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Piece of Syria(ピースオブシリア) | シリア人の優しさと現実
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シリア人の優しさと現実

シリア人の優しさと現実

アッサラームアライクム!ピースオブシリアの小林です。

トルコに来てシリア人に会って、会う人会う人本当に優しくてなんでここまでしてくれるんだろうと不思議でしかたのない毎日を送っています。
あるシリア人になんでこんなにしてくれるのかと聞くと、僕はシリア人だからねとサラッと言っていたのが印象的で、本当に自国に誇りをもっているんだなと感じました。

ウサマさんの心地良いお家に3日間もお世話になり、離れる時も、
あなたと過ごせて幸せだった。ここはあなたの家でもあるからいつでもおいで。と言ってくれて、初めて会った私にもそんなこと言ってくれるなんて、、、。
本当に幸せな気持ちをもらいました!

バスでの移動途中に出会ったあるシリア人は、後ろの席の乗客で、トルコ語が分からない私たちに休憩のたびに何分まで休憩だからと教えてくれて、サービスエリアではお茶を毎回当たり前のようにご馳走してくれて、家に泊まりにおいでとまで言ってくれました。

ある別のクルド系シリア人の子には、お家にも泊まらせてもらい、ご飯もご馳走になってばかりで申し訳なく、ある時、我先にお会計をしたつもりが後で全額返されてこんなことする必要ないよと言われました。次に泊まる時も絶対うちに来てね!と家族みんなが言ってくれます。

今までシリア体験談として聞いてきたことが実際に起こると、とまどいながらも彼らの優しさは本当に素晴らしいなとしみじみと感じます。

シャンルウルファ全体の夜景

シャンルウルファ全体の夜景

そんな中、シリア人が多くいるトルコの南シャンルウルファではこんな話しも聞きました。

◯シリアはアレッポから家族で4年前に避難してきて、今は医者になりたくて大学に通っている女の子。彼女は5人兄弟でその内4人は学校に通っているので学費がかかる。でも父親はいないので、その学費や生活費はここトルコで兄弟が働いている分やシリアのアレッポとダマスカスでカーショップを経営している親戚からの仕送りで生活している。
アレッポは、水や電気はないが人が全くいない訳ではないから働いてる人はいるんだと言っていました。

◯その彼女に連れていってもらった女性しか入れない美容院では、多くの女性がイード(ラマダン後のお祭り)のためにオシャレに髪の毛をセットしていました。
そこではクルド系シリア人の男性が働いていて、彼は働きながら学生もしていて、家族はみなシリアにいると。家族はここトルコに来るために国境付近でずっと待っている、でもどのくらい待ってるかなんて考えたくないよと笑って話してくれました。

◯その後、ある有名な観光地を見せてくれるために車で迎えに来てくれた彼女の親友の1人は、ラッカ出身で避難してきたが、彼の家族はシリアで銃撃されて亡くなってしまったと。1人になったけど僕には親友がいるから大丈夫だよ。その時は何て声をかけていいのか分からず、言葉が出てきませんでした。

「今いる場所で生きていくしかない。」
「今できることをするだけだ。」
「別に今のままでも良い。何も変えようがないんだから。」

普通に生活してるように見えるけど、みなそれぞれに事情があって、でもすぐには解決できる問題ではなくて。
では、私が彼ら1人1人に対して何ができるのかって考えると答えはでず、もどかしい限りです…。

でも実際にシリア人と会って話しをしてみると、聞いてた時とはまた感じ方が変わります。
安定した生活をシリアで過ごしてる時に、彼らも予期していなかったことが起こり、いつのまにか自国から避難しなければならない今の状態になっていたように、いつ私たちの身にも起こるか分からなくて、もし自分や自分の周りにいる家族・友達に同じことが起こったらと想像すると決して関係のない遠いことではないんだなと。
微力でも彼らのためにできることを探して行動していきたいと強く感じました。

以前いただいたウサマさんへの質問の答えは次回載せたいと思います!
もし、更に聞きたいことや疑問などありましたら、どうぞ遠慮なく質問して下さい!

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