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Piece of Syria(ピースオブシリア) | 【国際協力NGOが教える社会課題の見つけ方】
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【国際協力NGOが教える社会課題の見つけ方】

【国際協力NGOが教える社会課題の見つけ方】

 

アッサラームアライクム!
Piece of Syriaのへむりです。

 

先日、エイズ孤児支援NGOのPLASのイベント【国際協力NGOが教える社会課題の見つけ方】
に参加してきました。
前回と同じく、「自分たちに置き換えたら」というテーマで振り返ってみたいと思います。

 

 

● エイズ孤児が取り巻く環境

 

両親、もしくは片親がAIDSで失った子ども。
世界で1650万人いると言われ、その83%はアフリカ。

 

子ども達は、親を失うことに加えて、「悪魔の子」と言われ差別を受けています。

 

また、片親の家庭である場合、仕事が不安定で、
教科書や筆記用具が買えなくて学校を辞めることもあるそうです。

 

また、AIDS孤児であることを理由に、公立の学校を断れるケースもあったそうです。
(今はなくなったとお話しされていました)

 

PLASでは、ケニアとウガンダ(それぞれ100万人のAIDS孤児がいる)で、
エイズ孤児のための学校建設、HIV母子感染予防の啓発、エイズ孤児家庭の自立支援などを行なってきました。

 

現在は、クラウドファンディングで、職業訓練の支援に挑戦されています。

 

 

 

ちなみに、僕が住んでいた当時、シリアではAIDSは統計上「無い」とされており、
シリアの居住ビザを取る際には、HIVの検査も必要で、僕も検査をしました。

 

余談ですが、日本は先進国で唯一、HIVが増加傾向にある国です。
なので、僕も検査する時に「ひょっとしたら」という気持ちがしました。
他人事とするには、あまりに身近な病気だと思います。

 

 

 

● 社会課題を見つけるには〇〇してみよう

 

PLAS代表の門田さんは、学生時代に受けた平和学の授業で関心を持った国際協力を、
実際自分の目で確かめるために、フィリピンのNGOにボランティアに申し込んだそうです。

 

その後、日本に帰ってからも、孤児、難民、災害支援などのボランティアに関わり、
大学院ではケニアにボランティアに行かれたそうです。
そこで出会ったエイズ孤児の現状を目の当たりにし、
「人生をかけて関わろうと決めた」そうです。

 

 

国際協力に関心があったものの、現場に行ったことがないときに
「まず、自分の目で確かめたい」と、大学生時代に僕も
フィリピン支援のNGOのスタディツアーに参加しました。
本で見たものとは全く違う「現実」がそこにありました。

 

仕事を辞めてフィリピンに再び訪れた後、青年海外協力隊としてシリアに行き、
シリアの美しさもさておきながら、シリアの人たちの人間力に魅了されました。

 

「まさかシリアが」というシリアの現状に見かねて動き出した時が、
僕にとって、「人生をかけて関わろうと決めた」瞬間でした。

 

 

国際協力に関わる人たちが多く言われる質問に、
「日本にも問題があるのに、どうして海外の問題に関わるんですか?」
というものがあるかと思います。

 

僕の答えは、
「社会問題を解決したいわけじゃなくて、大切な人を大切にしたいだけだから」です。

 

そして、僕と同じような立場の人たちも「関わっちゃったからね」と、話しているのをよく耳にします。
「関わっちゃった」のは、行動したからだと思います。
本ではなく、目の前に実際に出会い、目で、耳で、肌で、その人達の息吹を感じたからなんじゃないかな、と思います。

 

「大切な人を大切にする」という行動を、とおーくから見てる人から
「社会課題に取り組んでいる」って言われるんじゃないかな、って僕は思っています。

 

 

 

 

● 大人達は楽しんでいるか?

 

学生七人で団体を設立し、お金を集めて、日本人有志とウガンダに行き、
エイズ孤児が多く住む地域で、小学校の建設を始めました。

 

直面する山積みの問題は、対話を通じて驚くほど変化していったと言います。

 

 

一番変わったのは、地域の大人達。

 

法外なほどの賃金を要求していた大工達が、
「日本から俺たちの地元のためにやってくれてるんだ。俺たちの給与はタダでいい」と言ってくれたり、
「AIDSに関わる子ども達には住んで欲しくない」と脅迫を受けていた地元の人たちが、自分たちの学校という意識を持って運営してくれるようになったと言います。

 

「大人が変わらないと、子どもは変わらない」という言葉が印象的でした。

 

 

大阪時代に、僕も「大人が楽しくないと、子どもも楽しくない」というテーマで、
大人が面白いことをする集団を作ろう!と動いていました。

 

子ども達は、大人社会の鏡です。

 

「子どもの頃に、憧れた大人に、今の自分はなっているだろうか?」
という自分への問いかけは、心にグサグサきますが、目指して行きます。

 

 

 

● 「あげる支援」ではなく「つくる支援」

 

お金が欲しいから渡す、は「ニーズではない」と門田さんは言います。
それはきっと「WANTS」で、本当は自分たちでお金を稼ぎたいのでは?と。

 

また、実現したい社会像を持って行動することが、
社会課題に取り組む上で必要なことだと教えてもらいました。

 

 

僕たち【Piece of Syria】は、まだ「つくる支援」になりきれてないかもしれません。

 

シリア国内に入れず、支援している先を実際僕自身の目で見れていないからです。

 

しかし、「最も支援が必要な場所」ほどアクセスが限られているのもまた事実です。

 

シリアの状況は良くなりつつある、と聞きますが、日本人が入れない地域での活動です。
トルコに住む信頼できるシリア人コーディネーターと共に「つくる」という姿勢は、これからも大切にしていきたいと思っています。

 

 

今、皆さんと一緒に支援をしている幼稚園・学校に、
平和になった時に、一緒に訪れて、「僕らがどうしてシリアに惚れ込むのか」を
肌で感じてもらいたいと、心から思っています。

 

その「役割」を果たすために、僕たちが「つくる」ものをしっかりと考えていきますね!

 

 

 

<PLASさんが挑戦中のクラウドファンディング>

夫婦の共同財布の中からご支援させていただきました。
ちょうど100人目!

 

 

 

Piece of Syriaが伝えたい価値観。役割と葛藤。

 

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