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Piece of Syria(ピースオブシリア) | 【訪問記】トルコ留学生 Hさんがトルコのシリア人補習校に
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【訪問記】トルコ留学生 Hさんがトルコのシリア人補習校に

【訪問記】トルコ留学生 Hさんがトルコのシリア人補習校に

 

私たち、Piece of Syriaがサポートしているシリア人補習校に友人が訪問してくれました。
訪問記を書いてもらったので、是非、読んでくださいませ!

 

トルコで学ぶシリアの子ども達を支える特別学校

 

————————————————

現在、トルコ語の勉強のためトルコの大学に留学しているHです。

私はもともと難民に関心があり、トルコで暮らしているシリア人難民がどのように暮らしているのか実際に見てみたいと思っていました。
そして今回、知人の紹介で以前お会いさせていただいた中野さんにお願いし、ガズィアンテップにある2つのシリア人学校を訪問しました。

新しくできたシリア人学校の後、最初に造られた学校を訪問しました。

 

 

● 1校目:H、初めて日本語を教える

 

3月半ば、雨の降る中、ウサマさんの事務所からタクシーで移動しました。

ついた場所は1つの古いアパートの前。
「学校」と聞いていたのでグラウンド付きの白い建物をイメージしていました。
アパートに入ると、アパート自体が学校として使われていることがわかり驚きました。

 

 

以前は他団体が使っていた建物を学校として活用しているそうで、まだ壁が崩れている箇所、修復が必要な部屋などもあり、まだ完成してはないのだと感じました。

 

 

さて、子どもたちはというと5つほどの部屋でそれぞれ分かれての授業でした。
どの部屋も子どもたちでいっぱい!
長机に2,3人の子どもたちが座り、それが何列もある、という感じです。

 

私の会った先生方はアラビア語話者で、アラビア語の授業やイスラーム教の聖典クルアーンを読む授業が開かれていました。
私たちが教室に入ると(「お客さんだー!」という歓声は上がらなかったものの)、興味津々な目で私たちを見てきました。

「トルコ語が分かる人―?」という質問に元気に手をあげる子どもたちもいて、私の“Merhaba(トルコ語でこんにちは)”に一斉に答えてくれました。
一部の子どもたちは上手なトルコ語で私に自己紹介をしてくれました。

 

 

また、見学したうちの1つの教室で日本語を教える体験をさせてもらいました。
今まで外国人に日本語を教えたことがなく何をどのように教えればよいのか不安でいっぱいでしたが、あいさつと自己紹介を教えることにしました。

私はホワイトボードに「こんにちは」と日本語とトルコ語の単語を書き、中野さんにアラビア語で翻訳と説明をしてもらいました。それに加え、以前日本語を習っていたウサマさんにも説明に加わってもらいました。

 

 

あいさつと自己紹介を教えた後に、2人ペアを作って全員の前で発表してもらいながら練習をしました。

発表を挙手制にしたのですが、驚いたことにみんな一斉に手をあげ元気いっぱい!!
「僕が発表するんだ!」「私をあてて!」という気持ちが伝わってきて、誰を当てようかこちらが困るくらいでした…(笑)
あっと今に30分ほどが経ち、みんなと集合写真をとってお別れしました。

体験前は日本語にどんな反応を示すのか心配でしたが、子どもたちの楽しそうな姿にそんな不安もすぐになくなりました。とても楽しい30分間でした。

 

 

 

●2校目:学習環境の良し悪し

 

2校目は1校目とは違う構造で、正直に言うと学習環境は良いとは言えない状況でした。
というのも、大きなスペースを仕切りで4つに分けており、教室間の音が漏れている状態だったためです。
先生の声、生徒の声…大声でないと近くにいる人の声も聞こえない状況でした。

 

 

ちなみに、最初の学校をつくり、この騒音問題が見つかったため、2校目では1つの部屋を1つの教室にしたとのことでした。
実際に作ることで予期していない問題が見つかり、次の改善点になるのだとわかりました。

また、ここではトルコ語の授業、クルアーンの授業、数学の授業が行われていました。

残念ながら他用があったため2校目の滞在時間は数十分だけで、長く見学できませんでした。

 

 

●私が思うこと…

 

今回見学した2つの学校はともに生徒数が満員にもかかわらず、まだこの学校で学びたい子供たちがいるとのことでした。
だから、私が望むのは新しい学校ができ、他の子どもたちにも学びの機会が与えられることです。
同時に、彼らが平日通うトルコの学校での環境が改善されてほしいとも思います。

 

 

1校目を訪問した際、中には障がいを持つ子もいました。その子は、障がいのせいでトルコの学校に受け入れてもらえなかったそうです。

また、子どもたちの中にはトルコ語がうまく話せず学習進度についていけない、友達にいじめられるなどの問題もあるそうです。

 

このような問題がすぐに、また、完全に解決されることは非常に難しいと思いますが、彼らが毎日楽しく過ごせる日が一日も早く来てほしいです。

そして、私の教えた、たった30分の日本語ですが、子どもの時の楽しい思い出の1つになり、それをきっかけに、日本に興味を持ち、いつか日本に来てくれたら何よりの喜びです…!

最後に、今回学校の見学という貴重な機会を与えてくださった中野さん、ウサマさん、ありがとうございました。

また、ガズィアンテップを訪問して、子どもたちと触れ合いたいと心から思います。

 

 

 

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