、情報収集をしっかりして行動することは何より大切です! そして、帰国してから一緒に住んでいる祖母や実家の両親にトルコやシリア人の話しをしました。 話しはまとめられてないので思い出したことを突発的に喋ってたんですが、 以前シリアの話しをした時と反応が違うな〜と感じました。 〜らしいよ、〜なんだってと話していた時と 体験してきてそれを話すのとはやはり説得力というか真実味があるのか分かりませんが、反応が良くて、 優しい人ばかりなんだねと言ってもらえるとなんだか私も嬉しくなってしまいました。 こんな風にまだシリア・シリア人のことを知らない人にも伝えていけたらいいなと思います。 ちなみに 日本到着後もトルコで知り合ったシリア人から、大丈夫?無事着いた?いつでも来てね。と連絡があり、またまた暖かい気持ちをいただきました(^^) まだ何もお返しできていないので、これから恩返ししていきたいと思います! ...

アッサラームアライクム。 Piece of Syriaのへむりです。   トルコからUAEに帰って参りました。   僕はトルコに来る前、日本に帰国し、家族と過ごしていました。 ラマダンとイード(イスラムの新年)だったので、お休みを頂いた形です。   その時期だったので、トルコに訪れてみると、なかなかシリアの人たちがいつもの街にいなかったりしました。 両親が家賃の安い田舎の方に住み、息子たちは都会に住んで働いているシリア人の家族。   彼らは、イードの時期に合わせて、両親のいる田舎の方へ「帰省」したりするようです。 また、毎年、イードから犠牲祭のあいだの時期、トルコはシリアへの帰省を許可するそうです。   もちろん全てのシリア人が帰省するわけではありません。 電話で家族と連絡を取り合う友人。   「3年間、会えてないんだ。次いつ会えるかも分からない」   家族のつながりを何よりも優先するシリアの人たち。 会えない重みは僕らが感じる以上なのだと思います。 彼らが望むのは、家族と自分の国で一緒に暮らせること。   そのためには、シリアが平和になることが大切だと思います。   まだその道筋が見えない中で、できることとして、私たちが取り組んでいるのが シリアの未来を担う子ども達から教育が奪われないような協力をすることと、 シリアのイメージが変わるような情報発信をすることです。   これからも一歩ずつ、皆さんと共に歩んで行きます!   (前回の続きは、また後日、更新します!)   ...

アッサラームアライクム!ピースオブシリアの武田です。 ピースオブシリアメンバーのトルコの旅が無事終了し、帰国の途についたようです。 (まだ会ってないです) 新しい課題が山盛りで、これから本当に忙しくなりそうです。 メディアやネットで様々な情報が飛び交っており、 少なくとも私たちはシリアのニュースに敏感にアンテナを張っているつもりなので、 よくわかっている「つもり」でしたが、 全く知らなかったこと、見えていなかったことばかり。 やはり現場での情報が一番確かだなと思います。 行かなければ見えてこなかったものばっかりです。 メンバー一丸となって、精一杯支援をしていきたいと思っています。 「神様は乗り越えなられない試練は与えない」 という言葉をよく耳にします。 もしそれが本当なのであれば、今回メンバーが持って帰ってきた たくさんの課題というお土産は 全部乗り越えられるし、全部意味があるのでしょう。 前向きにとらえて、一つずつ向き合っていこうと思います。...

アッサラームアライクム! Piece of Syriaの小林です。 現在はイスタンブールにおり、私はついに明日が帰国日(へむりさんは明後日ドバイへ)となりました! 最近の5日間は、トルコでシリア難民支援をしているNGO団体の方々とお会いし、お話しを聞いてきました。 一言でシリア難民支援と言っても、様々な支援のやり方があり、どの団体もただ何かを与えるという訳ではなく、シリア人がこの先自国に戻った時に自立して生活ができる仕組みを考えたり、未来のためにもなる形で活動をしていました。 シリア難民の医療、就職、言語、教育、生活コミュニティなど様々な面でのサポートをしているAAR JAPAN。 村に今あるもので、何ができて、それをどう生計につなげることができるかを考え、(例えば、村で農業を行い自給自足できる状態にしたり、また収穫物を売ることができれば生計を立てることができたりするような)自立生計を目指しているPARCIC。 トルコやシリア国内で教育、食料補償と生計、水と保健衛生、健康、市民社会サポート分野など幅広く大規模な支援をしているシリア人のNGOであるWATAN。 それぞれの団体で活動内容は違いますが、どの団体も圧倒されるような素晴らしい活動をしていて その中で私たちができることは何か、私たち自身がこれからどう活動していけば良いか、考えさせられることがいっぱいで良い勉強になります。 今回は、少し遅くなりましたが、 以前いただいていたシリア国内の学校を支援している私たちのパートナーであるウサマさんへの質問の答えを載せたいと思います。 Q1、学校で学んでいる子どもたちは保護者と暮らせている? A1、暮らせています。 現在支援している学校は3つの洞窟内の学校を含めて7つあり、全2000名の生徒がいます。その内の90%が両親共にと暮らしていて、残り10%は両親どちらかとのみで暮らしています。 ただアレッポ市内ではなくアレッポの田舎の方、イドリブなどに避難という形で住んでいます。 Q2、孤児になっている子はいる? A2、現在サポートをしている学校にはいません。 Q3、生徒たちは休み時間に何をして遊んでいる? A3、お絵かきをよくしています。 また時々、安全な場所で泳いだりもします。 ちなみに、へむりさんのシリア協力隊時代にも水路で泳いでる子どもがいたようで、今回出会ったシリア人もシリアにいた時はよく川で泳いでいたと言っていました。 泳ぐのが好きな子が多いようです。 Q4、今は何が一番困っている? A4、先生たちへの給料が払えないことです。 現在いる先生の90%はボランティアで活動をしてくれています。 ただ無償で働くには限界があり、ある程度の給料を支給し先生を続けてもらえるようにしています。 もし支給が途切れてしまうと、先生たちは学校を離れ、生活のために他の仕事を始めてしまうので、学校に先生がいなくなってしまいます。そうなると必然的に学校は閉まり、子どもたちは教育の機会を失なってしまいます。 現在、その給料を支払う目処がたっていないことが最重要課題となっています。 先生たちへの給料については、私たちとしてもどうにかできないかと検討を重ねています。 2000名の子どもたちは今、現実に、学校に通っていて、その学校が閉まると彼らの居場所は無くなってしまいます。もちろん安全は今よりも更に保証できなくなります。 シリアの未来そのものでもある子どもたちが勉強を続けることができるように活動していきたいと思います。 今後、子どもたちの様子などは随時お知らせしていきたいと思いますのでよろしくお願いします。 もし、更に聞きたいことや疑問等ありましたらどうぞご連絡下さい! ...

アッサラームアライクム! Piece of Syriaのへむりです。   2017年の半分が過ぎました。 皆様はどんな半年を過ごされましたでしょうか?   2017年の年越し、僕はイタリアにいました。 観光をするわけではなく、シリアの人たちが各国でどう生きているかを知る為に旅をしている途中でした。   トルコ、レバノン、ギリシャのレスボス島、イタリア、ドイツ、イギリスを周っていました。 2015〜2016年にも同じように旅をしていて、その時は、ヨルダン、トルコ、イラク、ギリシャ、フランス、スウェーデンを周りました。   こうして何回か、同じ場所を旅して、シリアの人たちから話を聞いていると、最も感じるものが、2つの「変化」です。   一つは、シリア国内の変化、 一つは、国外での生活の変化です。   ● シリアで何が起こったか?   ちょうど今朝、ダーイッシュ(IS)が、イラクのモスルでほぼ制圧され、シリアのラッカで包囲されたとのニュースが流れてきました。   だからといって楽観視できるわけにいかないのは、シリア国内の情勢は非常に複雑だからです。     シリアの「内戦」と言われる今の騒乱が始まったのは2011年。   "シリア政府への反発から起こった平和的なデモを、暴力的に弾圧した事から始まった"   とよく報道されている説もあれば、   "国外からのお金と武器の流入から始まり、作られた暴力的な「民主化デモ」が、警察や政府軍に死者を出し、明らかな他国からの干渉から自国民を守るために、政府が武力で抑えるに至った"   という説もまた、証拠と共に、様々な文献の中で紹介されています。   このように、発端から複雑な様相を見せる騒乱は、アサド政権の支持基盤であるシーア派のアラウィ派と、国内の多数派であるスンニ派との対立という、メディアの報道の「演出」によりさらに複雑化していきます。   シリアは宗教が調和しており、他国で宗教を理由に弾圧を受けてきたキリスト教徒、イスラム教徒たちが逃げ込む国でした。 また、自分の友人がシーア派かスンナ派かを意識することなく、生活に溶け込んでいました。   そんなシリアで、かつてのルワンダで起こった民族浄化まで発展した民族対立のように、宗派による対立が創り出されました。   ※ちなみに、アラウィ派が、シーア派として認められたの約50年前の話だそうです。 現大統領バッシャール・アサド氏の父ハーフィズ・アサド氏が、大統領に就任の際、当時の憲法には大統領はイスラム教信徒でなければならないとなっていたので 、レバノンの著名なシーア派ムーサ ・サドル師に依頼して「アラウィ派はシーア派に属する」というファトワを出してもらいました。 (参考文献 国枝昌樹「報道されない中東の真実」)   アサド政権を支持する国々と、アサド政権を潰したい国々の思惑が交差し、 それぞれが政府と反政府軍をサポートする代理戦争へ。   そして隣国のイラクで生まれたダーイッシュが、第一次世界大戦の後のサイクスピコ協定でヨーロッパに「押し付けられた」国境線を破って、シリア北部の街ラッカへ勢力を伸ばしました。   元々はイラクのアルカイダだったダーイッシュですが、アルカイダと意見の不一致から対立へ。   更にここに、世界最大の少数民族と言われるクルド人の問題が加わります。 クルド民族は、トルコ・イラク・シリアの各政府が自分の国土では迫害を行ないながら、他国への牽制のために利用されてきた社会的背景があります。   そして、こうしたそれぞれの勢力に対して、資金や武器、戦略を提供する国や組織があり、 表立って報道されていることもあれば、報道されていることとは逆のことを秘密裏に行なっているのではないか、との見方もあります。   また、トルコがアメリカから離れてロシアに近づく、と言ったように大国の勢力図も固定化されたものでありませんし、各勢力も裏切りと同盟が日和見的に行なわれていたりもします。   …と、できるだけシンプルに説明をしたつもりですが、この複雑さです。   付け加えて、「情報戦争だ」とアサド大統領が言うように、情報もまた1つの武器として使われています。 メディア情報を利用して、「疑惑」を「真実」に見せて、世論を造り、「正当性」と演出することが可能です。   僕の知識はあまりに少ないですし、間違って信じてしまっていることもある思います。 しかし、戦略的な「情報」が行き交い、日々変わる「状況」の中で、シリアが今、どうなっているかを知っている人は、ほぼ皆無ではないか、とも思います。   なので、「よく分からないけど複雑だ」ということが、最も間違いない「理解」ではないでしょうか。   そして、ニュースで伝えられているような、単純な対立構図ではないことだけは、知っておいてもらえたら、と思います。   …と、シリア国内の「勢力図」の変化について話しているうちに、ずいぶんと長くなってしまいました。   シリア国内における「生活面」の変化や、 シリア国外での変化について、 次回の僕の記事で書いていきたいと思います。      ...

アッサラームアライクム! ピースオブシリアの武田です。 メンバーの挨拶を真似てみました^^。 メンバーから届くトルコの様子、 シリア人とのやりとりを見ていると シリア人の変わらぬ優しさにホッとする一方で、 彼らの厳しい生活状況に胸が痛くなります。 僕がシリアにいたのは15年も前のことですが 彼らとの日々は目にしっかり焼き付いていて、 今でも特別な時間だったと思います。 日本とシリアはあまりに離れていて文化も違うので いろいろな意味でカルチャーショックだらけでしたが、 彼らのおせっかい過ぎるくらいの優しさで、なんとかホームシックになる暇もなく過ごすことができました。 毎日誰かの家でご馳走になり、 「ここはお前の家だからいつでも来ていいよ」 と言ってくれました。 「今日遊びに行っていい?」なんて聞くと、 「お前の家なんだから、そんな野暮なことを聞くな」 と怒られたこともあります。 いつも無償の愛で尽くしてくれたシリア人たち。 こんな怒られ方をすることが、日本であるでしょうか? 紛争が始まってから、彼らに対して何も恩返しできてないことが胸のどこかにつっかえていて、悶々とした日々を送っていました。 まだまだ何も出来てないのですが、少しずつお返ししていきたいという気持ちで活動を続けています。...

アッサラームアライクム!ピースオブシリアの小林です。 トルコに来てシリア人に会って、会う人会う人本当に優しくてなんでここまでしてくれるんだろうと不思議でしかたのない毎日を送っています。 あるシリア人になんでこんなにしてくれるのかと聞くと、僕はシリア人だからねとサラッと言っていたのが印象的で、本当に自国に誇りをもっているんだなと感じました。 ウサマさんの心地良いお家に3日間もお世話になり、離れる時も、 あなたと過ごせて幸せだった。ここはあなたの家でもあるからいつでもおいで。と言ってくれて、初めて会った私にもそんなこと言ってくれるなんて、、、。 本当に幸せな気持ちをもらいました! バスでの移動途中に出会ったあるシリア人は、後ろの席の乗客で、トルコ語が分からない私たちに休憩のたびに何分まで休憩だからと教えてくれて、サービスエリアではお茶を毎回当たり前のようにご馳走してくれて、家に泊まりにおいでとまで言ってくれました。 ある別のクルド系シリア人の子には、お家にも泊まらせてもらい、ご飯もご馳走になってばかりで申し訳なく、ある時、我先にお会計をしたつもりが後で全額返されてこんなことする必要ないよと言われました。次に泊まる時も絶対うちに来てね!と家族みんなが言ってくれます。 今までシリア体験談として聞いてきたことが実際に起こると、とまどいながらも彼らの優しさは本当に素晴らしいなとしみじみと感じます。 [caption id="attachment_16009" align="alignnone" width="3264"] シャンルウルファ全体の夜景[/caption] そんな中、シリア人が多くいるトルコの南シャンルウルファではこんな話しも聞きました。 ◯シリアはアレッポから家族で4年前に避難してきて、今は医者になりたくて大学に通っている女の子。彼女は5人兄弟でその内4人は学校に通っているので学費がかかる。でも父親はいないので、その学費や生活費はここトルコで兄弟が働いている分やシリアのアレッポとダマスカスでカーショップを経営している親戚からの仕送りで生活している。 アレッポは、水や電気はないが人が全くいない訳ではないから働いてる人はいるんだと言っていました。 ◯その彼女に連れていってもらった女性しか入れない美容院では、多くの女性がイード(ラマダン後のお祭り)のためにオシャレに髪の毛をセットしていました。 そこではクルド系シリア人の男性が働いていて、彼は働きながら学生もしていて、家族はみなシリアにいると。家族はここトルコに来るために国境付近でずっと待っている、でもどのくらい待ってるかなんて考えたくないよと笑って話してくれました。 ◯その後、ある有名な観光地を見せてくれるために車で迎えに来てくれた彼女の親友の1人は、ラッカ出身で避難してきたが、彼の家族はシリアで銃撃されて亡くなってしまったと。1人になったけど僕には親友がいるから大丈夫だよ。その時は何て声をかけていいのか分からず、言葉が出てきませんでした。 「今いる場所で生きていくしかない。」 「今できることをするだけだ。」 「別に今のままでも良い。何も変えようがないんだから。」 普通に生活してるように見えるけど、みなそれぞれに事情があって、でもすぐには解決できる問題ではなくて。 では、私が彼ら1人1人に対して何ができるのかって考えると答えはでず、もどかしい限りです…。 でも実際にシリア人と会って話しをしてみると、聞いてた時とはまた感じ方が変わります。 安定した生活をシリアで過ごしてる時に、彼らも予期していなかったことが起こり、いつのまにか自国から避難しなければならない今の状態になっていたように、いつ私たちの身にも起こるか分からなくて、もし自分や自分の周りにいる家族・友達に同じことが起こったらと想像すると決して関係のない遠いことではないんだなと。 微力でも彼らのためにできることを探して行動していきたいと強く感じました。 以前いただいたウサマさんへの質問の答えは次回載せたいと思います! もし、更に聞きたいことや疑問などありましたら、どうぞ遠慮なく質問して下さい!...