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Piece of Syria(ピースオブシリア) | 【シリアからトルコへ。トルコからシリアへ】トルコ便り③(11/19追記あり)
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【シリアからトルコへ。トルコからシリアへ】トルコ便り③(11/19追記あり)

【シリアからトルコへ。トルコからシリアへ】トルコ便り③(11/19追記あり)

 

 
 
アッサラームアライクム。Piece of Syriaのへむりです。
「トルコに住むシリア人の声」の続きになる話を書いていきます。
 
 
  ● 難民は負担なのか?
  ● トルコから去りたいシリアの人たち
 
についてお伝えさせていただきます。
 
 
 
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 難民は負担なのか?
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「シリア人の立場を伝える場所が欲しかったんだ」
 
シリア人スタッフは、金曜日の夜に英語クラブに参加していて、
僕も一緒に行ったのですが、その帰り道、そんな気持ちを吐露しました。
 
 
難民という立場の肩身の狭さ。
 
「俺たちが払ってる社会保険料をお前達は払ってないんだろ?
 俺たちの税金を使って、ぬくぬくと暮らしやがって」
 
そんな声をかけられることもあると言います。
 
「だけど、俺たちは働いて、稼いだお金で生きている。
 それをトルコ人に伝える場がなくって、英語自体を忘れないようにするのもあるけど、
 想いを伝える場所でもあるんだ」と訴えます。
 
 
 
別の日、このシリア人の家にお邪魔させてもらい、さらに話を聞きました。
 
「そもそも、トルコの税金を使って生きているわけじゃなくて、
 国連やEUのお金でプロジェクトが動いて、俺たちがそこで働いてお金を得ている。
 
 そのお金を使って、家賃を払い、野菜を買い、バスに乗っているだけだ。
 
 300万人ものシリア難民による支払いは、トルコ経済にとって大きな恩恵だ。
 それがなくなってしまえば、大変なことになるんじゃないか?」
 
 
しかしながら、シリア人への蔑視の目は強くあると言います。
シリア人とわかって石を投げてくるトルコ人の男の子達もいるんだそうです。
でも、それは子ども達がわかってやっているわけではなく、
大人達が教えているからに他なりません。
 
 
 
 
 
 
 
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 シリアからトルコへ
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話を聞いたシリア人は、ラッカ出身です。
ラッカとは、IS(ダーイッシュ)が「首都」とした町で、その最後の抵抗戦の結果、
90%が破壊されたとさえ言われていて、
「復興させるよりも、新たに町を作った方が効率的だ」と聞くほどです。

 

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Family picture. Raqqa, close to national hospital of Raqqa. The last stronghold of Isis in Raqqa.

Afshin Ismaeliさん(@afshinismaeli)がシェアした投稿 –

 
 
 
 
(リンク先にラッカの写真が掲載されています) 
 
 
ダーイッシュは、支配下にある町の住民を「人間の盾」として、
町から逃さないようにしていました。

 

 
(空爆された際に「民間人の被害が出た」と非難されるようにする意図がある)

 

 
 
彼はラッカから逃れることができず、
唯一の逃げ道は、ダーイッシュと、交戦中のシリア軍双方のスナイパーが
銃を構えている場所を抜けることだったと言います。
 
「その道で、数多くの死体を見た」と言う彼が
ダーイシュ政権下で生きることよりも、その道を行くというのは、
どんな心境だったのでしょうか。
 
幸いなことに、彼と妻は、無事に決死の脱出を成功させました。
 
 
その後、西に移動し、イドリブ県から国境警察とコネを作り、
5000$を支払ってトルコまで逃げてきたとのことです。
 
 
 

 
(イスラム国がラッカで行なったことについては「ラッカは静かに虐殺されている」が一つかもしれません。
ただし、「ドキュメンタリー」とされていますが、
Amazonレビューにあるように、「政治色の強いプロパガンダの側面」が色濃く出ているので、
映画の主張には距離を置いて観ることを、個人的にはオススメしたいです。)

 

 

 

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 トルコからシリアへ
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トルコに住むシリア難民は、シリアに戻りたがらない、と書きました(トルコ便り①)

 

が、話を聞いていると、そうとは限らない、という側面も耳にします。

 

 

ラマダン明けのお祭り「イード」から5ヶ月間、
トルコ在住のシリア人は、シリアの家族の元に帰ることができるそうです。

 

もしイードから5ヶ月を過ぎてもトルコに帰ってこない場合、
トルコ政府発行のプロテクションカード(市民権ほどの恒久性はないが居住ができる)が没収になり、トルコに戻ってこれなくなります。

 

ですが、今年は5万人のシリア人が帰ってこないままだそうです。

 

(この話を聞いた時点では、2018年のイードから5ヶ月まであと数日残っていましたが、彼の話をそのまま書くと「帰ってきていない」とのことです)

 

(※追記 5ヶ月ではなく、3ヶ月だと教えてもらいました)

 

 

イードはお正月のような感じ。新しい服を買って着飾る子ども達(2009年シリア)

 

 

 

シリア〜トルコ国境は、4つの勢力が分断して管理しています(トルコ便り①)
その中に「トルコ政府支配地域」(アフリーン)があり、
トルコ政府としてはシリア難民をその地域へ送り出したい意図が見えます。

 

 

 

 

トルコ政府は、引っ越しする際は引っ越し費用を負担すると言っていて、
域内に設置された郵便局は、送金などもトルコ国内と変わらないレートで行なっているそうです。

 

 

 

とはいえ、まだ情勢がどうなるかわからない、
かつ「家も土地も仕事も全て捨ててきた」と話すシリア人が、
ようやく「生活のめどが立ってきた」場所を離れて、シリアに戻ることは、
かなりのリスクを伴います。

 

その全ての問題に対して、僕らができることは少ないですが、
一人の子どもの未来が開かれることが、シリアの未来を変える、という気持ちで、
地道ながら少しずつ活動を続けていきます。

 

・ネットでのご寄付

 

 

 

・銀行口座でのお振込

ゆうちょ口座 ピースオブシリア
       店名 408(ヨンゼロハチ)
       普通 4328753

 

※お手数ではございますが、報告書や報告会のご案内を送らせて頂きますので、
お振込みの場合は
 ・メッセージ、DM
 ・メール(piece.of.syria@gmail.com)
 ・問い合わせ(http://piece-of-syria.org/contact/
まで、ご一報くださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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