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Piece of Syria(ピースオブシリア) | シリアの人が教えてくれた、今と昔のシリアの話
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シリアの人が教えてくれた、今と昔のシリアの話

シリアの人が教えてくれた、今と昔のシリアの話

 

 

アッサラームアライクム!

Piece of Syriaのへむりです。

 

 

先日、参加したBBQで、日本の新聞社の方とたまたまお会いしました。
僕の大阪時代の友人と、共通の友人で、Facebookで僕のことを知って下さっていて、
僕の顔を見て、声をかけて下さりました。

 

なんて狭い世界!!!

 

 

 

 

● 僕たちの知る昔のシリア

 

支社に行かせていただき、同僚のシリア人の方とお話をさせて頂きました。

 

2時間ちかく、ほぼノンストップ…。シリアの方と話すと話題は尽きません。

 

 

「シリアに住んだことがある」というだけで共通点が生まれることもありますし、
お会いした方もそうでしたが、シリアの人たちは総じて本当に聡明で、
僕のアラビア語力に合わせたアラビア語を話してくれることも一つの理由かなと思っています。

 

改めて、シリアという国が培って来た教養や文化を思い知ります。

 

 

 

 

「フスハー」というアラビア語の標準語(聖典クルアーンで使われている古来からの書き言葉)に、
シリアの「アンミーヤ」(方言・話し言葉)は近いです。

 

また、フスハーを街中で出会う人たちでも知っていることが多いため、
シリアはアラビア語学習者にとっては本当に良い国でした。

 

しかも、物価も安く、治安もいいです。
カフェで荷物を置いて、トイレに行こうが、盗られることはなく、
ポケットから財布が見えていたら、逆に注意されるくらいです。

 

 

ダマスカスにあるシーア派の聖地

 

 

また、今のニュースで言われるような「宗派争い」みたいなものは皆無。
昔もそうですが、戦争が始まってから出逢ったシリアの人たちに、
その話をすると、口を揃えて「全くなかったね」と言います。

 

そして、残念そうに、「今は、争いにはならないまでも、警戒しちゃう…」と。

 

 

世界最古のモスク「ウマイヤードモスク」

 

 

平和な頃のシリアを知ることは、戦争の悲しさに改めて気付く機会になると思います。

 

 

 

今年からはより活発に、講演活動や写真展などを実施して行きますので、

 

お声がけ、どうぞ宜しくお願い致します!

 

 

 

(先日も、2年前に講演をした関西の高校から、どうしても!と言っていただきました。

 

 昨年は、UAEにいたため、お断りさせて頂いたのですが、リピーター多いです!)

 

申し込みは、お問い合わせより承っております。

 

 

 

 

 

ホムスの教会。教会とモスクが隣り合う風景もシリアでは珍しくない

 

 

 

 

 

● 今、シリアは良くなりつつある

 

 

 

 

聞くと、シリア国内の状況は良くなりつつあるそうです。

 

 

 

毎年、イード(ラマダン明けのイスラム教の新年のようなもの)に帰国しているそうで、

 

一時期は水道が全く止まってしまったり、停電が長時間になっていたそうですが、

 

今は、首都ダマスカスに限って言えば、安定しているようです。

 

 

 

 


カシオン山から見たダマスカスの夜景。今はこの景色が観れる場所は通行禁止だそう

 

 

去年、僕が訪れたヨルダンの難民キャンプで「半数近くがシリアに帰ったよ」と、
(数字はちょっと怪しいまでも)シリアに帰る人たちが多くなったとは聞いていましたが、
そうした「難民」となった人たち以外の、
「移民」としてサウジなどの湾岸諸国で働いていた人たちもシリアに帰りつつあるそうです。

 

 

長引く戦争で、家などが無事かどうかが、帰国できる一つの基準になってしまうそうですが、
シリアに残る家族が「帰っておいで」と言えるまで状況は良くなるというのは嬉しい話です。

 

 

レバノンの八百屋さんに並ぶシリアの野菜

 

 

肉は高価でなかなか手に入らないまでも、野菜は安定的に供給できているようです。
僕が2016年に訪れたレバノンの八百屋では、「並んでる野菜のほとんだがシリア産だよ」と言われました。
本来、シリアは、野菜が豊富に採れた国でした。

 

 

自給率の高いシリア

 

 

長期化する難民生活、増大する難民人口は、受け入れている国も疲弊させている状況にあります。
また、ヨーロッパや湾岸諸国など、シリアを知らない人たちが「シリアより豊かだ」と考えがちな国にいても、
「シリアは天国のようだった」と、受け入れてくれた国に感謝を表現しつつも、シリアの豊かさを懐古するほど。

 

 

スウェーデンの難民申請には9ヶ国語で解説が。多くの国から難民が来ていることを物語る

 

 

まだトルコのクルド人との領土問題に端を発していると思われる、シリア侵攻により、
シリア北部は過酷な状況にありますが、首都を中心に落ち着きつつあるのが、今のシリアの状況だそうです。

 

 

※ 難民と移民
難民とは、紛争や人権侵害から住み慣れた故郷を追われ、逃げざるを得ない人びとのこと。(難民支援協会HPより)
移民とは、自由意志に基づき、平和的に生活の場を外国に移して移住する人のこと(ブリタニカ国際大百科事典より)

 

また、僕が難民の人たちを訪ねてヨーロッパを周っていると、
難民の定義である「戦乱、民族、宗教、思想、政治」を理由に国を出ているわけではないが、
経済困窮を理由に、自国を出てヨーロッパに向かう人たちとも多く出逢った(「経済難民」と言われる)。

 

 

子ども達に温もりを届けることができました

 

● 僕たちが活動を続けていくことの意味

 

シリアの状況は良くなりつつあります。
ですが、全ての場所ではありません。

 

 

私たちが支援をしている学校とその周辺地域では、今もなお、寒さに震えながら、
無給で先生たちが授業を続けざるを得ない環境にあります。

 

先日のクラウドファンディングで、皆様のおかげで、
学校2校と幼稚園が継続するための大きな力になりました。

 

ですが、この地域における状況の厳しさはむしろ厳しくなっており、
現地からは「どうか、これからも続けて欲しい」との連絡が来ております。

 

 

私たちの願いは、シリアに平和が再び訪れること。
そして、シリアの人たちの手で、それを実現するためのお手伝いをするのが、
僕たちの役割だと思っています。

 

豊かな文化に育まれたシリアの人たちの教育のため、
皆様と一緒にこれからも歩み続けられたら嬉しく思います。

 

 

こちらのサイトで、引き続き、支援を集めていますので、
是非、ご検討のほど、宜しくお願い致します。

 

 

私たちができることはきっとあります


 
 

 

 

 

 

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